藤原 純子
フジワラ ジュンコ欠点のない人なんていない!
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ごきげんよう。福岡在住のイメージコンサルタントの藤原純子です。
年齢を重ねると特に多いのが「太ってしまって洋服が似合わない」という声。これは本当に多いです。だけど、ぽっちゃりが気になる人でも実はほっそりしているパーツってあるのです。
それは3首。首と手首と足首、この3つのポイントは、誰でもほっそりしているのでここをみせてあげるだけでもすっきりとしたメリハリがつくんですね。そこを見せた上でどんな服が似合うのかは、一人ひとりの骨格やキャラクターにもよるので一概には言えないけれど、共通して言えるのは良いところを見せること!仕事着でもデート服でも女友達と会うときでも、TPO問わず使えるキーワードですのでお見知り置きを。
そうは言っても、何十年も自分のコンプレックスとばかり向き合ってきた人にとって、「いきなりチャームポイントって言われても3首以外が見つからない」なんて方もいるかもしれませんね。そういう人は、お友達と探し合いをしてみるのがおすすめですよ。グループレッスンするとよくわかることがあります。最初にご自分の短所を書き出してもらい、それは手元に持ったままで、次はグループ内の他の方にあなたの長所を書いてもらうのです。そうすると、あなたが短所だと捉えたところを、他の方は長所として書いてくれるのです。これって不思議なようだけど、ちゃんとした理由があります。
例えば、短所として挙げられるのが「顔が大きい」「胸が小さい」「脚が太い」「シミが気になる」だったとします。でも、他人から見たら、「笑顔が素敵」「姿勢がよくて凛としている」「堂々とした様子がかっこいい」「肌に透明感がある」など全体のバランスとしては長所に見えていたりするのです。自分の嫌いなところは もう毎日飽きるほど見続けているから細かいところまで目が届くものです。でも他人は、良くも悪くも他人のことをそんなにじっくりとは見ていません(笑)。
ましてやシミやホクロなんて小さいものに関しては、まったく気にしていないと言っても過言ではありません。もっと広い視野で、全体の印象をポジティブに捉えていたりするんですよね。もちろん「長所を探して」とお願いしているからという前提もありますよ。でも、そもそも自分と他人では見方が違うのです。
私たちがおしゃれにきれいに見られたいというときの対象は他人ですよね。だったら他人の視点からもらえる意見ってとても参考になりますよ。次にお友達と会うときはお互いの良いところを探し合ってみてくださいね。