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海外在住ネットショップ開業の税金等について
法人・ビジネス 独立開業 2016/03/03 16:22海外在住で、現地で仕入れた雑貨をネットショップで日本向けに販売しようと考えております。
海外から商品を直送すると送料が高くつくため、日本の協力者の元に在庫を一括で送り、発送業務を委託するつもりです。
その場合、日本在住の協力者は役所などに対し何か届け出等する必要はありますか？
また、協力者に対しては手数料として売り上げの一部を支払うつもりです。
この手数料に、日本の税金はかかってくるのでしょうか？
居住国で個人事業主登録をして、税金も居住国に収めるため、できれば日本へ納税することは避けたいのですが・・・
よろしくお願いいたします。
ilohasさん （ 神奈川県 / 女性 / 28歳 ）
日本の協力者に支払う手数料には所得税がかかります
こんにちはilohasさん。
海外から日本の協力者の方へ在庫を送って顧客に販売した場合に、協力者の方に届出義務と税金が発生するかというご質問ですね。
以下、順番にお答えします。
1. ご協力者が役所などに届け出等する必要があるか？
海外から日本国内に商品を送ると輸入と見なされ、税関へ申告を行う必要があります。
税関への申告時には、商品の検査を受けた後、関税などの税金を納付して輸入の許可を受けることになります。検査が必要かどうか、関税と消費税がどのくらい発生するかどうかは、商品の種類や輸入手続きによって決まります。
ilohasさんの場合は商品が雑貨なので特別な検査が適用されないかもしれませんが、事前に税関相談室（http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/sonota/9301_jr.htm）に確認を取っておいたほうが良いでしょう。
また、関税などの税金についても念のため税関（http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1402_jr.htm）に問い合わせされることをお勧めします。
2. ご協力者に手数料を支払うと日本の税金がかかるか？
ご協力者が得た手数料によって事業所得が発生したとみなされ、ご協力者は日本に所得税を納付することになります。この件は事前にご協力者の所轄税務所に確認を取っておいたほうが良いでしょう。
ilohasさんは日本への納税をできるだけ避けたいとのことですが、残念ながら関税と所得税は少なからず発生することになります。
ilohasさんのご活躍を心よりお祈り致しております。
