松本 仁孝
マツモト ヨシタカ円満に離婚、難しいですか?
2011/07/02 15:22彼とは奇縁で知り合いました。
付き合い始め数カ月で同居をし、4年後に結婚それから結婚4年目をむかえました。
しかし波乱の結婚生活。
入籍をした翌々月にうつにかかり、それから何度か繰り返しました。2度目のうつが治り数ヵ月後、体調も良くなりふつうのくらしに戻ってから彼との離婚を考えるようになりました。結婚3年目にし、別居を決意し今に至ります。
何度と繰り返す主人を支える生活
病気のことをあまり知ろうとせず、病気との付き合い方やケアをしないという自立心のなさなどから、主人の良さよりもそちらが嫌になってしまいました。
私の価値観は少し変わっていると友人から言われたことがあるのですが、私にはあまり人に対して憎しみとか嫌悪感というものが人よりも少ないのかもしれません。長い間生活を共にし、楽しいときを過ごした彼は生涯のパートナーとしては考えられないのですが、大切な人なんです。
わたしは大嫌いにはなれない彼と憎しみあって離婚したくありません。
でも彼は私と離婚したくないと思っており、話し合いはいつまでたっても平行線です。
私も彼も30代なので再スタートを切るには早く決めたいを焦っています。
私の考え方はおかしいでしょうか。
円満に離婚というのはあり得ないのでしょうか。
説明が苦手なので、読みづらい点があったらすみません。
何かしらアドバイスを頂けたら幸いです。
補足
2011/07/02 15:22彼はもとの生活に戻りたいとまだ言っております。この先、どうしようか話し合っています。彼の提案で、お互いの条件(お互いに直してほしいところ、努力が必要なところ)を明らかにし、納得できたら期間を決めて生活してみる。そのあと離婚するかどうかを決定する、といった流れになるかもしれません。
私は無理だと思うのですが、それで彼があきらめてくれるのかもしれない と思ってもみます。
でも逆に期待を持たせてしまうとなると、しない方がよいのかもとも思います。
ロージーさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
円満に離婚をと、お考えの前に。
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はじめまして。
カウンセリングの手法を学び、
男性向けの離婚相談サービスを提供している、
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、
行政書士の松本です。
ご質問の文章を拝見していますと、
気づく点が多く見られました。
あなたが、うつ状態となり、その病状を繰り返すことで、
わかってきたことが主な原因になって、
離婚する方向へと一歩踏み込んだと感じています。
それは、あなたにとって、「普通の結婚生活」とは、
いったい、どのようなものなのかと、
お考えになるきっかけを与えられたような感覚になった。
「普通の結婚生活」を送っていきたいだけなのに、
それを許してくれない夫や夫を取り巻く生活環境に、
なじもうとすることが嫌になってしまった。
そのような心の動きを感じ取ることができます。
今現在、別居している原因は、
夫や夫の生活環境に巻き込まれたくないからだと思っています。
普通に日常生活を送っていくために、
選択肢が与えられたように感じられたので、
その一つの選択肢に飛びついたように選んだ結果が、
今現在の生活環境であるような気がしています。
あなたが「離婚」を、
人生における失敗であると解釈しているのであれば、
その解釈を改めなければならないようにも思えますし、
そもそも、あなたにとっての「普通の結婚生活」とは、
どのようなものなのかを、明確にされておく必要がある。
そのように思えてなりません。
皆が皆、憎しみ合って離婚していると思っているのであれば、
その思い違いも修正していただきたいと考えております。
早く離婚して再スタートしたい。
そのように感じて、焦り感があるようならば、
あなたは、もうすでに、うつ状態ではありません。
「普通」であることのむずかしさを感じている今こそ、
あなたの結婚観を思いっきりぶつけてみられればいい。
今までは、容易にできなかったかもしれませんが、
今のあなたになら、思いの丈を存分にぶつけることができる。
そうすることによって、何かに気づくことができ、
今後の展開や方向性が変わってくるように思っております。
少しでも、あなたのお役に立てていれば、幸いです。
「養育費等 男の離婚相談室」
http://www.soudanshitsu.info/
評価・お礼
ロージー さん
2011/07/07 10:41
うつ病であったのは主人です。結婚生活の半分くらいの期間、主人は症状が出ていて仕事を休んだり復帰したりを繰り返しました。それでも希望を持ち毎日明るく生活していったつもりでしたが、一度回復し復帰したときの彼の一言に意気消沈してしまったことがあります。
それは「自分が病気を克服できたのは。。。」と語りだしたときに、自分の必死に病気と闘ったというような話ばかりで実家の家族や友人の支えなどは一切伝わってこなかったのに非常に残念に思ってしまったことです。その際に、彼のことを敬ってお互い労りの気持ちを持って一緒に生きていくことが難しいのではないかと感じてしまいました。
ご丁寧にありがとうございました。