倉田 友宏(歯科医師)- Q&A回答「抜歯について」 - 専門家プロファイル

倉田 友宏
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート

倉田 友宏

クラタ トモヒロ
( 長野県 / 歯科医師 )
倉田歯科医院 院長
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こんなことってありますか?

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2009/03/20 19:53

左の歯全体が痛くなり、多分かみ合わせだろうと治療を始めました。なかなか治らず、そのうちに、左上の前から4番目の歯の付け根部分が、鼻の下のあたりが痛くなり、レントゲンを撮ったら、歯が割れているといわれました。その後、神経治療を2,3回しましたが、良くならず、抜歯するしかないといわれ、抜歯しました。しかし何と抜歯した歯は割れていなかったのです。大事な歯を失ったショックと医者への不信感で、苦しんでいます。今度どうしたら良いでしょうか?

東京未季さん ( 東京都 / 女性 / 56歳 )

抜歯について

2009/03/22 10:54

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

歯を失う原因、『虫歯』と『歯周病』がありますが、実はこの『破折』というのもかなりの確率で起こります。
特に咬み合わせがしっかりしている方に多いですね。

痛みの原因が分かりにくく、折れてしまったものは回復することができないために、なかなか残すか抜歯するかの診断がつきにくいものでもあります。
担当の先生は、今までの経験からして、『割れている』と判断したのでしょう。実際にレントゲンを見たり、お口の中を拝見したわけではないのですが、文章を読む限りはそれほどおかしな判断ではないかと思います。

また、歯が割れているといっても、完全に割れていることはまれで、ほとんどは目に見えないほどのヒビであることが多いです。これは、ちょっと見た限りでは分かりません。
もし、先生が『割れていませんでした。私の判断が間違っていたようですね。』というのであれば、判断ミスですが、抜歯した歯を見てご自身で判断されたのであれば、ヒビであった可能性も高いですよ。

歯を残すことも大切ですが、炎症のある歯をいつまでも残しておくことで、周りの健康な歯も悪くしてしまうことがあります。
担当の先生に現在の気持ちをきちんと話して、今後の治療方針を話し合いましょう。不信感は話し合いで改善することがほとんどですからね。
もしそれでも改善しない場合は、他の医院で相談してみてもいいかと思います。

抜歯の基準

千葉県松戸市 歯科インプラントセンター

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