マンションや一戸建ての完成時に、建物の仕上がり状態や、契約したとおりに出来上がっているかをチェックする内覧会があります。一般的に購入者自身でチェックできることは、傷や汚れがないか、キッチンや壁紙など指定したものに間違いがないかという程度しかないでしょう。
最近では、専門家に同行してもらい、建物の施工状態をプロの目でチェックしてもらう、いわゆる第三者チェックを利用する購入者も増えてきました。
当社でも「内覧会同行サービス」を行っておりますが、サービス内容としては以下のとおりです。

?施工不良がないか
?設計図面との照合
?オートレーザーなどの専用機器を使用しての施工精度の確認（壁、床の水平度測定）
?水漏れの有無
?ホルムアルデヒドの簡易測定
?天井裏、居室、床下の温度、湿度の異常な差がないか
?点検口からの目視確認（断熱材、ボルト、金物、筋違い、耐火仕様）等
?チェック事項・指摘事項を記載した報告書の提出
?５年間無料で相談できるアフターサービス保証付

チェック方法や項目は同行業者によってはまちまちで、専用機器を使用しない簡単な目視チェックだけの場合や、建築士や施工管理技士などの資格を持たない業者などもいますので、同行依頼する前に十分確認してください。

不具合箇所があった場合には、引渡しまでに補修してもらうことをお勧めいたします。入居してから工事することになると、非常に大変ですし、業者さんによっては対応が悪く、なかなか直してもらえないこともあります。専門家に同行してもらうことによって、補修交渉もスムーズに進むことがほとんどですので、利用する価値は十分あります。