
三森 敏明
ミツモリ トシアキ経営者からの精神的苦痛
暮らしと法律 民事家事・生活トラブル 2007/01/04 12:24美容室で店長をしているのですが、経営者が2年前の8月から経費の支払いを自分に頼るようになり、現在60万円以上になります。お店にはもう半年以上顔も出していません。他の経営もしておりまして会社に連絡を取ろうと思い電話をかけますがいっこうに出てくれません。お金を返さないのも無視し続ける事も嫌がらせです。昨年の六月に発作が来て精神科に行った所パニック障害と診断されました。以後不安定な精神状態になりました。今はお店の経営は黒字ですが、私を解雇にして他の知り合いに経営権を売却して譲渡しようとしています。昨年同じように姉妹店を売却しています。自分が相談したい事はお金を取り戻す事と精神的苦痛に対しての訴えと、何よりも経営権を買い取りたいです。
どう動くべきでしょうか?よろしくお願いします。
けんしろうさん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
事実を整理する必要があります。
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岡田さん、こんにちは。弁護士の三森敏明です。
事実関係が少し分かりにくいので、整理しましょう。
まず、店長ということですが、これは経営者から店長として雇用されているということですか、それとも雇用ではなく成果主義などのもとで経営を任されているのですか。岡田さんの契約が雇用契約である場合は、原則として経営者は簡単に岡田さんを解雇出来ません。お金を返してもらうことは、岡田さんと店長との約束が経費の立替えに過ぎない(つまり岡田さんが経費分を貸している)をいえるかどうか、また、その金額を証明出来るかどうか、という点にかかってきます。お店の経費の支払いを任されたいきさつがよく分かりません。精神的苦痛ですが、おそらく店長の行動と岡田の病気との相当因果関係が証明できるかどうか、にかかっていると思います。さらに、経営権の購入ということですが、これは店の経営方法と岡田さんの店との契約がどうなっているかがはっきりしないとお答えしようがありません。