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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (13ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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製造業の労務管理(3)

製造業の現場では、下請け会社を自社の工場内で活用するという形で、請負・業務委託が広く行われてきました。請負・業務委託は、発注企業が請負企業の労働者に対して、直接指揮命令しないのが原則です。しかし現実には、これに違反するケースが多く、これが偽装請負と指摘され、社会問題化しました。 国の指針では、請負が適法であるためには、労務管理上の独立性が求められます。つまり、請負会社が自ら指揮命令し、労働者を評...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:30

製造業の労務管理(2)

企業が業績を上げるためには、達成目標を明確にして、それに向かって業務を推進していく必要があります。製造業の場合は、個人プレーではうまくいかないので、目標設定もチーム単位、工場単位で行う必要があります。達成目標としては、生産性向上、コストダウン、品質向上、納期管理などの項目が考えられます。 製造現場には、ベテランから新人、パートタイマー、派遣社員など様々な雇用形態の労働者や、場合によっては外国人労...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:23

「頑張ります」と「以後気を付けます」を聞き流さない

  何か指示をした時に言われる「頑張ります」や、何かミスが起こった時に言われる「以後気を付けます」という言葉は、その会社が持つ風土によっては結構よく出てくる言葉で、努力しようという意気込みや謙虚な反省を表すちょっと美しい言葉なので、そのまま聞き流してしまうことが多いのではないかと思います。     ただ冷静に考えるとそれぞれの言葉には別の意味が隠れています。   「頑張ります」であれば、無理...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/18 00:00

ファシリテーション講座にて

  「日本ファシリテーション協会」(https://www.faj.or.jp/)という団体主催の、「ファシリテーション基礎講座」というものを受けてきました。     「ファシリテーション(facilitation)」とは、「促進する」、「円滑にする」「スムーズに運ばせる」といった原意で、ファシリテーターと呼ばれる進行役が、目標達成といった外面的プロセスと、メンバーの考え方や感情の動きといった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/12 11:57

・それぞれの制度のメリット・デメリットは?

  確定給付年金は、年金額が確定しており社員に対して安心感を与えることができる。特に、厚生年金基金や税制適格年金からの移行に際しては馴染みやすいであろう。しかし、積み立て不足が発生した場合、毎年その金額を事業主が埋め合わせること留意しておくべきである。 筆者は、自己の責任で年金を決められることから、理想の制度と言えるが、前述の環境整備を考慮すると、導入へのハードルは高いと言わざるをえない。事業...(続きを読む

佐々木 泰志
佐々木 泰志
(社会保険労務士)
公開日時:2010/10/08 20:19

・2012年に税制適格退職年金が廃止されるのはなぜ?

  税制適格退職年金は企業の退職金負担を軽減するためにその掛け金を全額損金にできるように税制上の優遇を受けられる制度としてスタートした。前述した年金各法が労働環境の整備を所管する厚生労働省が担当しているのと対照的である。 大企業向けである厚生年金基金が、事業主と社員で掛金を折半負担しているのと比較して、税制適格退職年金は全額事業主負担としているところが、中小企業の給与水準を考慮して導入しやすく...(続きを読む

佐々木 泰志
佐々木 泰志
(社会保険労務士)
公開日時:2010/10/06 22:19

製造業の労務管理(1)

製造業では、1年単位の変形労働時間制を採用している企業が一般的です。ゴールデンウィークや夏期などに長めの休みをとり、その分他の時期の労働時間を多くし、1年を平均して週40時間労働を実現する合理的な方法だからです。 1年単位の変形労働時間制を導入するには、対象となる労働者の範囲、対象期間、対象期間の起算日、労働日および労働日ごとの労働時間などについて労使協定を結び、労働基準監督署に届け出る必要があ...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/03 22:15

人事同士の悩み

  ある研修専門会社の新人研修紹介セミナーに参加しました。(ちなみにIT企業向けの技術+マインドのバランスが取れた内容で、とっても良い研修ですので、興味があればぜひお問い合わせ下さい。)   いろいろな会社の人事、人材開発、研修担当の方々が集まり、パネルディスカッション(私もパネラーを務めさせて頂きました)や参加者の懇親会などもあり、とても良い情報交換、交流の場になりました。     人事関...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/20 00:00

