鈴木 安希子(メンタルヘルスコンサルタント)- Q&A回答「スキルアップなら、リハーサルと出来事を分ける練習を」 - 専門家プロファイル

鈴木 安希子
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鈴木 安希子

スズキ アキコ
( 東京都 / メンタルヘルスコンサルタント )
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病院に受診する時について

心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2011/02/23 23:25

広汎性発達障害と軽度知的障害を持つ23才男です。
特に精神科に受診する時に、口で説明しようとするのですが、頭で考えてることと、口で言うことが違うことを言っている事がありますので紙に書いて工夫をしますが、日頃からできる訓練や日記みたいなことはありますか。教えてください。受診する際目安になるものはありますか。子供の頃は作文が苦手でした。よろしくお願い致します。

tk22217725さん ( 愛知県 / 男性 / 23歳 )

鈴木 安希子 専門家

鈴木 安希子
メンタルヘルスコンサルタント

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スキルアップなら、リハーサルと出来事を分ける練習を

2011/02/25 16:50
( 5 .0)

紙で書いて工夫されているということ、
これは、頭の整理にとても良いことです。
是非、続けられてください。

そして、もし口頭での説明に自信がないなら、

先生と会話を始める時に、
「頭で考えていることと、口で言うことが違ってしまうことがあるので、
 ポイントをメモしてきました。先生にも見てもらいながら、話しを聴いてください」といって、

伝えたいこと・聴きたいことなど、ポイントだけを箇条書きしたメモを
先に、先生に渡してしまう方法もあります。
そうすれば、治療に必要な質問を先生の方からしてくださるので、
tk22217725さんは、それに答えるだけで、受診には問題ないかと思います。

また質問されたことの答えがわからない時には、
「わかりません」と率直に伝えてよいのです。


ご自身のスキルアップのための日常的な訓練としては、

1. リハーサル練習をする

   ・言いたいことをメモで準備します。

   ・ 誰も座っていないイスや座布団を用意して、
    そこに先生が座っていることをイメージします。

   ・ 自分は、そこに向き合って座り、用意したメモにあることを
    先生に話すつもりで語りかけます。

   ・ うまくいかなかったところは、メモを直したり、何度か言い直したりして
     練習を重ねます。



2. ひとつの出来事を分けて考える練習をする

ひとつの出来事に関して、以下の4つにわけて、短い文を作る練習をすることです。

1) 出来事を書く(いつ・どこで・だれと・どんなことがあった)

2) 出来事が起きて、どんな考えが浮かんだかを書く
(まずい。嫌われてしまうんじゃないか。この人は怒ってるかもしれない。どうしよう。…など)

3) その時、どんな気持ちになったかの感情を書く
(うれしい。悲しい。ムカついた。モヤモヤする…など)

4) 自分のとった行動を書く
  (固まってしまった。とっさに逃げ出した。NOと言えなかった…など)


 上記の方法で、日記のように書いて、まとめる練習をしてはいかがでしょう。
はじめのうちは、考えと感情が良くわからないかもしれませんが、
慣れてくると、だんだんコツがわかってくると思います。

評価・お礼

tk22217725 さん

2011/02/25 22:51

親切に細かいことまでありがとうございました。書いて頂いた方法を実践してみたいと思います。また、よろしくお願い致します。

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