青野 泰弘(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「継続的なチェックが大切です」 - 専門家プロファイル

青野 泰弘
40代の方、必見!こんな時どうするを分かりやすく説明します。

青野 泰弘

アオノ ヤスヒロ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
青野行政書士事務所 
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積極的なポートフォリオ作成

マネー お金と資産の運用 2013/01/06 23:46

30歳 男

先進国株式 30%
新興国株式 20%
先進国リート 30%
先進国債券 20%
・すべてインデックス投信のみで作成
・年1回決算:再投資型
・No Load Fund
・Expense Ratio低め

全体の利回り 14.644%
全体のリスク 17.794%

株式の割合(%)=110ー(自分の年齢) で考え、
5年毎に株式の割合を減らし、債券を増やす(リート=株式とみなす)。

30年間 5万/月で積立。
年2回のボーナス時に20万づつ資金をプールし、スポット購入に充てる。

予備資金はMMFに。


上記設定は無謀でしょうか?
宜しくお願いいたします。

FECさん ( 東京都 / 男性 / 29歳 )

青野 泰弘 専門家

青野 泰弘
ファイナンシャルプランナー

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継続的なチェックが大切です

2013/01/07 21:56

FEC様 はじめまして

青野行政書士事務所の青野と申します。ポートフォリオに関する質問につき、ご回答いたします。

既にご自身でいろいろ勉強されていることと思いますし、基本的な考え方につきましては、あまり申し上げることはございません。

ところでFEC様はご結婚はされているのでしょうか?今後のライフイベントでどのようなものが発生しそうなのか分からない状態ですので、その点を配慮しない話となりますが、ご容赦ください。

年齢が30歳ということで、積極的なポートフォリオを組まれることは問題ないと思います。若干運用のブレがあったとしても取り返せる時間の余裕があります。ただし年金支給開始の65歳以降からは取り崩していく事も考えると、65歳での株式の比率は25%程度でも良いのではと考えます。

また40歳になったときには株式の比率が70%となりますが、40歳までは比率を維持しても良いのではと思います。せっかくの積極運用ですので、早くから比率を落とさなくても、十分な運用時間はあると思います。

先進国債券にかなりの信頼を置いていいるようですが、先進国債券というインデックスでは、為替変動を受ける資産ですので、安定運用先としてはあまりふさわしいとは言えないでしょう。安定運用とするなら、利回りは低いですが、やはりMMFになると思います。

それから円資産と外貨資産の区別をされていないようですが、(もしくはすべて外貨資産の運用をお考えかもしれませんが)カテゴリーとして円貨と外貨、ハイリスク商品とローリスク商品に分けて考えることも一考かと思います。

職場では確定拠出年金とかは導入されていないでしょうか?個人でも加入できるものがあります。再投資が非課税ですので、年金準備用には良い商品です。こちらもご検討されてはいかがでしょうか。

最後になりますが、大切なのは運用の見直しです。年月が経てばポートフォリオにもあちこちゆがみが出てきます。毎年自動的にポートフォリオ全体を一定に比率に戻すようにスイッチングすることもあれば、値下がりの大きい銘柄への比率を増やすこともあります。その時々に応じてポートフォリオの見直しを行ってください。こちらのほうが骨の折れる仕事かもしれません。

またご不明な点等があれば、お気軽にご質問ください。

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