既製品雑貨とハンドメイド雑貨の勘定科目
法人・ビジネス 会計・経理 2016/07/09 23:36現在ハンドメイドをメインに販売をしているのですが、
既製品雑貨を仕入れて販売したいと思っています。
質問1 雑貨の仕入れと材料費の仕入れを別に仕分けする場合、
雑貨の仕入・・・仕入 材料費・・・原材料 という風に分けたほうがよいでしょうか?
分けずに、仕入科目に統一したほうが良いでしょうか?
質問2 雑貨とハンドメイド品は「商品」科目として統一したほうがよいか?しないほうがよいか?
おすすめの方法もありましたら、ご教授頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。
Bambiceさん ( 埼玉県 / 女性 / 28歳 )
税務署では「記帳指導」を行っています。ご相談ください。
Bambiceさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
お答えします。
1、2ともに「原価計算」を行う必要があるかどうかにかかっています。
つまり、一定規模の企業においては、全体の儲けは、
◎販売(営業)上の手腕によるか、
◎製造工程によるコスト削減等の努力によるか
を分析しなければ、部門別の貢献度が測定できないという場合があるかと思います。
しかし個人営業、とりわけ使用人の数が僅少か、あるいは使用人がいないという場合は、その管理の必要がないのが一般的ですね。
したがいまして
【質問1】 製品も原材料も「仕入高」ということで十分ですね。
【質問2】 【1」のように「仕入高」です。販売目的の品を購入した際、「商品」という科目を使用した仕訳は起こさないのでは?
しかし、年末までに売れなかったものは、損益計算書において「期末棚卸高」として処理することになります。一方、それを資産として「貸借対照表」には、「商品」(完成品等)や「仕掛品」(未完成品)あるいは「原材料」(加工前の材料)とそれぞれ区分をして計上しますね。
なお、希望者には、税務署では無料で「記帳指導」を行っていますから、よろしかったら、相談なさってみてはいかがですか?
ご参考になれば幸いです。