心で思うだけでなく・・・

  先日、町田にあるラーメンの有名店に行きました。(女性スタッフだけのお店・・・といえば、わかる人はわかってしまいますね・・・)     ラーメンの味はもちろん評判通りでとてもおいしかったのですが、感心したのはその接客でした。最近接客が素晴らしいお店は多いですが、このお店では一つ一つの言葉や振る舞いから、とにかくお客さんに対する感謝の心が伝わってくるのです。   例えばハキハキした応対だった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/13 00:00

人を鏡とする

人を鏡とする 先日少々書かせて頂いた 貞観政要   諫議大夫であった魏徴(ぎちょう)が亡くなった時に 太宗が言った言葉   人は銅を以て鏡と為し、衣冠を正すべし 吉きを以て鏡と為し、興替を見るべし 人の為す鏡を以て、得失を知るべし   銅を鏡にすれば、人はそれに姿を映して衣服を正すことができる 歴史を鏡にすれば、世の興亡盛衰を知ることができる 人を鏡とすれば、その人を手本として善悪を知...(続きを読む

川口 聡美
川口 聡美
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/12 09:00

自分のイメージ

  先日、インディペンデントコントラクター協会という、独立して仕事をしている人たちの団体主催で、イメージコンサルタントの方のセミナーをお聞きする機会がありました。講師は吉原珠央さんという、出版された本もとても売れている旬な方のお話でした。   私たちは仕事柄、他人からどう見えるか、どう思われるかは常に意識しているつもりなのですが、私たちの考えているレベルとは異なる視点での専門家としてのお話は、あ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/30 00:00

A&M通信 ~第11回 身元保証人の必要性~

1.採用における身元保証・身元保証書とは?  前回は“試用期間”を取り上げましたが、今回も引き続き、採用段階におけるテーマとして“身元保証・身元保証書(身元保証契約書)”を取り上げてみたいと思います。  従業員を採用するとき、その従業員が何らかの損害を会社に発生させた場合にその損害を補てんさせるため、身元保証人を取りつけ、身元保証書を提出させるのが一般的です。損害賠償責任と合わせて“心身ともに健康...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/17 13:47

A&M通信~第10回 試用期間は本当に「お試し期間」なのか~

1.試用期間とは ~本採用の拒否は解雇~  新年度を目前にひかえ、業績が厳しい中でも新入社員や中途社員の入社を予定している会社もあると思います。そして、多くの会社では、いきなり正式採用する前にその能力や適格性などが備わっているか判断するための“試みに使用する期間”、いわゆる試用期間を3ヵ月や6ヵ月といった期間で定めていると思います。 しかし、この試用期間について、「試用期間だからいつでも辞めさせ...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/17 13:42

会社の都合、働き手の都合

  最近は雇用環境が厳しいためか、「会社の都合」で翻弄されたと言う働き手が増えているように思います。労働条件の引き下げ、無理な異動命令、リストラ、新卒切りや内定切り、入社したら話が違うなど、挙げればキリがありません。ギリギリの厳しい環境ですからやむを得ないところもありますが、それでもあまりにも人扱いが乱暴になっているように感じます。     ただ、景気が良かった頃のことを考えると、せっかく一生...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/09 00:00

日本経団連の「人材の確保・定着・育成に関する報告書」を見て

  先日、日本経団連がまとめて公開した「中小企業を支える人材の確保・定着・育成に関する報告書」を拝見しました。資料としてまとめられた背景としては、一部の大企業の除いてはまだまだ厳しい経済環境という中で、今後、中小企業の持続的な成長を実現していくためには、競争力の源泉である人材の確保・定着・育成が不可欠な要件であるとして、そのポイントや企業事例をまとめ、具体的に参考として実際の改善に活用してもらえれ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/02 00:00

業務ではない会社行事

  皆さんの会社ではどんな会社行事がありますか? その行事には参加していますか? 参加して楽しいですか? 何か良いことはありましたか?   直接仕事ではない会社行事といえば、社員旅行、社員運動会、その他いろいろな名目の宴会などが思い浮かびます。絶対必要という人も、全く無駄という人も様々でしょうし、どんな行事なのかによっても意見はいろいろあると思います。     私も良く「会社行事は必要か、不...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/07/26 00:00

