奥野 美代子(経営コンサルタント)- Q&A回答「ライフプランに合わせたキャッシュフロー表を作りましょう」 - 専門家プロファイル

奥野 美代子
クリニック&ショップ オープニングプランナー

奥野 美代子

オクノ ミヨコ
( 埼玉県 / 経営コンサルタント )
代表 中小企業診断士/CFP
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マンション2軒目検討、1軒目は、売却か賃貸か?

マネー 住宅資金・住宅ローン 2013/03/25 08:08

子どもが産まれ、今のマンションが手狭になってきたので、もう少し広いマンションに移りたいと考えています。
今のマンションは、購入価格が4880万、残債は800万程度ですが、すぐにでも完済できます。
簡易査定では、売却は5000万くらいで可能だとのこと。
賃貸の査定はしてもらっていませんが、JR山手線五反田駅と大崎駅から両方徒歩5分で2LDKということから、20万くらいでは貸し出せるのではと考えています。
次に購入したいのは、同エリアで、8000万程度。
当方、今年42歳、年収額面1400万、シングルファーザーです。
1軒目のマンションは、定年後の収入を考えるとキープした方が良いか、購入価格より高く売却できる可能性のある今売却したほうが良いか、悩んでおります。
アドバイス頂ければ幸いです。

からし12さん ( 東京都 / 男性 / 42歳 )

奥野 美代子 専門家

奥野 美代子
経営コンサルタント

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ライフプランに合わせたキャッシュフロー表を作りましょう

2013/03/25 09:12
( 4 .0)

ライフプランに合わせて夢を叶えるお手伝いをしていますFPの奥野美代子です。

ご希望の物件を全額ローンでの購入となると、適用金利は2年後の金利のため、大分高くなる可能性があります。返済の予定が大幅に狂うことも考えられます。例えば、8000万円を35年固定3%で借入すると、月返済額30万円となり、現在のローン+貯蓄額と同じで余裕のない家計になってしまいます。引渡が2年後とすると、すぐに現在のマンションを売ることを決めることもできません。

一度、キャッシュフロー表をしっかり作ってみることをお勧めします。現在の固定年収からすると家計費ももう少し見直しできそうですし、頭金も後2年間のボーナスと貯蓄でまとまった金額を準備することも可能です。

また、定年後、どちらのマンションに住みたいのかも大事なポイントです。もし、現在のマンションがご自分で住みたい環境・物件であるならば、維持された方がいいでしょう。賃貸にする予定があるのなら、住宅ローンの金利は経費として計上できるので、無理して完済する必要はありません。老後の資産として不動産投資を検討されている方も増えていますが、今まで住んでいた住宅を賃貸にして、新しく住宅ローンを使って自宅を購入された方が、住宅ローンの金利と住宅ローン控除が利用出来るので有利です。

今回のご相談は、住宅ローンのご相談というよりは、ライフプランに合わせたマネープランのご相談として、住宅ローンの検討だけでなく、今後の教育費や老後資金の準備も合わせたマネープランを作り、キャッシュフロー表を作って検討されることをお勧めします。

キャッシュフロー表の作成は,ライフプラン専門のFPまでご相談くださいませ。

評価・お礼

からし12 さん

2013/03/25 16:55

注意点など明確に書いてくださりありがとうございます。 参考になりました。

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