鈴木 安希子(メンタルヘルスコンサルタント)- Q&A回答「まずは医療機関を受診しましょう」 - 専門家プロファイル

鈴木 安希子
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鈴木 安希子

スズキ アキコ
( 東京都 / メンタルヘルスコンサルタント )
安希カウンセリング事務所 代表
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生活を立て直したいのですが、どうしたら良いのかわかりません

心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2011/08/20 11:21

41歳女性、いるかんと申します。

現在、原因はかなり複雑に絡み合ってしまっていて、どこから解決するべきか悩んでいますが、
もっとも生活に影響を及ぼしていることは、仕事を終えて帰宅すると、夕食を作って子ども達に食べさせた時点で気力が全くなくなってしまうことです。

この状態はGWが終わる頃から続いており、自分自身が夕食を食べ終え、子どもたちが食べ終わるのを待っている間に力尽き、そのまま横になってしまいます。
夕食の後かたづけ、洗濯、翌日の準備など、いっさいできません。時刻は21時頃です。
かろうじて、下の子の髪の毛を洗ってあげることくらいで、ひどい時はそれもできません。

お風呂に入れる時、入れないけど寝室には移動できるとき、それすらできずにリビングで朝まで寝ている時とあり、割合は後者に行くほど高くなります。

そんな状態なので、朝も6時に起きるのが精いっぱいで、そこから夕食の片づけが始まるので、親子ともどもドタバタと家を出る毎日です。職場にも毎日遅刻です。
何もしていない親を目の前にして、子どもたちも片付けなどできなくなってきています。毎朝、どなり散らして送りだしています。正直、虐待の域に入っていると思う罵声を浴びせています。

ここ3年ほど、6月から9月くらいは、気分が落ち込んでいたので、その頃はホルモンバランスによるうつ症状かと考えていました。ただ、更年期障害というには、精神不安定以外の症状は生理不順程度です。
7月中旬ころから、職場でも1つのことに集中できなくなり始めてきました。その頃には職場でも物事を悪い方向に考えるようになり、涙が出るまで落ち込んでしまいます。

こうなった原因として考えられることは、私自身の元々のだらしない性格、更年期障害(未受診)、夫です。

なんとか生活を立て直さなければならないのですが、どこから手をつけたら良いのでしょうか?
病院に行くなら、婦人科でしょうか?精神科でしょうか? 病院ではないカウンセラーを訪ねるべきでしょうか?

話があっちこっち飛んでしまってすみません。1度目の質問に回答がつかなかったため、これでも頭を整理したつもりです。よろしくお願いいたします。

補足

2011/08/20 11:21

41歳の既婚女性。結婚10年。小学生の子どもが2人(下校後は19時まで学童保育所)。
私自身、フルタイムで勤務。仕事は楽しい。職場では集中力もあり、苦でなく仕事ができていました。

夫への不満:
結婚当初から「話し合い」ができない人でしたので、家事、育児について夫婦で統一した見解も決まりませんでした。毎日が夜勤のため(それは言い訳でセックスレスを許せなかったのが直接の原因で)帰宅しなくなり、そのまま7年以上が経過しています。
帰ってきたところで、家事の手伝いどころか、子どもの相手もほとんどしません。それでも本人は「仕事が忙しくキツイ割には、家のことをやっている」と考えています。
7月末には、数年ぶりの取っ組み合いの喧嘩をしました。その際、私を何もできない妻と見ていたことが解りました。その後も話し合いはなく、夫は、何もなかったかのように振舞うだけです。

いるかんさん ( 埼玉県 / 女性 / 41歳 )

鈴木 安希子 専門家

鈴木 安希子
メンタルヘルスコンサルタント

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まずは医療機関を受診しましょう

2011/08/21 23:03
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はじめまして、安希カウンセリング事務所の鈴木と申します。
出張しており、いるかんさんの1回目の質問にお応えできず、失礼致しました。

いるかんさんは、身体や心理状況が苦しいばかりでなく、
ご主人との関係にも疲れ果ててしまっているのですね。
辛さが伝わってきました。

私には、いるかんさんは、何事も一生懸命取り組みたい気持ちが高い、
まじめな方という印象があります。
しかし、現状がうまくいかないことことで、
苦しみが大きくなっているように思います。

鬱的な症状が強い点では、文面から判断すると、
性格の問題などではなく、何らかの疾患(病気)を疑うべきだと考えます。

病気の場合、医療的処置や治療を受けなければ改善しないばかりか、
より悪化する可能性もあります。

ご自身もおっしゃるように、更年期障害から確かめてみられることをお勧めします。

更年期障害を診療する科目は、婦人科になります。
また、更年期外来をもうけている病医院もありますので、
まず、そちらをお訪ねになることをお勧めします。

そして、もし更年期障害でないということであれば、
その婦人科の担当医が他の病気の可能性を示唆してくれるはずです。

「更年期でないなら何かを受診したらいいか、教えてください」と尋ねれば、
担当医は、他のどの診療科目を受診したらいいかの相談にのってくれるはずです。

また、その該当する科目の先生宛てに、紹介状を書いてもらうこともできます。

医療を受診し、治療をした上で、
他の悩みが気になるようでしたら、
(ご主人のことや、ご自身の心理的負担や悩みなど)
その時には、心理カウンセリングや心理療法などを
医療とは別に受けることも考えられればと思います。

いるかんさんの心と身体が、1日も早く、
元気を取り戻されることを心からお祈り申し上げます。

評価・お礼

いるかん さん

2011/08/22 22:34

お忙しい中、回答をお寄せいただき、ありがとうございました。

やはりまずは婦人科にいくべきですね。
昨日は、精神的に落ち着いており、冷静に考えることができました。
また気力もあったため、子ども部屋を片づけることができました。

それなのに、不思議ですね、何が原因か、今日はまた非常に落ち込んでおり、
職場でも、雑談がうまくできませんでした。

家事だけでなく、仕事にもかなり支障が出てきているので、
今度の週末にでも行ってみようと思います。

ありがとうございました。

鈴木 安希子

2011/08/23 13:28

返信をありがとうございます。

ホルモンや神経伝達物質のバランスの乱れによる何らかの病気があるとすると、

いくら気持ちや意志の力で、自分の行動を変えようと思っても、
身体や心が弱っていて、コントロールが利かない状態なので、
よりいっそう辛い状況になってしまいます。

まずは、ご自身の心と身体の回復を最優先になさってください。

それまでは、「できない自分」を許してあげることが大切だと思います。

病状が分かったら、ご主人やお子様にも説明して、理解や協力を求められると良いですね。

そして、心と身体が回復した後に、
ゆっくりと、生活の立て直しやご家族とのコミュニケーションの改善を考えられても
遅くはないと思います。

必ず、回復する日はやってきます。
焦らず、ゆっくり、少しずつ、取り組んで頂ければと思います。

影ながら応援させて頂きます。

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