高齢猫、続く血尿
人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2010/05/29 02:13もうすぐ25歳になる老猫(オス)です。
2月頃はじめて、真っ赤な血尿が出たので
病院にて、血液検査
GPT111
BUN49.3
CRE2.8
で、中期の慢性腎不全と診断されました
今も5日に一度、皮下点滴治療を受けています
血尿の方は、抗生剤注射でも改善されず
エコーがない病院のため、レントゲンのみ撮影。
膀胱の中にうっすらと
ポップコーン状の7mm程度の白っぽい影があったため
過去にもあったので
「ストルバイト結石再発の疑いあり」の診断になりました
高齢で手術などの処置はできないため
ヒルズs/dによる食事療法を続けています
それでも週に何度かは赤い尿が1~2回つづくことがあります
食事療法を、これだけ続けてまだ血尿が出るということは
シュウ酸カルシウムか、腫瘍か
あとは単発で膀胱炎になっているか・・
色々と心配です
単に、腎臓病での血尿というのもあるのでしょうか
補足
2010/05/29 02:13血尿の様子は、出はじめから終わりまで鮮やかな赤です
時々、血餅が混ざることもあります
表立っては、食欲もあり元気にみえます
ta_koさん ( 奈良県 / 女性 / 37歳 )
続く血尿について
3,4カ月もの間抗生剤を飲んでも治らない血尿となると、単なる膀胱炎というのは考えにくいのかもしれません。
可能性としては、
1.おっしゃる通りシュウ酸カルシウムなどの医療食では溶けない種類の石
2.溶けるタイプの石だが腎臓や尿管、尿道などの溶かせない場所にある石
3.膀胱や腎臓などの腫瘍
4.何らかの免疫力が落ちるような基礎疾患(たとえば猫エイズや白血病など)があり、そのためただの膀胱炎でも治りにくくなっている。
このあたりが可能性として高いのではないでしょうか。
一番困るのが3ですので、これでないということをまずはっきりさせておくべきかもしれません。
4に関しては、すでに血液検査を十分されていれば、もう可能性として除外されているのかもしれませんので、主治医の先生に聞いてみるのがよいかもしれません。
すでに撮影されているかもしれませんが、現時点でのレントゲンを撮り、最初のレントゲンと比較して膀胱の石が小さくなっているかどうかを確認すべきかもしれません。
これでまだ石が写るようだと1の可能性が高くなってきます。
またこのときに、腎臓、尿管、尿道などの見つけにくい場所に小さな石がないかを再確認してもらうとよいのかもしれません。
この検査で2の可能性も否定されると、3の可能性も考慮しなければいけないということになります。
本当はエコーのほうがよいのかもしれませんが、高齢ですし、短時間で検査が終わるレントゲンで見つかるようだと負担は少なくてよいのではないでしょうか。
純粋な腎不全での血尿というのは基本的には少ないと思いますので、2,3の場合、こちらが先にある問題での腎数値の悪化も可能性として考えなければいけません。
年齢的に全身麻酔をかけての検査、治療が困難な状況でしょうから、できる検査なりには限りがあるかもしれません。
ただ、できる範囲での検査、できる範囲での治療で、完治が困難にしても、苦痛のない(あるいは少ない)生活を目指してあげるのも大事かと思います。
負担にならない範囲の追加検査、あるいはすでにある検査結果の洗い直しを検討されてはいかがでしょう。