藤原 文
フジワラ アヤ変化する家族
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以下の6つの状態。あなたにとってどれが「家族」でどれが「家族でない」と感じますか?
1. 愛情の無くなった同居夫婦
2. 入籍していないが同居しているカップル
3. 同居しているが会話もない親子
4. ひんぱんに連絡をとりあう別居の夫婦
5. 毎朝挨拶し、毎晩一日の出来事を報告する亡き配偶者
6. 仕送りはしているが、行き来のない親子
先日開催された※Tokyo Step Project セミナー 「世界の再婚・ステップファミリー」での
柏木惠子先生の講演の一部です。
※Tokyo Step Project ・・・再婚やステップファミリーへの理解を通じて様々な形の家族の歩み(Step)を支援する東京都のプロジェクト
従来の「役割分担としての家族」は社会や個人の価値観の変化とともに変容しつつあります。
より「相互に愛情がある家族」を求めて移り変わっています。
「家族は崩壊しているのではなく、変化している」
とても印象的なフレーズでした。
離婚件数の増加に伴い、、再婚も増加の傾向を見せています。
ただ、「初婚で両親がいる核家族」を前提につくられている社会制度の中で
様々な問題も生じています。
再婚し、継親が実親の代役をすることによって核家族を再現しようとする「代替家族モデル」は当事者にストレスを生じさせます。
離婚・再婚を経た、新しい家族の形。「継続家族モデル」
より愛情に基づいた家族へ、子供たちの最大の利益のために、
今回はステップ・ファミリーについて学ぶことのできる有意義なセミナーでした。