藤原 文(行政書士)- コラム「そういう問題ですか」 - 専門家プロファイル

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フジワラ アヤ
( 東京都 / 行政書士 )
MAC行政書士事務所 代表行政書士
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そういう問題ですか

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2014-12-24 16:20

「70代男性。女性と結婚して子も持ちましたが、同性愛者です。


最近まで交際していて、別れた彼についての相談です。


私は元々、女性も愛せるのですが、老境に入って妻との性生活が疎遠になるにつれ、
若い男性への興味深まりました。


3年前に当時37歳だった独身男性と知り合い、付き合ってきました。


その彼に最近、40代の交際相手ができて、私から離れていきました。・・・続く」

それに対して回答者は

「映画『ベニスに死す』を思い出してしまいました・・・続く」

H25.7.29読売新聞人生案内に掲載されていたのですが、
疑問を感じてしまうところが・・

①「若い男性」ではなく「若い女性」だったら?妻・子がいる男性が新聞で堂々と失恋の辛さを語れるでしょうか。

②「性生活が疎遠になる→他の人と付き合う」こういう行動を皆がしたら大変なことになりませんか?

③「女性も愛せる」→妻を愛しているならこんなこと、こんな表現しませんよね。


性生活が疎遠になると他の人間の方が心に占める割合が高くなるような愛し方ですか?

もちろん、同性愛者を否定している訳ではありません。


また結婚しているのに他の人に心を奪われるのはおかしい!
と言っているわけではありません。


だだ、この文面に相談者の妻子に対する思いやりが感じられなかったのです。


私はこの記事を(多分悪気がないけど)妻子の存在をないがしろにして


同性愛にフォーカスされたものととらえました。回答者も含めて・・・

私がなぜこの記事が気になってしまったか?

常日頃、離婚業務で「悪気がないけど(だから罪悪感もなく)相手の存在をないがしろ」


をたくさん見てきてるからだと思います。

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