柴田 博壽(税理士)- Q&A回答「住宅取得資金の非課税制度は直系尊属からの贈与に限られます。」 - 専門家プロファイル

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義理の親からの融資

マネー 住宅資金・住宅ローン 2017/09/03 13:45

これから中古住宅を購入します。
義理の親から合計1700万円の融資を受けることになりました。
この際、非課税枠で700万円、借入として1000万円と分けますが、
これらを私名義のローン口座に直接振り込んでもらうと、住宅取得資金に係る贈与税非課税制度から漏れてしまうのでしょうか?
義理親→妻→私の口座とリレーすればいいのか、それとも登記上の名義に妻の分(1700万円)も入れれば問題ないでしょうか?
よろしくご指導ください。

とらんきーろさん ( 東京都 / 男性 / 39歳 )

住宅取得資金の非課税制度は直系尊属からの贈与に限られます。

2017/09/04 09:50

とらんきーろさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
お答えします。
実は、住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度は、直系尊属(父母・祖父母等)からの贈与に適用される制度です。
また、入金口座を経由すればよいというものでもありません。
したがいまして(直系卑属である)配偶者が実の父母から贈与を受けて、住宅を購入すれば当然、この制度に該当するのですが、購入しなければ贈与税は非課税とはなりません。
さらに、とらんきーろさんご自身が、この資金を配偶者から贈与を受けた行為もまた贈与税の対象となります。(ただし、婚姻期間20年以上の人が、配偶者に住宅取得資金として贈与する金員、2千万円までは非課税の扱いとなっています。)
よって、配偶者が住宅取得資金の贈与を受け、住宅の一部を配偶者ご名義として取得し、贈与税の非課税制度を活用する方がより良い方法になるかと思います。
ご参考になれば幸いです。

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