藤原 純子
フジワラ ジュンコやっぱり人は見た目が9割
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皆さん、ごきげんよう。
昔、「人は見た目が9割」(竹内一郎・著、新潮社、2005年)という本が話題になりましたね。そのもっと前は、「人は見た目で判断するな、中身が大事」という方が主流だったように思います。皆さんのお考えは如何でしょう。私は、やっぱり第一印象はとても大事だと思っています。メラビアンの法則によると、「相手の第一印象を判断する3つのポイント」としていちばん大きいものは視覚情報で55%を占めているそうです。
視覚情報とは、文字通り目に見える部分なので、服装・髪型などファッションの影響は小さくないということなのです。ちなみに、聴覚情報(話し方や口調)が38%で、言語情報(言葉)はたった7%。つまり、ちょっとお話が苦手でも、見た目さえちゃんとしておけば 半分以上の人は好印象に見てくれるというわけです。もちろん、さらに中身がともなっている人であれば、ファッションの効果はより一層発揮されることでしょう。皆さんもこれまでの経験で実感されたことはないでしょうか。
見た目が小ぎれいでファッショナブルなあの人は、お茶を飲んでいるだけでも立ち居振る舞いが美しく、どこかにお邪魔する時は手土産やプレゼントといった気遣いを忘れることがなく、誰からも尊敬されている。
対して、見た目に気を遣えていないあの人は周囲への気配りもどこへやら。そんなことを言うと、タマゴが先かニワトリが先かという話にもなりそうですが 中身がしっかりとした方は往々にして見た目も磨かれている場合が多そうですね。人がどちらに魅力を感じるかは言うまでもないですね。