
青野 泰弘
アオノ ヤスヒロ収支バランスと繰り上げ返済について
マネー 家計・ライフプラン 2013/02/22 23:20家計診断をお願いします。妻は第一子を5月に出産予定です。2年弱の育休を取得予定です。第二子も希望しています。ただ、妻は体調の都合で、仕事に復帰後数年で退職することもありえます。その場合は、子供が小学校高学年になるまでは専業主婦か短時間のパート勤務を考えています。
(1)現在、住宅ローンの繰り上げ返済を100万ほどしたいと思っていますが、大丈夫でしょうか?
(2)現在の家計状況でいくと、育休中は赤字になってしまいます。今から削れるところは削りたいのでアドバイスをお願いします。
夫 33歳;会社員・480万(手取り・ボーナス込み)
妻 32歳;公務員・360万(手取り・ボーナス込み)
現在の貯蓄総額 750万
(内訳)
定期など 570万
夫の会社の持ち株会 120万ほど
ドル建て年金型養老保険 60万ほど
(老後資金の積立)
住宅ローン 3500万(H23年5月~35年)変動金利 現在1.175%
(毎月 101680円返済) 夫:妻=7:3の連帯債務
固定資産税 約105600円/年 ※今は新築減税で5万ほどの減額。
(住宅ローン控除から出金)
毎月の手取り 53万(夫30万・妻23万)
毎月の支出 40万
住宅ローン 101680円
電気・ガス 13000~30000円(冬は高くなる)
水道 5000円
電話・ネット 7000円
新聞 4000円
携帯(夫) 15000円(仕事の営業で自分の携帯を使用)
〃 (妻) 7000円
生命保険(夫) 20000円
県民共済(妻) 5000円
食費(外食込) 45000~50000円
交通費・車 25000円(夫の定期代13000円込)
医療 20000円(妊婦検診・その他妻の通院→出産後終了予定)
散髪(夫) 4200円
美容(妻) 2000円
衣服・日用品など30000~40000円
おこづかい(夫)50000円(昼食代込)
〃 (妻)20000円(妻の収入がなくなればゼロの予定)
貯金 12.5万円/月
(財形8万、レジャー用1万、冠婚葬祭用1.5万、
NHK・保険・車検などの年払い積立2万)
※財形とボーナスで年間200~250万貯金。
snoopy7さん ( 京都府 / 女性 / 31歳 )
まずは収支均衡から考えましょう
snoopy7様、はじめまして。
青野行政書士事務所の青野と申します。
5月のご出産を控えての今後の家計の取扱につき、ご回答いたします。
(1)現在、住宅ローンの繰り上げ返済を100万ほどしたいと思っていますが、大丈夫でしょうか?
→奥様の収入が今後なくなる事を考えると、今、早急に繰り上げ返済をして貯蓄を減らすことは、あまり得策とは考えられません。100万円繰り上げ返済して得られるメリット(返済金額の減少なら月3000円から4000円もしくは返済期間の短縮なら1年半程度)は、snoopy7様にとって、それ程大きいとは考えられません。むちろ(2)に絡めて、今の貯蓄はなるべく保持されたほうが良いと思います。
(2)現在の家計状況でいくと、育休中は赤字になってしまいます。今から削れるところは削りたいのでアドバイスをお願いします。
→詳細が分からないので、概略でのご回答となりますが、まずは生命保険、県民共済の見直しをされてはいかがでしょうか。また光熱費、特に電気ガスは冬場高くなるとはいえ、3万円は多いので、節電方法などを考えてみた方が良いと思います。
月10万円を減らすのは、並大抵ではないと思います。一旦すべてゼロベースで見て、本当に必要なのか(交通費や日用品)、余分な支払いになっていないか(携帯電話等)をチェックされてはと思います。
収支が均衡されて、かつ奥様が仕事に復帰され、余裕が出てきてから繰り上げ返済を考えても十分だと思います。
情報が少ないので、細かなアドバイスまでいたりませんが、ご不明な点等あれば、いつでもお気軽にご相談ください。
青野行政書士事務所
青野 泰弘
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