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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (15ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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マネージャーは「管理」してはいけない

 最近読んだ書籍や雑誌記事、講演で聞いたお話で、共通するニュアンスとして感じたことがあります。それは「リーダー、マネージャーが管理に走るとモラルやモチベーションが下がり、生産性も落ちる」というものです。  ここで言っている「管理」とは、状況を的確に判断し、的確な指示を出し、仕事の進み具合をチェックするというようなことで、これがきちんとできるということは、マネージャー、リーダーとしてはとても優秀...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/23 00:00

適性とは何なのか

 会社を辞めていく人に理由を聞くと、「この仕事に向いていないと思うんです」と言われることがよくあります。それに対して私は「じゃあ何に向いているの?」と必ず聞くのですが、その場ではっきり答えられる人はとても少ないです。仕事が思い通りに進まなかったり、やりがいや喜びを感じられなかったり、その他うまくいかないことを「この仕事は向いていないから」と自分に言い聞かせている所があるように思います。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/16 00:00

社長には向いていない・・・

 もう数年前の話になりますが、私の先輩が会社を起こそうと考えて、その当時いろいろな方々にアドバイスを求めて相談していた時、ある方から「お前は社長に向いてないからな」と言われたと、少々気にしていたことがありました。  これから船出しようという人にそんなことを言うのもどうかとは思いましたが、そもそも社長に向いているというのはどういうことなのでしょうか。「決断力がある」、「リーダーシップがある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/09 00:00

新設・拡充された助成金制度

 かつてないペースで雇用調整が進んでいますが、政府はこれに対して様々な施 策を打ち出しています。今回は、1月27日に成立した第二次補正予算を受けて創 設・拡充が行われた9種類の雇用関連助成金の概要をご紹介いたします。  助成金制度は、融資と違って返済の必要がなく、使い勝手のいい資金調達手段 となりえます。会社の実情に合わせて上手に活用したいものです。 1.雇...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/03/03 12:03

「評価」や「営業成績」を公開すること

 最近、鹿児島県のある市で、市長が全職員の給与明細を市のホームページで公開したという話を見ました。職員からは「説明もなく唐突すぎる」と不満の声も上がっているそうです。  会社では、さすがに給与まではないと思いますが、人事評価や営業成績などの公開を行っているという所はたくさんあると思います。  このようなやり方には感情な捉え方もありますので、その是非にはいろいろ議論はあると思いますが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/02 00:00

部課長になる方が難しい

 これからの話は、世の中の経営者の方々を決して馬鹿にしているわけではありませんので、くれぐれも誤解されないようにということでお読み下さい。  いろいろな会社の部長さん、課長さんといった中間管理職やマネージャークラスの方々と話すと、ほとんどの方が様々な葛藤を抱えています。上からは突っ込まれ、下からは突き上げられ、誰からも大して褒められず、自分の仕事が役立っているのかはよく見えず、自分の存在...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/23 00:00

内定取消問題

こんにちは。特定社会保険労務士の佐藤広一です。    米国発の金融危機に端を発した世界的な景気後退を受けて、日本でも金融、 不動産、メーカーを中心に業績悪化に伴う雇用調整が急激に進んでいます。 その煽りを受けて今春卒業予定の学生たちは「内定取消」というヒドイ憂き目 に合っています。  その象徴として話題となったのがマンション分譲の大手不動産会社による内 定取消...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/02/20 19:56

ブレる?ブレない?

 「ブレている」とか「ブレていない」という話、どこかの首相のせいなのか、最近何かと出て来る言葉です。  これは会社の中でも良くある話のような気がします。「うちのA社長は何でも思いつきで動くので、振り回されて困る」、「うちのB部長は一度決めてしまうと、なかなか変えようとしない」など。  それぞれに対してどちらも批判的なコメントですが、良く捉えれば「A社長は臨機応変で柔軟性がある」、「B部長は...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/16 00:00

人事制度は「作る過程」が大事!(後編)

