どきみっちゃん　さんへ
はじめまして、安希カウンセリング事務所　代表の鈴木安希子と申します。

彼のことが好きになればなるほど、不安が湧いて、いてもたってもいられずに、
相手を困らせるとわかってながら、愛情を確認する行動が止められないのですね。

それだけでも苦しい状況なのに、さらに、自分を責めてしまう。
二重三重に苦しいですね。

以前の恋愛でも、同じようなことがあったとのこと。
これらは、どきみっちゃんさんの恋の病いの癖かもしれませんが、

もしかすると、恋愛依存になりかけている可能性もあるかもしれません。

恋愛依存は、特定の人間関係に依存してしまう共依存のひとつの形です。

共依存に関しましては、手前味噌で恐縮ですが、
私のホームページにチェック表がございますので、
ご興味があれば、ご覧頂ければと思います。
　　http://www.aki-counsel.com/co-depend.html

恋愛依存は、相手を思えば思うほど、
「見捨てられたらどうしよう」「私は愛されていないのではないだろうか」
という思いにとらわれます。

考えないようにしようと思っているのに、

悪い想像や臆測が頭をめぐり、穏やかでいられなくなったり、

小さな不安が雪玉を転がすように、勝手に大きくなっていまい
巨大な不安に押しつぶされそうな思いで苦しくなります。

そうなると、自分の意志とは裏腹に、駆り立てられるように、
相手を振り向かせるようとする行動が止められなくなります。

その時は、平静を完全に失ってしまい自分ではどうにもなりません。
だからこそ、自己嫌悪になりますし、ますます苦しくなります。



この時、脳では、一時的に、興奮物質が多量に出ています。

すると、脳は、バランスをとろうとして、
心を鎮めるための鎮静物質を大量に放出します。

そして、鎮静物質が出過ぎると、うつ症状や自己否定感が強くがあらわれます。


精神症状（不眠・興奮・ひどい落ち込み・抑うつなど）がつらいようでしたら、
メンタルクリニックや心療内科などの薬物療法で、脳内物質の調整することは有効です。

また、
ご自身の問題の根本解決をめざすなら、カウンセリングや心理療法など、
心の専門家と一緒に問題解決に向かわれることをお勧めします。

恋愛依存に陥っているとしたら、
ご自身で解決することは、なかなか、難しい問題だと思います。