柴田 博壽(税理士)- Q&A回答「貸金利息収入は、確定申告が必要な場合があります。」 - 専門家プロファイル

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シバタ ヒロヒサ
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借金を返済したとき・返済してもらったときの税処理

マネー 借金・債務整理 2015/06/22 23:48

700万円の借金をしたのですが、利子を含め全額721万円を一括で返済する予定です。このときに、返済する側、される側はどのような税処理をすればいいのでしょうか?わたしは借主なのですが、貸主からどうしたらいいか相談されました。よろしくお願いします。

あやこだにゃんさん ( 北海道 / 女性 / 40歳 )

貸金利息収入は、確定申告が必要な場合があります。

2015/06/26 09:05
( 5 .0)

あやこだにゃんさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
お答えします。
ご質問からは、あやこだにゃんさんのご職業が分かりません。
事業経営(不動産所得を含みます。)されていて、しかも当該借入資金を
事業のために使用された場合に限って利息相当分は、事業所得計算上
の必要経費となります。それ以外は、税務上、いかなる影響もありません。
一方、貸主が、法人の場合、利息収入は例外なく収益計上します。
貸主が個人の場合、やはり、所得として申告することになりますが貸金業
を行なっている場合と貸金を業としない場合では、所得の種類が異なって
きます。
もし、貸金業が本業であれば事業所得となりますが、それ以外の人は、全
て雑所得として確定申告をすることになります。
ただし、雑所得の場合、ご質問のように貸金利息が21万円だけで、他に
所得が全くないということであれば確定申告は、不要です。
給与所得者が他の20万円以上の所得がある場合には、確定申告をする
必要がある旨の規定となっています。
なお、間違いやすい点として、生計を一にする親族間の金銭の貸借に係る
利息金は、税務上、借主の必要経費になりませんし、貸主もまた確定申告
を要しないことを申し添えます。
   ご参考になれば幸いです。
   柴田博壽税理士事務所 
    e-mail : shibata-hirohisa@tkcnf.or.jp     
   http://shibata-zeirishi.tkcnf.com/pc/

評価・お礼

あやこだにゃん さん

2015/06/26 12:57

ありがとうございました。貸主も借主も個人や法人などによって処理の仕方がいろいろかわってくのですね。今回は貸主は個人で経営者、借主は給与所得者でした。ということで、回答にある「それ以外の人は雑所得として・・・ただし・・・」ということになりますね。勉強になりました。ありがとうございました。もしよろしければ、わたしがまた別に投稿したもうひとつの質問の、書類の書き方についても回答いただければ幸いです。

柴田 博壽

2015/06/26 13:44

あやこだにゃんさん 税理士の柴田です。
少しでもお役に立てて嬉しいです。
他のご質問もあるのですね。少々お待ちください。

柴田博壽税理士事務所 
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