 さて、前回は私が人事制度作りについて相談を受けた中で、うまくいかなかった二つのケースを紹介しました。  これらのケースには、実は共通点が二つあります。それは以下の通りです。 ○ 実際に運用する人が検討に参加していない  どちらのケースも、実際に運用する人は検討に参加していません。コンサルタントは人事担当者が現場状況を認識していると考えていたのかもしれませんし、制度構築担当者も自...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/09 00:00

人事制度は「作る過程」が大事!(前編)

 今回の内容は、もう1年ほど前に別のメールマガジンに書いたものですが、最近も同じことを感じる場面がありましたので、2回に分けて改めて掲載させていただきます。  私は主にIT企業向けの人事コンサルティングを手がけておりますが、その中で人事制度を何とかしたいというご相談をよく受けます。何らかの制度はあるが機能していないというケースがほとんどで、多くは制度改善を行っていくことになりますが、中に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/02 00:00

再び「雇用ミスマッチ」について

 このコラムで、これまで何度か「雇用ミスマッチ」にかかわる事を書いてきました。  以前も、昨今の雇用情勢を踏まえ、求人情報と求職者を結びつける手立てをいろいろ考えなければならないと述べましたが、その後の新聞報道などを見ていると、やはり働く側として今までと違う仕事に就くには敷居が高いようで、求人があっても決まらないケースも多いようです。  ハローワークの人も「本人の希望でない仕事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/26 00:00

久しぶりに見た会社説明会で

 先日、あるクライアント様の新卒向け会社説明会を、見学させて頂く機会がありました。  業種はIT系ということで、私の出身業界なのですが、私自身が採用現場の様子に触れるのは久しぶりだったことと、自分が企画に関わっていないということで、いろいろ新鮮な経験ができました。  中でも印象的だったのは、主に説明された方が、まだ業界知識が少ない女性の方だったのですが、この方が非常にわかりやすい説明...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/19 00:00

埋もれている求人情報

 明けましておめでとうございます。  本年も引き続き、気づいたことや現場で使えるヒントなどを書いていきたいと思います。拙い文章ですが、お付き合いの程をお願い致します。  今回は、最近の雇用不安を見ていて、改めて思ったことについてです。  以前のコラムで、雇用のミスマッチについて書いたことがあります。 (関連コラム:人手不足と就職難)  就職難だと言って苦労している方...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/12 00:00

「派遣切り」のその先にあるもの

 派遣を初めとする非正規労働者の雇止めの問題が、連日報道されています。いくら経済環境とはいえ、あまりに冷たい対応には、人事にかかわってきた者として憤りを感じます。  しかし、一方的に企業側を責めても、どうしようもない部分があるのは理解できます。派遣労働の仕組みがあるおかげで、今までなら失業者になってしまっていた人も、仕事を得られていたという話があります。なるほどそんな面もあるのかなと思い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/29 00:00

異動による化学反応

 ある会社で伺った話ですが、社内の組織構成上の問題で、全く営業経験の無い女性社員を営業部門に異動したそうです。他の男性営業部員が担当している顧客の一部を受け持つということで、同行営業をしているそうなのですが、ある顧客先では女性営業が来たというだけで、それまでの担当者が何年かの間で数えるほどしか会っていない先方の社長様が顔を出してきて、いろいろ話をしたそうです。  女性社員と同行している元...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/22 00:00

自分にとって“歯がゆい”人

 上司、部下、友人、家族、その他自分の周囲にいる他人を見ていて、「もっとこうすれば良いのに」と歯がゆく感じることは良くあると思います。  先日クライアントと雑談している中で、必要以上に仕事とプライベートの線引きを主張して、周りから浮いてしまいがちになる社員がいるが、どう接したらよいだろうかと言う話が出ました。決して社交性や協調性が無い訳ではないし、もっと自然体でいれば本人にとってもプラス...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/15 00:00

「一番重要なことは何か」を考える習慣

 先日、ちょっとした手続きがあって郵便局へ行きました。多少面倒な手続きだったこともあったのですが、古い通帳からの切り替えが必要などということも言われ、同じような伝票を何枚も書かされて、やれ本人確認だの印鑑だのと、思いのほか時間がかかってしまいました。  担当の方は一生懸命作業されていますし、手続き上いろいろな書類が必要な事はわかるのですが、「あまりにも無駄が多いなあ」などと思いながら待っていた...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/08 00:00

