藤原 文(行政書士)- コラム「離婚の際にお勧めの保険」 - 専門家プロファイル

藤原 文
法律面・精神面・経済面の3つの視点からあなたをサポート

藤原 文

フジワラ アヤ
( 東京都 / 行政書士 )
MAC行政書士事務所 代表行政書士
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離婚の際にお勧めの保険

- good

2014-10-06 10:51

 

 

 

 

当事務所では離婚の際の公正証書の作成をサポートしています。

お子様がいる場合にはこれからかかる学費・生活費等を

ライフプラン表にしてご夫婦にお渡ししています


ライフプラン表には現在からお子様が学校を卒業するまでの

ご夫婦の年齢、お子様の学年・年齢、

それと1年毎にかかる学費・生活費を

試算したものが記入されています。

ご夫婦のみの話し合いでは「養育費の相場って月○○万位でしょ」

とか、「揉めたくないから月○○万でいい」と

安易に決めようとしていたケースも

お子様が中学生になったら


高校生になったら


大学生になったら


専門学校生になったら


・・とお話しさせていただくと

ご夫婦ともに

「今、勉強頑張ってるからなぁ」

「高校受験の前には塾代かかるよね」

「入学金や制服っていくらかかるんだろう」

「習い事は続けさせてあげたい」

とお子様への愛情が感じられる選択へ



支払期間も「普通は20歳でしょ」から

「大学に行きたいっていったら22歳までに」

支払金額も「塾の費用がかかる○○才には○○万円」

「大学は国公立なら○○万円・私立なら○○万円」と

そのご家庭オリジナルの公正証書が出来上がっていきます


その中でご主人から「子供のためにしっかり払っていきたいけれど、

私に万が一の事があったら、養育費の支払いはどうなりますか」

という質問。

そんな時私がお勧めしているのが「逓減定期保険」です。

定期保険は一律の保障額ですが、逓減定期保険は

保障額が期間の経過とともに減少する保険です。

なので保険料は定期保険よりも割安となります。

養育費は分割払いが一般的ですので、養育費支払い終了まで

未経過の養育費の総額は年々減っていきます。

なので養育費の残額と保障額が合うように設定します。

万が一の事があった場合には残りの養育費を

まとまって受け取ることができるようになります。

契約者・・妻、保険料支払者・・夫、受取人・・妻、というように設定

できるものもあるので、妻としても

「自分の知らないうちに保険が解約・変更されたらどうしよう」

と心配するリスクがありません。



夫婦としての最後の作業になるかもしれない

「公正証書の記載内容の取決め」


この作業が円満にいくことで「お子様の父親と母親」としての

新しい関係が信頼の上にスタートできるお手伝いが出来れば

嬉しいなぁと思っています





 

 



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