小谷田 仁(歯科医師)- Q&A回答「Re:反対咬合」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
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反対咬合

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2009/11/16 14:26

1才4ヶ月になる娘が反対咬合です。現在6本(上歯4本、下歯2本)まで生えている状態です。下顎を押すと何とか上下重なるくらいまでにはなります。普段の生活で気をつけることはありますか?
改善の余地はありますでしょうか?
尚、おしゃぶりは全く使用していません。また両親、親族に反対咬合の人はいません。

hideinaさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )

Re:反対咬合

2009/11/16 21:20
( 5 .0)

1才4ヶ月の時点の反対咬合は、発育の段階で一時的に起こる現象で、大人の歯が生える段階で、自然に治る可能性があります。
アメリカ矯正学会は、あなたのお子さんが7歳になったら矯正専門医に、矯正の相談をしてくださいと宣伝しています。
これは矯正治療を受けるためには、治療を受ける本人の矯正にたいする最低限の理解と自覚が必要であり、7歳ぐらいになれば矯正する意味が本人にも分かる様になるということでしょう。
したがって、大人の前歯が出る6歳ごろまで、余計な心配をしないで、伸び伸びと娘さんを育てて下さい。そして、親が心配するあまり、無用な心理的ストレスを娘さんに与えないようにして下さい。
また、3〜6歳で反対咬合の場合、下顎の成長を抑制する、チンキャップという頭にかけて下顎を後方に押す装置の使用を勧める歯科医もいますが、顔面の成長が著しいこの時期に頭や顎を押さえることは、かえって正常な頭顔面の発育に大きな害を与える可能性があります。矯正治療は、本人にとって大きな心理的ストレスになる可能性もあります。 したがって、あまり小さな内に、矯正を子供に強いることは、心理的な問題を生じる可能性が有ることを考慮すべきだということです。反対咬合は必ず治りましから、6〜7歳になったら、矯正歯科専門医に相談してあげて下さい。

こどもの矯正
 http://www.aoyama.or.jp/yahoo_kodomo.html(質問と回答)
受け口、反対交合、しゃくれ
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 http://www.koyata.com/chapter18_01.htm(専門医向け)
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評価・お礼

hideina さん

ありがとうございます。
すごく将来のことが気になり悩んでいましたが、先生のおっしゃるとおりに伸び伸びと育てたいと思います。
大変参考になりました。

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