石井 府中(歯科医師)- コラム「ブラックマージンとは・・・?」 - 専門家プロファイル

石井 府中
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石井 府中

イシイ フチュウ
( 歯科医師 )
審美歯科ドクター
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ブラックマージンとは・・・?

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2023-08-09 19:00

昔治療したかぶせ物と歯ぐきの境の部分が黒くなって気になるという方が多くいらっしゃいます。

治療された時は、きれいなのに年月が経つと黒く目立つようになってしまう(これをブラックマージンと言います。)

その原因はいくつかあるのですが、まず1つはセラミックの歯の内側に立てた土台の金属の変色です。パラジウム合金など金属の材料が使用された被せものを着けると金属の色が黒く見えてしまいブラックマージンになってしまいます。


金属の種類によっては、長い時間が経つと劣化や変色により少しずつですが金属が溶け出して来ます。この金属の色が歯と歯ぐきの境目の黒ずみとなって表れてしまうのです。
その問題の解決策としては、変色の起こりにくい金属の使用や、金属ではなくグラスファイバーなどで作る土台が用いられています。

土台は直接見える部分ではありませんが、いつまでも美しい歯を保つために、大切な事の1つです。


また、経年的に歯ぐきが退縮することにより裏打ちで使われている金属材料が見えてきてしまうこともブラックマージンの原因の一つになります。最先端の歯科材料であるセラミックを用いてかぶせ物の再治療を行えば金属を使用することがなく歯ぐきのキワから自然な立ち上がりでかぶせ物を入れることもできるためブラックマージンをきれいに改善することができます。


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