藤原 文(行政書士)- コラム「共同養育のできる社会へ」 - 専門家プロファイル

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フジワラ アヤ
( 東京都 / 行政書士 )
MAC行政書士事務所 代表行政書士
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共同養育のできる社会へ

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2017-08-30 15:20

 

子どもの学習サポートのボランティアでつながりのできた方から

 

「離婚後に元夫婦が共同で分担して子どもを養育しよう」

 

という活動があると教えていただきました

 

日本では離婚後の母子家庭への養育費の支払率は約2割。

 

8割の母子家庭が養育費を受け取っていないのです

 

それが母子家庭の貧困に拍車をかけているのですが、

 

養育費の支払率がこれだけ低いということは

 

面会交流(離婚後に子供と別居の親が子供に会うこと)も

 

割合も低いということは想像できますね。

 

なんと28%

 

(厚生労働省 平成23年度全国母子世帯等調査)

 

この低い数値には

 

「養育費をもらってないんだから子どもに会わせてやらん」

 

という理由も存在するかもしれません。

 

(法的には養育費と面会交流は別物なのですが・・)

 

また、夫(または妻)の浮気が原因で離婚する場合や

 

とてもつもなく一方が傷ついた場合など

 

「そんな夫(妻)には子供を会わせたくない」

 

と感じてしまう方もいらっしゃいます。

 

それでも私は子どもに対して危険が及ばない限り

 

できるだけ面会交流はしていただきたいなぁと思っています。

 

その理由を、子供たちと接する仕事を長くしていた立場から・・

 

①子どもが自分自身に『親に愛される価値のない自分』の

 

レッテルを貼ってしまうことがあります。

 

両親が離婚して片方の親に会えなくなると、

 

子どもは(会えなくなった方の親に)見捨てられたと思い込んで

 

しまいます。

 

例え同居している方の親が面会を阻んでいることが理由でも

 

(それを乗り越えて会いに来てくれる愛情がないんだ・・)と

 

寂しく思います。

 

②実際の親と会わないと、親を実際よりも悪く、

 

もしくは逆に美化してしまいます。

 

例えば俗に言う『反抗期』に

 

「お父さん(お母さん)がいないからこんな嫌な思いを

 

するんだなんて最低の父親(母親)なんだろう」

 

と別居の親を恨みます。

 

また逆に

 

「お父さん(お母さん)だったらもっと自分に優しくしてくれるはず。

 

お父さん(お母さん)についていけば良かった」

 

と同居の親を疎ましく感じます。

 

両方とも健全な成長とは言えませんよね。

 

別居の親にコンスタントに会うことで

 

「ま、こんなもんか」とニュートラルな父親像(母親像)を

 

持って大人になってほしいなぁ・・と思っています。

 

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