今のような時こそ採用のチャンス

 先日、内定取り消しに関するコラムを書きました。(関連コラム:また繰り返される内定取り消し)  事情の程度はあるにしろ、「内定取り消し」は企業の社会的責任として許されないという主旨で書きましたが、雇用情勢がそんな状況にあるということも客観的には事実で、これからさらに人員削減を考えざるをえない企業も出てくるだろうと思います。  一方こんな時期だからこそ、人を採用したい企業にとってはチャ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/01 00:00

「クレーム」は言う事も言われる事も必要

 少し前のことですが、後輩二人と飲みに行った時のことです。  私の所に運ばれてきた飲み物に小さな虫が入っているのを後輩が見つけ、「取り換えてもらいましょう」と言います。私はその手のことは全く気にならないタイプで「平気だから別にいいよ」と言ったところ、後輩は二人そろって「言った方がお店のためになりますから」と言います。なるほどそんなものかと思って後輩のする通りに任せたところ、クレームを言わ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/24 00:00

バカにできない事務処理コスト

 新聞紙上などでは“定額給付金”なるものの話がたくさん出ています。趣旨があやふやになりつつありますが、ともかく現金でできるだけ早く配りたいようです。ただし実際の事務作業は市町村がやりやすいようにやれと丸投げされてしまい、実施にあたっての具体的手続きは考え出すと問題百出、処理方法の問題だけでなく、人件費ほか相当のコストもかかるだろうとのことです。  私は評論家では無いので、“定額給付金”そ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/17 00:00

「私にリーダーは無理です」という気持ち

 私はずっとIT業界にいましたので、周囲の人の多くはシステムエンジニアなどのコンピュータ技術者です。多くの会社がそうだと思いますが、一定の経験年数を積んだ者にはプロジェクトをまとめる「リーダー」になっていくことを求められます。(もちろんその規模や人数はまちまちですが…)  そうは言っても「リーダー」に向いていないタイプの人はいます。表題のように「私にリーダーは無理です」とまでハッキリ言う...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/10 00:00

また繰り返される内定取り消し

 最近の世界的な金融危機など経済情勢の悪化で、大学生の企業への採用内定が取り消されるケースが相次いでいる、とのニュースを見ました。企業の秋採用も例年より縮小傾向で、不動産会社や建設会社などからの内定取り消しが目立つ、とのことでした。  バブル崩壊やその後の景気変動の時も同じような問題がありましたが、結局そこから学んでおらず、「また同じことを繰り返している」との印象です。  企業側にし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/03 00:00

人手不足と就職難

 先日読んだ新聞で、ある企業の人事担当の方の投書が載っていました。  20名弱の企業で、8年間ずっと事務系正社員の求人を出し続けているが全く応募者がいないとのこと。業績は安定していて、給料や休日の待遇も一般以上であるのにどうしてなのか、「正社員になれない」という話を聞くが、有名かどうかなどで会社を選びすぎているのではないか、もっと視野を広げては、との内容でした。  この話を求職中の人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/27 00:00

人事部と現場の距離

 会社の中で、人事部と現場の距離というのは案外微妙なことが多いものです。  ベンチャー企業ではそれほどでもないですが、会社が一定規模を超え、人事部門が組織として機能し始めると概ねその距離は広がり始め、現場にとって人事部は、「現場をわかっていない存在」、「煙たい存在」になっていきます。  これには仕方がない面もあります。そもそも人事部は、その職務分掌として、給料や評価といった個人の情報...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/20 00:00

社内研修の環境づくり

 先日、顧問アドバイザーをしている会社で、「組織課題の具体化・行動化」というテーマで社内研修をお手伝いしました。  社内でのスケジュール調整が難しかったようで、調整された実施日が日曜日でした。私の経験では、日曜日に研修などをやると、それだけで不満タラタラ、効果半減ということも多いので、その旨をご担当者にお話したところ、社員の希望を取った結果での設定で、平日は業務で抜けづらいし気が散ること...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/13 00:00

内定式から入社まで

 先の10月1日は、来年度の新入社員の内定式を行った会社も多かったようです。これから来年4月の入社までの間、事前研修で業務知識を詰め込んで、できるだけ早く戦力化しようという所、入社に向けて社会人の心構えを整えさせようという所、仲間意識を盛り上げるために定期的に顔合わせをしようという所、ほとんど何もしない所など、各社いろいろな対応をすることと思います。  多分人事担当の方々は、過去の新入社...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/06 00:00

失恋、誕生日、バーゲン?

