小日向 るり子(心理カウンセラー)- Q&A回答「原因がわかれば楽になります」 - 専門家プロファイル

小日向 るり子
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。

小日向 るり子

コヒナタ ルリコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
フィールマインド 代表カウンセラー
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電池切れのような倦怠感

心と体・医療健康 心と体の不調 2013/06/09 20:56

はじめまして。私は42歳の女性です。普通なら一番バリバリ働いてないといけない年頃ですが、体がとても疲れやすく、アルバイト生活でギリギリの生活をしています。私は24歳の時に卵巣膿腫で卵巣を部分摘出し、38歳の時に身体がついて行かず、調べてみるとホルモン量が少なすぎるとの事で、生理を止め(それまでも自力で生理は起こせなくて、薬で調整してました)ホルモン補充療法に切り替えました。
当時は精神的にショックでしたが、ほとんど乗り越えられました。でも それからも、体力がなく、そんなにバリバリ働いてないし、一人暮らしなので家事や子育てなんかもしてないのですが、休みの日などは動けないし、好きなはずのこともやる気が出ません。何かやろうと決めてもガクッとなって動けなくなるし、脳みそに膜が張ったみたいで、とにかく寝ていたい
見た目は元気なので周りの人間関係や家族関係も壊れてしまい、相談できる人もいません。婦人科では、ホルモンの補充はしているわけだから他の原因だからよその科に行きなさいと言われました。鬱かと思い精神科にも行きましたが、黙って話を聞いて薬を出されるだけで、正直 意味がないと思ってしまいます。
ネガティブな考えかもしれませんが、非生産的な私がこれ以上薬漬けになってもお金がかかるだけでなんの意味もないと思ってしまいます

補足

2013/06/11 20:09

卵巣の手術をした時に、片方だけの部分摘出手術の予定でしたが、全身麻酔の間に、もう片方も悪いからどうされますか、と両親に許可をとり、目覚めたら両方切られていました。「切っても何も変わらないから」の医者の説明を信じ、安心して手術しましたが今思えばどうしてもあの時切らなきゃいけなかったかもとても疑問です。引っ越してから紹介状を書いて貰い、見てもらった病院で不調を訴えても「女の人はみんなそうだよ」と相手にされず、どうもおかしいから、病院を変えたら、ホルモン量が60代女性の量しか出てなくて、部分摘出と聞いていたのに片方は全摘でした。手術後10年以上知らされませんでした。生理を止めるのがいやで、3日間泣きながら病院に「どうしても止めなきゃいけませんか」って訴えました。
辛抱強く話はきいてくださったのですが「あなたは普通の人より体力が無いことを自覚して生活レベルを下げなきゃいけない。こう言ってはなんだけど、女性として不幸ですね」と言われました。
なのにいま 体調不良を訴えても「薬を飲んでいるからそんなはずはありません」と言われる。結局 医者にとっては 患者なんて、ただの仕事材料でしかないらしいので、かなり身構えています

ラモーさん ( 岡山県 / 女性 / 42歳 )

小日向 るり子 専門家

小日向 るり子
心理カウンセラー

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原因がわかれば楽になります

2013/06/11 15:01
( 4 .0)

ラモーさんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。

まずラモーさんは、最後に書かれているように「非生産的」ではありません。アルバイトでも働いているということは、何等かの価値を社会に生み出しているということ。
むしろ、そのような辛い状況の中でも自立して生活されているのはとても素晴らしいことです。
おそらく現在の心身の状況が悲観的な考えを浮かばせてしまっていると思いますが、まずはご自分のことを「非生産的」と思わないでくださいね。

【そんなにバリバリ働いているわけでもなく、家事や子育てもないのにお休みの日は動けないしやる気が出ない】

というお悩み。まず、女性ホルモンの影響ではない、ということは診断がついたのですね。

精神科に行かれたとのことですが、その際に処方されたお薬は効果が感じられなかったということでしょうか。
それとも、診察した医師がラモーさんにとって信頼できなかったため、お薬は処方通りに飲む気がしないということでしょうか。

現在のラモーさんの状況は
「原因がわからないため、ますます気力が落ちている」
という状態なのではないかな、と思います。
ですので、まず
内科系の検査を一通りしてみましょう。リンパや内臓、血糖値等の異常で倦怠感がひどいという症状が出る場合があります。
そのうえで、異常がないようでしたら、病院を変えて心療内科・精神科を受診してください。精神科医療については、医師との信頼関係がその後の治癒に大きく影響を与えます。合わないと思われた病院は、やはり変えたほうがよいでしょう。

どんな理由にせよ、原因がわかればそれを完治させるまでの道のりが見えてきます。
道のりが見えれば、気分はそれだけでずっと楽になります。
今は動くことも億劫かもしれませんが、やりたいことを楽しくできる未来を手に入れるために、少しだけ頑張ってみてくださいね。

評価・お礼

ラモー さん

2013/06/11 20:39

ありがとうございます。精神科の先生は合うのか合わないのか全然わからなくて。ただ話を聞いて…あぁそうですか…で時間が来たら、お薬出しときます…みたいな。むなしいなぁと思いました。精神科も安くはありませんし、薬に頼らないと元気になれないっていう自分に嫌気がさしたのと、薬で健康的に元気になってるってより、人工的に興奮させられるって感覚が嫌なこと。それと 元気になったところで 何も変わらない、なんの問題解決にならない。「鬱なのかも」って思ってる自分が嫌で嫌でしょうがない って感じです

小日向 るり子

2013/06/12 14:31

評価と返信ありがとうございます。また、補足も読ませていただきました。
私も数年前、突発性の神経の病気で手と足の手術をしましたが、数ヵ月で再発。再発理由がわからないとのことで、総合病院の神経内科に1ヵ月近く入院し、アキレス腱近くの神経を取る検査手術をしました。が、結果原因不明。ただ、足の裏と手が常にしびれているという後遺症だけが残りました。これは一生治らないと思います。
その後、痺れている手足を受け入れられるようになるまで、精神的にとてもきつい数年を過ごしました。ですので、正直私も医者について、何も期待してはいません。

私は医療従事者ではありません。その上でのアドバイスです。

現在の精神科医療は、ほとんどのクリニックが対症療法で、その根本的なストレス要因を探ることはしません。眠れない→睡眠導入剤、落ち込む→抗うつ剤 等。
ですので、ラモーさんが行かれたクリニックの対応は「可もなく不可もなく」といったところだと思います。
しかし、そこを割り切ってしまえば精神科クリニックも、医師の態度も気にすることはないと思いますよ。
鬱状態は、本来出るべき脳内物質が何等かの理由で出にくくなっているという「状態」で、その症状を改善するものが薬です。普通の生活ができるようになってきたら、薬は自然と必要なくなります。覚せい剤や大麻といった「麻薬」のようにとらえられがちですが、成分も効果もまったく違います。

精神系の薬については、カウンセラーでも非常に意見がわかれるところではありますが、薬を飲まず倦怠感で動けないよりも「自分は今、一時的に薬の力を借りている」くらいの割り切った気持ちで飲んで、活動した方がより生産的な日々を送れると個人的には思います。

また、心理的に思い当たるふしがあり、吐き出したい、聞いて欲しい、といったお気持ちがおありでしたら、それはカウンセラーの方が適しています。
ラモーさんにとって最善の方法が見つかることを祈っています。

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