高校卒業後の進路について
人生・ライフスタイル 海外留学・外国文化 2015/02/12 00:34僕は普通科高校に通っていて、現在高校2年生です。文系です。日本ではなくはカナダで生活したいです。なぜカナダなのかというと、僕はゲイです。だから日本よりもゲイに寛容で、堂々と暮らすことの出来るカナダがいいのです。このまま日本で生活していくのは苦しいです。ゲイだと自覚したときからこの考えは変わらないので、絶対に実現してみせます。今は英語が話せないし、向こうで仕事ができるほどの特別な技術も何もないのですが、自分なりに高校卒業後の進路を考えました。
1、進学せず、バイトで資金を貯めワーキングホリデーを利用し語学学校に通いその後バイトをする。もしくはポストグラデュエイトビザの与えられる学校で語学、技術を学び、仕事をする。
2、大学(私立文系)に進学し、1年ほど休学して、資金を貯めてからワーキングホリデーを利用する。
3、外国で就職するには何か使える技術がないと難しいと聞いたので専門学校(どのような専門学校がいいのか分からない)卒業後 就職又はバイトで資金を貯めワーキングホリデーを利用する。
2の場合、家に経済的な余裕がなく、親からの協力は無理なので、奨学金とバイトで学費と生活費は賄い、ワーキングホリデーで向こうでかかる費用は休学して貯めたいと思っています。しかし、大学は相当な費用がかかるし、奨学金も返済しないといけないし、大学に行くことがカナダで仕事することに繋がるのかが分からなくて、悩んでます。(日本の企業に就職するなら大学には行くだろうと思います。)
この3つならどれが良いのでしょうか?また最善ではなくても意見を聞きたいです。色々な方からの厳しい意見を聞き、自分が納得のいく進路を実現させたいです。
@810kinyoubiさん ( 埼玉県 / 男性 / 17歳 )
バンクーバーは合法的に同姓婚が可能です。
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こんにちは
カナダ留学専門家、カナダジャーナルの末永と申します。
現在のご自身の状況を元にカナダに留学なさるのは私も賛成です。 私はバンクーバー在住14年になりますが、10年以上面識のある長期滞在している男性のうち、ほぼ半数に当たる方がゲイです。なかには現地でパートナーを見つけ、独立してビジネスをなさっている方もおられます。
みなさん日本での生活を窮屈に感じ、カナダに移民した方ばかりです。
こちらでは若いアジア人、特に日本人には評判がよいので、きっと日本よりももっと自分自身を偽らずに堂々と暮らしてゆくことが出来ると思いますよ。
奨学金で留学をすることはそれほど容易ではありませんし、そもそも日本の奨学金は借金の場合もございますので、まずはご自身で留学資金をご準備なさることをおススメします。
現在のご予算に応じて、ご提案できるアドバイスは変わりますが、まったくご予算がない状態でも、ワーキングホリデーの制度を有効に用いて留学することは可能です。 ご自身の将来的な目標、ご予算などにより、どの選択肢が最適かは判断が分かれると思いますが、もし日本に帰国して他の方と同じ新卒採用で企業に勤めたい、とお考えではないのでしたら、日本で大学に通う選択肢ははずしてしまってもよいかもしれません。
参考にして頂けますと幸いです。
カナダジャーナル
末永
評価・お礼
@810kinyoubi さん
2015/02/12 19:21末永さま、素晴らしい意見をありがとうございます。自分と同じゲイの方の話を聞くことができとても嬉しいと共にカナダに移民したいという気持ちが強くなりました。やはり学ぶために大学へ進学したのに、金銭的に余裕がないために学業を疎かにしてしまう事は避けたいと思っていますし、日本で新卒採用で企業に勤めたいとも思っていません。末永さまにもう少しお話を伺うことは可能でしょうか?
末永 真一
2015/02/13 02:29
はい、お気軽にご相談ください。 (私自身はゲイではありませんが。。)
ルールには原則と建前がありますが、現実はそれと異なる場合もございます。
まったく英語ができず、スキルがない方が多数移民したケース、一般論ではとても不可能と思われる
が就労、移民、企業をしたケースなど、狭い日系社会で生活をしておりますとよく耳にします。
もちろんその背景には失敗したその他多数の方々のケースもございます。
10名のうち1名がうまくいくレベルの割合でしょう。 確かに厳しい道です。
人生の指針として、
・決められたレール、世間一般で正解と日本で思われている人生
・自分のしたいことを自分で決める人生
もし前者を選ぶ場合は留学はせずに日本に滞在なさったほうがよいでしょう。 後者の場合は留学は今後の将来の様々な選択肢を与えてくれるよい機会です。
どうしてもカナダに移民したい、と言う思いを持ち、仕事を選ばなければ可能性はないとは私は思いません。 まったく英語のできない日本食レストランの最低賃金のバイトでも、チップのあるバンクーバーでは毎月日本円で30万円程度稼ぐことは可能です。 居酒屋経営者の友達のうち3人は、もとワーホリで英語がまったくできず、居酒屋でのバイトから店長になり、その後独立して自分の店を30代で持っています。 今でも彼らは英語ができるとはいいがたいですが、きちんと自立して安定した生活をしています。 英語力を確実に上げて正規の大学に進学し、卒業して有名企業に勤める、というコースはすばらしいとは思いますが、大学を卒業したから就職できるという甘い世界ではありません。 優秀なカナダ人でも就職活動に難航している方々は非常に多く、例えばUBCという、日本の東大よりも一部ランクの高い大学の卒業生でもほとんどは仕事のない状態です。
ご相談ご希望の場合はお気軽に弊社のウェブサイトよりお問合せ下さい。
ご連絡お待ちしております。
カナダジャーナル
末永