◆主人は店舗勤務でして、その店の女性と不倫しています(現在の勤務先は不明)。

※不倫しているまたは不倫していた根拠を示す必要があります。


◆もちろん女性は主人が既婚、子供ありの事実を知っているうえで主人に言い寄りました。

※どちらから言い寄ったかはあまり影響しません。


◆二人で旅行に行きその後不倫関係になり、女性宅に帰宅していて半同棲状態だったこともあり、もう2年以上継続してます。

※旅行に行ったことを主張する場合、立証する証拠が必要になります。


◆主人は今は関係ないと言ってますが、確実に今もその女と会ってます。

※確実な根拠が必要です。


◆一年以上前に私は女にメール送り、女から会わない、連絡とらない。という約束をしてありましたが、その後も平然と会ってる始末です。

※現在も返信メールが残っているなら紛失破損の無いように保存しておいてください。


◆女は不貞は否定してますが、迷惑かけてすみません程度です。主人ははっきりとは認めずはぐらかしてました。

※これも状況証拠として使えそうですので保全しておいてください。


◆その後この女との関係がばれそうになり、別の女二人とも付き合ってます。現在は3股状態？で、本命から目をそらしてるつもりでしょうが、関係は続いてます。

※付き合っていると称する関係が不貞行為を含んでいるののであれば別の女二人にも慰謝料請求が可能です。


◆私はできれば離婚はしないほうがいいとは思ってますが、ここまで落ちぶれて建て直しできない状態にさせた本命女が許せません。なので離婚も覚悟で女に慰謝料請求しようと思ってます。

※離婚の有無に関わらず慰謝料を請求しきっちり回収することにより再発を最大限予防することができます。


◆本命女の情報としてあるもの(一部)半同棲状態だった証明できる手紙の写真(女の名前は記載なし)、女と会ってきた日にはいてた下着(月経中だったのか、血液がくっきり染みついてるもの)

※現物を確認する必要がありますが、しっかり保全しておいてください。


◆この現状で女に内容証明を送り、手紙の筆跡鑑定や、下着のDNA鑑定などのサンプル提出に応じさせることは可能なのでしょうか？

※筆跡鑑定やDNA鑑定をするより、現在も交際が続いているという証拠を入手した方が証拠としても有力ですし、費用も少なくて済むと思います。


◆裁判でも構いません。

※相手が応じなかった場合、裁判も視野に入れておくことは非常に大事なことです。


◆また、慰謝料としてどのくらいが妥当でしょうか？

※請求金額は３００万円でよいと思いますが、離婚しないなら１５０万円未満、離婚するなら１５０万以上になると思います。




【所見】

不貞行為の慰謝料を請求するには、不貞行為を裏付ける物証と複数の状況証拠、請求する相手の住所と氏名の情報が必要です。

証拠に関しては専門家に現物を確認してもらって証拠能力の有無を判断してもらってください。

手持ちの証拠で十分なのか、不十分なのかを判断してもらえると思います。