及川 浩次郎(税理士)- Q&A回答「最初の仕訳と役員報酬について」 - 専門家プロファイル

及川 浩次郎
税理士として、FPとして、経営計画と生活設計を複合的にサポート

及川 浩次郎

オイカワ コウジロウ
( 神奈川県 / 税理士 )
株式会社スリーアローズ 代表取締役
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会社設立の手続きについて

法人・ビジネス 会社設立 2009/07/30 14:01

質問致します。

この度、100万円を出資(自分が出資し社長)して会社を作るため、今申請手続き中です。

申請にあたり作成した個人口座から、現在いくらかを準備費用的に引き出しています。

そこで、会社経理の最初の仕訳は、
設立日付で、
現金/資本金 100万円

法人口座を作った日に、個人口座の残額(例えば80万円)をすべて移したとして、その日付で、
預金/現金 80万円

以上で良いでしょうか?

また、社長給与はいつまでに決める必要があるのでしょうか?
ちなみに事業年度は3月末です。

以上ご回答よろしくお願い致します。

tanichigiさん ( 東京都 / 女性 / 45歳 )

最初の仕訳と役員報酬について

2009/07/30 14:27
( 5 .0)

 tanichigi様
 
 会社設立、おめでとうございます。
 会社の名刺などつくりはじめていくと、会社を作ったんだなぁと実感しますよね。

 さて、ご質問にお答えいたします。
 
 最初の仕訳については、OKです。
 準備費用は会社の経費にできますので、
 経費/現金 という仕訳をおきりください。
 (領収証を会社名で受け取るようにしてください)

 役員報酬については、
 一般的には会社を作ったその時から決まってなければならないです。
 しかし、中小企業の場合は、どのくらいの金額が妥当かというのはすぐにわからないので、
 12月までに決めればよろしいかと思います。
 なぜ、12月かというと、年末調整手続きがあるからです。
 
 ただし、源泉所得税の納付だけはお気を付け下さい。
 役員報酬に対する源泉所得税は、税務署に届け出を出していないときは、
 役員報酬を支給した翌月10日までに納付をしなければなりません。
 届け出を提出すると、年2回(1月と7月)の納付ですみます。
 届け出に関しては以下のページをご参考にしてください。
 
 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_12.htm
 
 この届け出以外にも会社をつくったときに提出しないといけない届け出がございますので
 お気を付け下さい。
 
 tanichigi様と会社の繁栄をお祈りいたします。
                                             

評価・お礼

tanichigi さん

わかりやすく教えていただき有難うございました。
源泉税所得税のことを気を付けて、報酬も決めてみたいと思います!

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