こんにちは、「パーフェクト・イングリッシュ・クラブ」のひとみ先生こと、神田ひとみです。

赤ちゃんから親子で楽しめる英語について書いてみたいと思います！

「うちの子、日本語もまだなのに。英語なんてもっと先の話でしょ？」
「赤ちゃんなのに、もうお勉強？」

ちょっと待ってください。英語って実はとっても馴染みやすくて、子どもを英語好きにするってカンタンな事なのです。しかも早ければ早いほど、後で効果がはっきりと出てきます。でもそれは「りんごはアップルよ！」と教えこむ事ではありません。

普段の生活の中に遊びの延長として英語がある。そうすると赤ちゃんの脳に英語特有のリズムやイントネーションが自然に入っていくのです。

脳科学の世界では3歳までの能力の高さが認められています。その後もどんどん成長を続けていきますが、感覚的（右脳的）な理解が得意なのはその頃までだそうです。私は１歳ぐらい～中学生の子ども達を見ていますが、この説の正しさを実感しています。1歳から始める子と５歳から始める子では、英語に対する反応の良さが違います。

「ええっ！じゃあ6歳まで何もしてないうちの子は、一生、英語ができないの？」

もちろんそんな事はありません。ただ3歳以降は、本人の持つ素質や努力に左右される部分が増えるかな、と感じています。

英語は周波数の幅が広く日本語には無い音が多くあります。英語はしゃべれないのに、英語の歌を正確な発音で歌える歌手の方。あれは音を聞き分ける良い耳があるからこそ。聞いて違いがわからなければ、発音するのも難しいですから。素質があるなしにかかわらず、誰もがその能力を持っているのが3歳前。だからそれまでに慣れておけば、英語の回路が比較的カンタンに出来あがるというわけです。

「じゃあ実際、何をすればいいわけ？」

とりあえず子ども向けの英語の歌を毎日聞かせてあげましょう。YouTubeで「英語　子ども　歌」や「children songs」などで検索すると、歌詞付きの歌がたくさん出てきますよ。

そしてできればお母さんもいっしょに歌ってください。赤ちゃんにとってのママはスーパーアイドル！ただの機械音よりも確実に興味をもって聞いてくれるでしょう。　

「え、でもわたし発音自信ないし…」

大丈夫です！赤ちゃんの心に届くママの生声を通して英語をたくさん聞かせてあげることが、その後の英語学習にもよい効果となって出てきますよ。ママもいっしょに英語をタップリ楽しんで下さいね。