装いは生き方そのもの
藤原 純子
フジワラ ジュンコ
(
福岡県 / ファッションコンサルタント
)
代表
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立ち止まるのはファッションの曲がり角?
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2019-02-05 12:00
皆さん、ごきげんよう。
長年、お客様と接していて気がついたことがあります。人がファッションについて見直しを考えるのは大体人生の節目ということ。
例えば、「40代になったら今まで着ていた服が似合わなくなってしまった」というご相談。これは35歳、40歳、45歳、50歳・・・と5の倍数に押し寄せる波のようで、ご相談の件数としてはとっても多いんです。本当は誕生日の前と後で クローゼットの服が似合わなくなるなんて極端なことは起こらないのですが、「誕生日だ」「年齢を重ねた」「人生の節目」と頭が勝手に理解してご自身の心のスイッチが変わるのです。
「40代なのに、今までのような若い服を着ていていいのかしら」「どんな服を着るべきなのか分からなくなった」と。これは、ファッションと人生が深くかかわっているからだと思います。
「こどもが家を出て自立したから」「結婚したから」「私これからどう生きていこう」「あんな人になりたい」「こう見られたい」と人生の節目に自分と向き合うにあたって、ファッションという要素は欠かせず、人の第一印象をきめるものとしても取り入れやすいのです。