三森 敏明(弁護士)- Q&A回答「別居して、本当に夫婦関係が修復不可能か考えてみましょう」 - 専門家プロファイル

三森 敏明
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ミツモリ トシアキ
( 弁護士 )
ヒューマンネットワーク三森法律事務所 所長弁護士
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性格の不一致で離婚を考えています

2010/07/28 12:26

結婚6年目になります。夫婦共働きで、子供はおりません。結婚して1~2年を過ぎた頃から、夫婦間で顕著な性格の不一致があり、今更かもしれませんが子供を授からなかったという事もあって離婚を考えています。

金銭感覚のズレや、それぞれ大事にするものを理解し合えない事、趣味が共有できない事、双方の両親の老後の事、夫の家事への考え方、などなど、あげればキリがありません。それぞれの根本的な価値観の問題ですし、この数年は言い争いも絶えないので、もはや修復不可能だと思っていますが、夫は世間体を考え離婚を嫌がっています。離婚へ向けての行動を、どのようにすすめたらよいでしょうか。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

All About ProFileさん

別居して、本当に夫婦関係が修復不可能か考えてみましょう

2010/07/28 22:35

 こんにちは、弁護士の三森敏明です。

 離婚については、いろいろな事情があって、最終的に決断されると思います。

 すでに、相当長い時間、離婚の是非について検討されたようですが、一度、別居して冷却時間をおくことにについてよく配偶者と相談してみましょう。
 そして、別居したら、別居生活のほうが心地よいと感じてしまったら、離婚したほうがよいのかもしれません。
 離婚については、協議離婚の話を行い、離婚について条件面等も含めて合意できないときは、家庭裁判所において調停を行って離婚について話し合うことになります。

 調停では、離婚意思の確認、財産分与、婚姻費用、年金分割や慰謝料の有無などについて話合われます。
 そして、調停での話し合いがうまくいかない場合には、離婚訴訟により離婚を求めることになります。

 なお、詳細については、地元の弁護士会などに相談されるとよいと思います。

 

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