人が会社を変える

中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。 今日は人材活用についてのお話です。 中小企業でも、多様な人材活用を推進する機運が生まれています。 従来にはない発想で人材活用を推し進めることが、企業成長の起爆剤になると考えているからです。 積極的な若手女性の活用、出産後の女性の活用、シニア人材の活用など。 いずれにしても、活用前や活用当初は現場の反応はいまいちなことが多いはずです。 仕事...(続きを読む

長谷川 進
長谷川 進
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/07/14 08:07

明治神宮にて

  先日移動中に少し時間が空き、ちょうど明治神宮の近くだったので、ちょっと気まぐれでお参りをしてきました。   その際に境内に置かれている願掛けの絵馬がたまたま目に入り、何の気なしに見ていました。自分の未来への希望や不安に向けた願い、病気のご家族や友人の回復への願い、お孫さんやお子さんの幸せへの願いなど、いろいろな方のいろいろな思いが込められているのを見ていると、絵馬を書いた方の心情に共感したり...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/07/12 00:00

同じ方向

同じ方向 サッカーチームであれ、野球チームであれ、NPOであれ、企業であれ、組織にはメンバーがいます   スポーツチームであれば監督やコーチ・NPOであれば理事長や役職者・企業であれば経営者や管理職 ・・・   このような方々も含めてのメンバーと言う意味です   時には企業がパートナーシップを組んで仕事に取り組むことがあったりします   そんな時は企業同士、更に仕事に携わる方々もメンバーにな...(続きを読む

中村 泰彦
中村 泰彦
(研修講師)
公開日時:2010/07/05 10:08

組織と個人

サッカーのワールドカップで日本代表が決勝トーナメントに勝ち進みました。私もサッカーはやるのも見るのも好きなので、興味を持ってみています。観戦する時は、どのチームを応援するというより、どちらかという冷静に試合内容を分析的に見てしまう方なので、それに関するいろいろな分析記事も読みます。よく目にするのは「組織か、個人か」というような内容で、日本代表は組織力に優れているという言い方をされていることが多いと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/28 00:00

相手を変えたければ自分が変われ!

表題の言葉、ずいぶん前になりますが、著名な医師である日野原重明さんの講演を聞いた中で印象に残った言葉で、私がいつも心に留めている言葉です。   最近、自分の都合で相手に対して一方的に「変われ!」というようなケースが多いような気がします。 国の都合で地方に、会社の都合で社員に、上司の都合で部下に、学校の都合で生徒に、親に都合で子供に、などなど・・・。どちらかというと力の強い者が、より力を前面に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/21 00:00

A&M通信~第1回 優しい会社と厳しい会社~

A&M通信~第1回 優しい会社と厳しい会社~  バブル崩壊後の1990年に自動車メーカの技術者から経営コンサルタントになって、早いもので20年が経ちます。この間、製造業を中心として中小、中堅、大手企業のコンサルティングに携わってきました。この中には大きく発展し、グローバルに成長した企業、現状維持の企業、現状を脱皮しようとして必死で改革に取り組んでいる企業等さまざまな企業があります。 私は企業も人と同じで一生があり、その生き様は一様ではなく、多...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/15 17:09

素敵な【メンター】さんから→感謝です☆(涙。”なみだ”・・・)

竹やぶって多分、自分が今まで乗り越えてきた苦労の中にあるんです。 10年愛の皆さんに聞いてもそうでした。 幼稚園の時から現在まで、自分が直面した辛かった事とそれをどうやって乗り越えたのかを、 1つずつ思い出していくと、根本は同じだったりするんです。 続)25年も働いていらして、しかも11年間社長を務められている中澤さんが、 困難に直面しなかったはずも、それを1つも乗り越えてこなかったなんてことも...(続きを読む

