対象:投資相談
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夫婦(夫46歳、青色申告、子供&借金なし)の金融資産を合計すると約3500万円になります。この10年余り、主に外貨建のMMFと債券で運用してきましたが、日本の投資信託の失敗や昨今の円高のせいで、期待していたほどの運用益がでていないのが現状です。
その内訳ですが通貨の配分で言うと、豪ドル(12%)米ドル(20%)日本円(41%)そして残り45%は、変額個人年金の積立金です。(7年前から主に世界債券やバランスファンド等で運用中)
実は、日本円の大半は円安の際に運用先がなく、普通預金に放置していたものです。この円高の機会に、外貨建て資産(主にMMF)の割合を増やしたいのですが、どの通貨にどのくらいシフトしたらよいのか迷っています。
個人的に投資信託とは相性が悪い気がするので、これからも今までと同じような金融商品で、3%前後の運用益が出れば良いと考えております。私としては、米ドルを5%程、豪ドル10%程、配分を増やそうかと思っていますが、いかがでしょうか?アドバイスよろしくお願いいたします。
こずちさん ( 埼玉県 / 女性 / 40歳 )
回答:4件
為替以外の資産にも目を向けられては
こずち様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
為替への配分比率を上げるより、他の資産への投資を増やすことを考えられてもよいのではないでしょうか?文面からすると、外国債券や為替にウェイトのおかれたポートフォリオのような気がします。
そうであれば、為替への投資を増やしても、円高が進行する、外国の金利が上昇する局面では、マイナスの影響を受けることになると思います。
ポートフォリオの全体像が見えないので正確なことはわかりませんが、ポートフォリオのバランスを考えるのであれば内外の株式投資、インフレに対応するのであれば商品投資、投資に割安感を求めるのであればREIT(不動産投資信託)などを考えられるのもよいかもしれません。
2007年1月に執筆したものです。ご参考まで
評価・お礼
こずちさん
早速のご回答、ありがとうございました。株式、リートには興味がないのですが、他に商品も少しずつ視野に入れていこうと思います。
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記事制作に関するご相談
外貨MMFは短期債券投資。
はじめまして、FPの岩川と申します。
基本的なことになりますが、外貨建てMMFは短期債券への分散投資商品(投資信託)です。
外貨(現金)を保有しているのではありません。(ご存じかも知れませんが)
短期債券とは、一般に短期間に満期を迎える債券です。
単純なことですが、金利は一般に短期債券より、中長期債券が高くなります。
もしも、5年以上の長期的な資産形成を検討しているのであれば、
外貨MMFを保有するだけでなく、中長期債券を組み入れた方が、
利回りも高く、安定すると思われます。
例えですが、
外貨MMFは、1年未満の国債を購入するような投資です。
初めから、3年、5年保有が出来るのであれば、5年国債の方が金利は高く
明らかに有利です。
同じ為替のリスクを取るのであれば、リターンの高い方法を選択すること
が大切です。
それから、債券のみ100%保有するよりも、株式資産をいっしょに合わせ持つと
リスク軽減の効果があります。
株式資産を同時保有すると、平均リターンが上昇するのは想像できると
思います。しかし、リスクと言われる値動きは、平均以下に縮小されます。
複数の資産を合わせ持つポートフォリオ運用は効果的です。
(世界中の公的年金や運用機関が行っています。)
投信で失敗との事ですが、正しい方法で行って失敗したのかどうかが
重要です。
3500万の資産を守るのであれば、まずは金融を「正しく理解」すること
だと思います。
長期投資を基本に考えた書籍などはとても参考になります。
視野を広げるだけでは、「損」になりませんので、市場の動きに惑わされずに
情報収集をしてみましょう。
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
外貨の配分は、固定させましょう。
こずち様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、将来の目標金額を決めた段階で、外貨の配分も決めておくべきでした。
はじめから、米ドル、ユーロ、豪ドル、日本円で、配分を固定させておけば、今回のような局面でも、冷静にリバランスをするだけでした。ちなみに、今は、円に対して米ドルが下げているのと同時にユーロに対しても米ドルは下げています。各通貨の力関係を考えながら、今後の配分を考えてみてください。
つけ加えると、約3500万円の金融資産をお持ちなのですから、国内外の株式の割合をもう少し高めた方が、安定感は増します。日本の投資信託で失敗したとのことですが、株式を組み入れた投資信託は、期待リターンが高い分、運用期間を長く取らなければなりません。短期でのマイナスは、もう少し冷静にとらえるべきでしょう。
具体的には、投資アドバイザーと相談しながら、最適な資産配分を考えるのもひとつの方法です。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
こずちさん
ご回答、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外貨建て商品の配分
こずち様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
グローバルな通貨の流通量と各国の保有残高を考慮すると
米ドルは50〜60%、ユーロは20〜30%その他が10〜20%の配分になります。
MMFの短期金融商品特に国債等で運用しています。その点ではシティーコープ国債指数に組み入れられている先進国の債券比率はアメリカ21%、日本28%、ヨーロッパ42%、英国6%<その他3%になっています。
2つの比率を考慮した場合にはユーロMMFも採用をご検討ください。
私は外貨建てMMFの保有残高を、米ドル50%、ユーロ30%、豪ドル20%、±5%での配分をお勧めします。
評価・お礼
こずちさん
ご回答、ありがとうございます。今回は、ユーロと豪ドルの割合を増やそうと思います。
実は「初めまして」ではなく昨年、「リタイア後に、ハワイ移住をしたい」というご相談をしたことがあります。でも、あの頃は円安で結局何も動かさないまま、今に至っています。
こずちさん
おすすめ書籍
2008/03/18 17:16早速のご回答、ありがとございました。
結婚してから10年余り。住宅ローン完済、車の購入、大学院の学費など、大きな支出はとりあえず終了しました。
夫は仕事で忙しいため、資産運用はこれまで私が担当してきたのですが、現在の資産額の運用はもう素人の私には手に余る状況と感じています。いっそのこと、証券会社のラップ口座にまとめて一任しようかとも考え始めているのですが・・・
いずれにせよ、個人事業主の私たちは自分で老後の準備をしなくてはならないので、もっと勉強しなくてはならないと再認識しました。
「長期投資」に関するおすすめ書籍を、ぜひ教えていただけないでしょうか?
こずちさん (埼玉県/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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