金井 高志(弁護士)- Q&A回答「ダブルワークの法律上の制約」 - 専門家プロファイル

金井 高志
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金井 高志

カナイ タカシ
( 弁護士 )
フランテック法律事務所 
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ダブルワークの制約について

法人・ビジネス 企業法務 2010/03/07 11:20

事情がありwワークを始めようと思ってます
面接に行った担当に次の事を言われました

? 社会保険に加入してる人は勤務は2ヶ月で25日以内
? 2ヶ月働いたら1ヶ月はお休みしてもらう事
? 契約は2ヶ月単位契約との事

          質問事項
イ そもそも法律で規定されてる事なのか、それとも
  派遣切り等の為の救済処置の時限立法みたいな事なのか   
ロ 私が面接に行った業者だけのルールなのか
  それとも社会保険者、全員に適用されるのか

ハ wワークを2社にした場合 通算として計算されるのか
  
ニ 日数規定だけで時間制約はあるのか

  専門的になりますが回答の方宜しくお願いします

ポチの家さん ( 千葉県 / 男性 / 41歳 )

ダブルワークの法律上の制約

2010/03/10 10:52
( 5 .0)

 ご質問にある「wワーク」とは、「副業」のことであると思われますが、副業に関する労働条件の法的規制は特にありません。面接の際に提示された条件は、その会社が設けている雇用条件と思われます。
 
 また、「wワークを2社にした場合、通算として計算されるのか」というご質問は、厚生年金保険についてのご質問と思われますが、厚生年金保険法では、臨時に使用される者で2カ月以内の期間を定めて使用される者については、厚生年金保険の適用が除外されることとされています(ただし、所定の期間を超え引き続き使用されるに至った場合には適用されます)。従いまして、提示された条件で勤務される場合には、厚生年金保険の通算の問題は生じません。おそらく、会社としては、社会保険の適用の有無を考慮したうえで、雇用条件を提示しているものと思われます。

 なお、副業をされるに際しては、ご質問者の方が現在勤務されている会社の就業規則を事前に確認しておくことが必要であるものと思われます。就業規則で副業が禁止されている場合、万一、副業をされていることが発覚したときには、懲戒処分を受ける可能性があります。
 

  フランテック法律事務所 金井高志 [[http://www.frantech.jp]]

評価・お礼

ポチの家 さん

回答ありがとうございました
Wワークの難しさがわかりました
ありがとうございまいした。

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