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閲覧数順 2024年05月12日更新

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映画『パーフェクトデイズ』を観て

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急に春から初夏になり、体温調節も老化しているので、ひとり勝手にアワアワしています

 

さて、私は映画館で映画を観るにあたって、毎年アメリカのアカデミー賞の授賞式をとても参考にしているのですが、先日、そこで知った日本映画『PERFECT DAYS』を観に行きました。

 

これは、役所広司演じるトイレ清掃員の淡々とした生活のなかに起きる小さなさざ波を静かに受け入れて生きる日常を描いた映画です。

 

確かに、いい映画だと思ったし、涙も出ました。この映画が絶賛されるのもよくわかりました。それだけ今の人たちは忙しく生きていて、地味だけれどマイペースで丁寧に生きることへの憧れのようなものがあるのだろうと思います。いわゆる「足るを知る」や小さな幸せの大切さをじわーっと感じさせてくれるかんじです。 誤解を恐れず書くと、私は映画を観ながら、「今の私の生活も似たようなものだな」と感じていました。私も今の超地味な生活がとっても幸せだと思っているので、それでいいんだなと答え合わせをしているような気分でした。 だから、感動して大絶賛するというより、納得したという感想です。個人的に、深く人生を考える静かな映画としては、『ノマドランド』『生きるLiving』のほうが好きです。 でも、今の人生に疑問を感じている方、スペックがないとダメだと思いこんでいらっしゃる方には強くお勧めしたいです。 ちなみに、私がいちばん涙したのは、役所広司と麻生祐未扮する妹とのやりとり。彼は何も語らないのですが、このシーンで彼の今までの苦悩を想像して涙が出ました。 彼が全編通してとても無口なこと、でも時折見せるとてもやさしい笑顔など、今の生活云々より、何があって今の境地に達したのか、それを思うと胸が熱くなります。 今は家で映画も観られるけれど、いい映画は映画館で観ると感動が倍増します。集中できるのもいい。『ノマドランド』は家でも観たけど、特に広大な自然の風景は、映画館で観たときのような感動が懐かしくなりました。『トップ・ガン』もそうでした。

 

私は仕事がら平日にひとりで観に行くことがほとんどだからか、たいていはそれほど混んでいないし、一人客のほうが多いので周囲もまったく気になりません。たまには映画館いいですよ

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