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藤原 文
フジワラ アヤ
(
東京都 / 行政書士
)
MAC行政書士事務所 代表行政書士
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「左側の顔だけ」で振られた男性
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2015-01-02 14:36
Sun Daze Long Drive / Claire L. Evans
「相手を理解し、受け入れること(またはそうしようとベストを尽くすこと)」
人と接するときの基本ですし、特に男女のお付き合いにおいては必要不可欠な要素です。
これは友人Y君の学生時代のお話です。
Y君は彼女を楽しませようとデートの度に彼の愛車で彼女をいろんなところへ連れていきました。
ところが付き合って半年が過ぎ、Y君は彼女に振られてしまいました。
彼女の言い分は・・・
「あなたはいつも運転ばかりで、私との会話は生返事。
この半年間で、お互いの理解が深まったとは思えない。
私が知っているのはあなたの左側の顔だけ。」(国産の右ハンドルでしたから)
笑い話のような理由ですが、彼女の気持ちが私には分かります。
Y君は彼女を想うあまり、デートを遂行することに集中してしまい、彼女とのコミュニケーションをおざなりにしてしまったのでした。
これでは本末転倒です。
「家族のためにと一生懸命働いていたのに、突然妻が家出して・・・」はこのパターンの延長線上にあるような気がします。
ちなみにY君、その後会話のリードがとても上手な女性と結婚し、今では2児のお父さんです