こんにちは。MTKarchitectsの目時です。

最近は、戸建では和室よりも洋室が全体占める割合が増えてきています。雑誌などでも、洋室のコーディネートの情報はたくさんありますが、和室についでは以外と少ないですね。そーですね、以外と悩んでしまいます。

でも特別に「和室だから」という考えをもたずに、洋室の延長線で考えていけば良いのではないでしょうか？

まずはコーディネートとして、全体の統一感を造ることが重要です。それぞれのアイテムの色、素材感、雰囲気などなど。この統一感は、もしこの和室が続き間であれば、連続している室内との調和も考えたおいたほうが良いでしょう。その方が、襖もしくは扉を開けたとき閉鎖感を感じさせないと思いますよ。
それから、前者の建築家の方がおっしゃるように、高さにご注意！
高さがバラバラすると、空間に落ち着きがなくなり、視線が定まらず違和感を感じるようになります。なるべく低めに抑えるのがベターです。高いものを置かれるときは、塊に見えないようなものや色や素材に注意しましょう。高くて細めのものであれば、以外と室内の高さを強調してくれます。

もう一つ重要なのは、窓があれば窓廻りですね。従来は障子がほとんどですが、今は和紙素材のプリーツカーテンやスクリーン、以外と木製のブラインドっていうのも合いますよ。窓廻りは、目に入る面積が大きいのでここのコーディネートは重要です。

あとは、これは私の考え方なのですが、小さめのモノや少ない面積のもので、アイキャッチになるエッセンスがあるとシナジー効果で空間がより豊かになります。
それは色や素材で遊ぶのも良いでしょう。モノトーンな室内に小さな色があるという感じ…。それは、植物でも良いかもしれません。何か気持ち良いもの、好きなものなどを、テイストを合わせながら置いてみるのも良いと思います。

ご参考になれば幸いです。