倉田 友宏(歯科医師)- Q&A回答「ガマ腫について」 - 専門家プロファイル

倉田 友宏
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート

倉田 友宏

クラタ トモヒロ
( 長野県 / 歯科医師 )
倉田歯科医院 院長
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娘がガマ腫の再発を繰り返します。

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2009/01/19 08:18

宜しくお願い致します。
小学5年生の娘ですが、昨年の10月にガマ腫ができました。
舌の裏側の付け根で、総合病院の口腔外科で一度切開しました。切開した穴に薬を詰める治療をしてきましたが、その間にも何度か再発しました。
これ以上の治療は、入院し大がかりな手術が必要なので、お勧めしません。大人になるまで待った方が良いのでは?と言われ治療を終了しました。
以前はすぐ潰れていたのですが、現在は、なかなか潰れず、舌の裏に舌があるような状態です。大きくなり食事をするのに不都合です。右顎からエラの中心辺りが腫れ、痛みもあるようです。
どうしたら良いでしょうか?

みゅーささん ( 佐賀県 / 女性 / 34歳 )

ガマ腫について

2009/01/20 12:44

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

ガマ腫の治療法として開窓術を選択されたのですね。ガマ腫の原因は『唾液腺から出た唾液が舌の下や頬の下に漏れてしまう』ために起こりますので、切開して唾液を出すことで腫れは引いていきます。しかし、漏れてしまう原因を除去したわけではないので、再発しやすいというデメリットもあります。

他の治療法としては、原因となっている唾液腺を取る手術を行ったり、OK-432という薬液を腫れている部位に注入する方法などがあります。(その他レーザー療法、凍結療法など)

どの手術も開窓術に比べると体への負担がかかるために担当の先生は考えていないようですが、日常生活に負担がでている現状を一度きちんと申告されてもいいと思います。

手術の負担よりも日常生活の負担の方が大きいのであれば、手術を選択すべきですから、よく相談なさってくださいね。

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
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