
青野 泰弘
アオノ ヤスヒロ個人事業主がドイツ企業からの仕事を受ける際のビザ
キャリア・仕事 労働問題・仕事の法律 2012/11/06 22:52こんにちは。ドイツ企業からの仕事を持ちかけられているのですが、実現可能かどうか模索している状態です。アドバイスをお願いします。
当方は情報処理の業界で日本で個人事業主として働いています。以前から元請け企業の仕事でドイツに出張に行くことがあり、この度その現地企業から仕事のオファーを直接持ちかけられています。内容としては現地に暫く滞在しての仕事になりそうで、出張時のようなビザ不要短期滞在では足りなさそうです。
ドイツ領事館のホームページで確認したのですが、6か月のうち3か月超えた滞在があると、数か月入国不可能になるようです。期間リセットで3か月に一度程度の帰国は可能ですが、再入国不可能では逃げ道になりません・・・。
かといって現地企業に雇用されるのはメリットが出ないです。現地の所得税率が高く、また現地の社会保障は不要。また日本に妻子がいますので、日本の社会保障は外せません。現地企業より仕事を請け、それに対する費用をいただくと言ったいわゆる請負契約を取りたいです。
現状の仕事形態を維持しつつ現地企業からのオファーを受ける良い方法はないでしょうか?
補足
2012/11/06 22:52・相手企業担当者はビザや法律のことに詳しくなく、仕事はあるし依頼できるけど、実際はどうなんだろう?と私とどっこいどっこいな知識です。
・現地で法人を立ち上げられるほどの経済力は持ち合わせていません。
・期間としては1年~2年といった所です。
jou_zyさん ( 愛知県 / 男性 / 32歳 )
最初は出張ベースで始めてはいかがでしょうか。
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jou_zyさん
はじめまして。青野行政書士事務所の青野と申します。
私も以前、2年ほどドイツに滞在していたことがありますが、今では訪れる機会もなく、jou_zyさんをうらやましく思います。
さてお尋ねのビザの件ですが、2000年12月15日より、ドイツへの渡航については、事前のビザの取得は不要となっております。もし長期滞在となり、ビザが必要となれば労働許可および滞在ビザを申請することになります。
但し、今回のように期間が1年から2年と想定される場合なら、当初は3ヵ月毎に日本に帰国するなりして、様子を見られてはどうかと思います。仕事が想定より長期となり、ベースもドイツに置く必要がでてきそうであれば、労働許可および滞在ビザの申請を正式にされてはいかがでしょうか。
ご質問の中にありましたドイツ領事館のHPの件ですが、シェンゲンビザの事と思います。日本はEU各国とビザの相互免除をしており、シェンゲンビザを申請する必要はありません。従いまして6ヶ月間に90日という規定は適用されません。
お仕事が上手くいくといいですね。
是非、がんばってください。
ご不明な点があれば
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