 この表題でピンときた方もいらっしゃると思いますが、こんな休暇を社内制度にしている会社があるそうです。よく紹介されているお馴染みの物も含めて、ちょっと目に付いたところだけでも、こんなものがありました。 ・失恋休暇 ・誕生日休暇 ・バーゲン半休 ・二日酔い半休 ・Ipod支給制度 ・非喫煙手当 ・社内恋愛目安箱(社長だけが鍵を持っている箱に、女子社員が意中の男性社員の名前...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/29 00:00

後藤田五訓

 先日9月19日は、かつて官房長官として活躍された後藤田正晴氏の命日だそうです。3年前の2005年に御逝去されていますが、その後藤田氏が官房長官時代に部下に与えた訓示として「後藤田五訓」というものが紹介されていました。 1.省益を忘れ、国益を想え 2.悪い、本当の事実を報告せよ 3.勇気を以て意見具申せよ 4.自分の仕事でないというなかれ 5.決定が下ったら従い、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/22 00:00

なぜ言われなければやらないか

 いろいろな社長さんから、「うちの社員は人から言われないとやらないんだよ」という愚痴を聞くことがよくあります。「昔はもっと自分から進んでいろいろやったものだ」とその方たちは言います。では単純に人材の質が落ちているのかというと、私はそうではないと思います。  今の世の中で、もし言われていないことや指示されていないことをやろうとしたら、多分止められることが多いでしょうし、それをもし失敗でもし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/15 00:00

異なる世代とのコミュニケーション

 年配者は「今時の若い者は・・・」といい、若者は「考えが古い」、「時代が違う」と言う。異なる世代の間で交わされる言葉は、いつの時代でもそれほど変わらないように思います。  “世代の違い”って何なのか、簡単な一言で片付けてしまいますが、私は“文化”の違いなのだと思っています。なぜそう思ったかというキッカケがあって、それはいろいろな国の人が他の国を批判する時に言うことが、自分と違う世代を批判...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/08 00:00

労使の争いごと

 先日、ちょっとした雑談の中でのことです。  ある会社で出勤がままならない問題社員の扱いを顧問弁護士に相談したところ、「解雇してしまえば良い、争いになったら一緒に戦いましょう」というようなことを言われたとの話を聞きました。私は今まで「できるだけ争いに発展しないように」との立場でアドバイスを受けることが多かったので、法律家によってはこんな考えもあるんだなあと、良くも悪くも新鮮な驚きでした。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/01 00:00

「結果主義」と「人材育成」のバランス

 北京オリンピックで、野球の星野ジャパンは残念ながらメダルが取れませんでした。  いろいろな論評がされており、中傷めいた記事もある中で一つだけ印象に残ったものがあります。それは「星野監督は育成型の監督なので、選手に情をかけ過ぎてしまった」というものです。  今まで中日でも阪神でも、失敗した選手にもチャンスを与え続け、情をかけて選手を育て、チームを作り上げていきました。でもそれは長いペナント...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/08/25 00:00

ビジネス書籍でインタビュー記事

ビジネス書籍でインタビュー記事  当コラムがきっかけで、ビジネス書籍にインタビュー記事が掲載されることになりました。    すごい飲み会−飲み会をビジネスチャンスに変える70の方法(西東社)  私に関する部分は数ページのインタビュー記事で、大したことを言っているわけでもありませんが、本の内容としては“飲み会をビジネスツールとして有効に活用する”というような今までと少し異なる視点でまとめられているビジネス書...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/08/04 00:00

