青柳 仁子(ファイナンシャルプランナー)- コラム「【投資の疑問Q&A100】 Q11  72の法則って何?」 - 専門家プロファイル

青柳 仁子
30代働く女性のための投資コンシェルジュ

青柳 仁子

アオヤギ ヒトコ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
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【投資の疑問Q&A100】 Q11  72の法則って何?

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ゆっくりお金がたまる確かな方法 月々2万円でできる資産づくり 2010-11-11 20:02

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  HITO.CO株式会社 投資の疑問 Q&A100

 このコラムは、知っているようで知らない、
 聞きたくても誰に聞いたらいいかわからない、
  そんな疑問を集めて FP青柳がお答えするものです。

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 親愛なる皆様、こんばんは。
 
 すっかり秋も深まりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?


 さて、今回は、Q11 72に法則ってなに? という質問です。

 よく、証券会社などのセミナーで取り上げたりしますが、
 元本(預けたお金)を複利運用した場合に、
 2倍にするために必要な年数と利率を計算する方法です。

   元本を2倍にするために必要な年数=72/金利
   元本を2倍にするために必要な金利=72/年数

 つまり、100万円預けるとして、5%の金利が期待できるとします。
 その運用を続けた場合に、何年でで2倍になるのか?というとき、

 計算式は、72/金利 ですので、72/5=14.4年となります。
 14年と半年くらいで200万円になります。

 では次に、100万円を5年で2倍にする場合には、何%で運用すればよいのか、
 を知りたい場合で考えて見ます。

 計算式は、72/年数 72/5=14.4%となります。
 つまり、14.4%の複利で運用すれば、5年で200万円になりますよ、
 という目安になります。
 
 これは、将来設計の際に、運用を考える時のちょっとした試算として、とても便利です。
 
 では、今の銀行金利が0.1%ですから、この金利で2倍になるまでまったら?
 72/0.1=720 そうです、720年かかるわけですね。気が遠くなります。

 銀行金利で増やすつもりは無いと思いますか?
 しかし、かつては日本も銀行預金で6%の時代がありました。

 0金利が長引きすぎて当たり前になりつつありますが、実は異常なのです
 
 こうした時代であっても、適応しながらも、常識は常に疑って、
 しっかり自分の資産を築きましょう。

 
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