企業モラルと社員のモチベーション

食品偽装、粉飾決算、日雇い派遣など、企業モラルを問われる事象が続いています。  企業経営は経済活動ですから、基本的には経済原則が最も優先順位の高い判断基準になります。経済原則とは極論すれば「収益にプラスかマイナスか」で、特に経営者は会社の全責任を負い、プレッシャーにさらされながら事業を継続して、利益をあげ続けなければなりません。ですからどうしても経済優先の判断に傾きがちです。この行き過ぎ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/28 00:00

知っているだけでも

 人事制度作りをお手伝いしている会社で、社員代表の方と検討している人事制度案についての意見交換をしていた時のお話です。  一般的な人事評価の心得のような内容を制度運用の手引き書に記載したのですが、それを見ていた社員の方が「前からこういう内容を知っていれば、もっときちんとした評価ができていたと思う」というような話をされていました。  もちろん知っていればできるという事ではありませんが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/21 00:00

自己主張と自分勝手の差

 自分の意見をきちんと伝えることは重要なことです。日本人は自己主張が足りないなどと言われますし、組織で仕事をするためには、お互いの意見をぶつけながらより良い物を見つけ出していくことが、組織の生産性や効率をあげていくことに繋がり、チームワークを生み出します。しかし一方で、自分の意見に固執したり、強く主張しすぎると自分勝手といわれます。  この違いは何かと考えると、自己主張の中に相手側の視点...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/14 00:00

なぜ派遣や契約社員で不当な扱いが起こるのか

 最近、派遣や契約社員の不当な扱いについての質問を受けることがとても多いと感じます。それほどトラブルが多いということだと思います。  私は、もっぱら企業側で派遣社員などを受け入れる立場でした。来てもらっている人にはできるだけ働きやすい環境にしたい、分け隔て無くコミュニケーションを取るようにしたいと意識はしていましたが、今思えばやはり正社員とは違う感覚で接していたと思います。  一番大...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/07 00:00

経営センス

 主に中小企業での話ですが、いろいろな会社にうかがって社員からヒアリングなどをしていると、「うちの経営者はセンスが無いから」というフレーズを聞くことがよくあります。なぜそう思うのかを具体的に聞いていくと、大体は「こんなことがあったが、普通ならこうするでしょう」というような話です。社員の立場から見える範囲で考えれば確かに一理あるなと思うこともしばしばなのですが、はたしてそれは経営センスが無いからそう...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/30 00:00

(22)高年齢雇用継続給付の概要

■高年齢雇用継続給付の概要 再雇用後は、公的給付として前回お話いたしました在職老齢年金の他に、雇用保険から「高年齢雇用継続給付」が支給される場合があります。 この給付金は、その名の通り雇用を継続させるための給付(2つ)があります。 一つは、失業給付を受けずに雇用を継続する者に対して「高年齢雇用継続基本給付金」、もう一つは、失業給付を受けた後再就職をした者に対して支給...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/06/23 15:06

“いいかげん”と“テキトー”

「いいかげんでテキトーな人」と言われれば、大概の人はあまりいい気持ちはしないと思います。  でもこれらの言葉を辞書で引くと“いいかげん”は“好い加減”でよい程度、適度という意味、“テキトー”は“適当”で目的や要求にぴったり合っている、ふさわしいことであると言う意味が一番初めに出てきます。  最近は、例えば格差社会であったり、勝ち組負け組であったり、過労死と失業だったり、企業でも業績至...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/23 00:00

病院の待合室で

 ある病院の待合室でのことです。  小学校低学年くらいの男の子が中を走り回って騒いでいます。母親らしき人は見てみぬふりなのか、携帯メールに夢中で何も言いません。  同じく待っていた初老の男性がその子を注意しました。「こういう所で騒いではダメだよ」  しかしその子が男性に向かって口走った言葉は「くそじじい」  母親らしき人はようやく気づき、ビックリして男性に謝り、その子を叱りつ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/16 00:00

今年の新入社員は“カイシャ人間”?らしいです

 キリンホールディングスが「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査を行った結果が出ていました。  それによると、仕事観として最も多かったのは「入社が決まっている会社でずっと働きたい」で52.7%、2005年の調査と比べ18.1ポイントも増え、2005年の調査で最も多かった「仮に転職しても自分のやりたい仕事をしたい」は、15.5ポイント減少しているそうです。  一方どの位まで出世...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/09 00:00

時間の損失を金額に直すと

 会議などをやるとほとんど定刻通りには始められないという会社、割と多いのではないでしょうか。遅刻とか手待ち時間とか、こんな時間の損失を単純にお金に換算すると、案外大きな金額であることに驚いたりします。  例えば月給22万5千円の人が月150時間稼動だとすると、時間当たり1500円になります。もっと分解して10分だと250円。5分だと125円になります。この人たちが10人集まる会議があった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/02 00:00

“若手社員を誘うには”の一例

 私も社会人になり立ての頃は、会社の飲み会と聞くと酔っ払った上司の横に正座して説教されている部下、建設的でない会社のグチの言い合いなど…、あまり楽しそうではないイメージでした。  しかし、実際に行ってみるとイメージのような光景はほとんどなく、知らなかった人と仲良くなるのはそれなりに楽しく、いつの間にか馴染んでいったように思います。「イヤイヤでも一度行ってしまえばどうにかなるし、無理やりでも一度...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/26 00:00

“楽しめる場”でなければ行かない

 前回書いたとおり、最近は上司や同僚の飲みの誘いを断る若手社員が増えているようです。「最近の若いやつは飲まなくなった」というオジサン達の声も聞きます。確かにアルコール消費量は減っているといいますし、飲まないとの指摘も間違っていないとは思いますが、実は彼らも仲間内では案外飲みに行ったりしています。  なぜ会社では飲みにいかないのか。  それは彼らにとって飲み会は“気の合った仲間”と一緒...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/19 00:00

“飲み会”も大事

 以前のコラムで“業務外のコミュニケーションを飲み会だけに頼ってはダメですよ”ということを書きました。 (関連コラム:業務外でのコミュニケーション=飲み会…?)  今回は、それでもやっぱり飲み会は大事だという話です。  ある会社の部長さんでしたが、その部下であるAさんの様子がおかしいと、他の部下Bさんから相談を受けたそうです。最近午後になると落ち着きを無くして仕事のミスも多い、一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/12 00:00

「休みたいなら辞めればいい」発言

 ある社長さんが、「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と述べたとされ、これが「休みたいなら辞めればいい」発言として取り上げられて、いろいろな方面で物議があるようです。  私自身は社会に出てから現在に至るまで、もちろん忙しかった経験は多々ありますが、幸い当たり前のように休日返上を要求されたことも無く...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/05 00:00

尊敬できる上司

 ある先輩から聞いたお話です。  ある時自分の会社に、見るからにその筋かと言う人がクレームで怒鳴り込んできたそうです。どう応対して良いかわからず、恐怖心も手伝ってただオロオロしていたところ、その当時の上司が「君は良いから」と一言残して相手を別室へ連れて行き、小一時間後にクレーム相手は何も無かったように帰って行ったそうです。  先輩:「大丈夫でしたか?」  上司:「いやあ大し...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/28 00:00

運の良い人

 前回、“キャリアは運に左右される”という話を書きました。やはり幸運と不運はあるわけですが、そんな中でもなぜかいつも運の良いという人がいます。なぜか抜擢される、なぜかトラブルに見舞われない、なぜか上司に恵まれる、等。  私はいつも思っているのですが、“運の良い人”というのは“周りに運を運んできてもらえる人”だと思っています。  例えば自分の身近にスポーツ選手や歌手志望の人がいたとして...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/21 00:00

キャリアは運に左右される

 厳しい社会環境の中で自分のキャリアプラン、キャリアップに注目する人が増えています。新入社員でも、こんな仕事をしてこんなキャリアを身につけたいと具体的にイメージしている人もいます。自分の将来を見据えて考えることはすばらしいと思います。  私が新卒採用をしていたときの応募者に、「御社の○○部の○○プロジェクトの仕事が出来るなら入社を希望します」という学生がいました。会社で仕事をしている多く...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/14 00:00

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