中沢雅孝
中沢雅孝
(YouTube専門コンサルタント)
公開日時:2010/06/10 12:47

会社を守る「就業規則見直しのツボ」セミナーのお知らせ

 『御社の就業規則 この35カ所が危ない!』大好評御礼  訴えられてからでは遅い!  会社を守る「就業規則 見直しのツボ」 セミナー(東京)  日時:2010年6月11日(金)13:30-15:30(開場13:10)  会場:中経出版セミナールーム(東京メトロ有楽町線 麹町駅 徒歩1分)     東京都千代田区麹町3-2 相互麹町第一ビル4F ※ 地図URL は以下  http://www.ch...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2010/06/04 10:40

新入社員へのお願い

サイトリニューアルで少し期間が空いてしまいましたが、また更新していきますのでよろしくお願い致します。 若干時期を逸しましたが、新入社員に関するお話です。 新年度に入り、新入社員の方々が入社してきました。街角でも沢山の新入社員の方々を見かけますが、社会人経験が長くなると、なぜか一見してわかってしまいます。多分初々しさとか、ぎこちなさとか、周囲に発するエネルギーとか、何かが違うのだろうと思います。...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/05/28 11:43

人事制度−できれば内製が望ましい…

人事制度作りをお手伝いすることは私の専門の一つなので、こういうことを言うのはあまり適切でないかもしれませんが、人事制度は社内で検討して作れるなら、私はそれが一番好ましいと考えています。  なぜかというと、それこそ人事制度作りというのは、個々の社員がどんな性格で何をどう考えているか、どんなことが得意でどんなことが不得意か、誰が発言力や影響力を持っているか、今の状態に至るまでの様々な経緯や事情な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/29 00:00

「その人ありき」の組織

中小企業の場合、マネジメントが任せられる人材を豊富に抱えていることは少なく、結果として「その人ありき」の組織構成になっていることが多々あります。要するに「部長クラスが5人いるから部門も5つ」というようなことで、組織構成が事業構想や機能に基づくものではないということです。 ただ、中小企業で事業構想や機能を優先して組織を作ったとしても、単に職制の兼務が増えたり、能力的に難しい人に無理やり管理者を...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/22 00:00

「能力不足」を責めてはいけない

いつもいろいろ教えていただく知り合いの社長さんが、とても興味深いことをおっしゃっていました。「なぜできない」と他人の能力を責めるのはイジメと一緒だと…。 その方曰く、「例えば体に障害があったり、能力的にできないことが目で見てわかれば、その人ができないことを責めないでしょ? でも仕事上の能力は内面にあって見えづらいから、自分の基準でできると思ってやらせ、それができないと責めてしまうが、これって...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/15 00:00

規制の中の個性

あるテレビ番組で「個性」の話を取り上げていました。(ビートたけしさんと国分太一さんのテレビ東京の番組です。) 面白かったのが「規制がある方が個性が生まれる」という話です。番組では落語家さんを例にしていましたが、古典落語などほとんどの噺は昔から変わらず、お客さんはすべての中身を知っている、そういう縛りがあるからこそ個性を出していける、ということでした。そう言われれば指揮者でも役者でも、楽譜や台...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/08 00:30

不払い残業代請求の嵐が吹き荒れる!?

過払い金利返還請求バブルの次は不払い残業代請求バブルが起こるかもしれません。 電車のチラシやTVCMなどで「払いすぎた金利は戻せますよ〜」とうたった広告を見たことがあると思います。 現在はこうした過払い金利返還請求が弁護士や司法書士の一大ビジネスとなっていますが、貸金業者の体力が消耗し、事業廃止が相次いでいるため終息に向かっています。 これに代わって彼らが模索し始めたのが...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2010/03/04 13:55

心の自己管理

メンタルヘルスの専門家にうかがうと、自分の心の不調について、それに気づけるかどうか、まずは自己管理が大切だと聞きます。風邪気味など体調が悪いと感じた時に早めに休もうなどと考えることと同じだそうです。私も程度の差はあれメンタルダウンしてしまった方への対応は多々経験していますが、自分で早めに気づき、自己管理する術をつかんでいった人ほどその後の経過は良いように感じます。 よく真面目で責任感が強い人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/01 00:00

論理と感情の使い分け

私と関わりが深いIT業界では、技術者中心の業界であることもあり、何でも理路整然と整理しようとする、論理志向の強い人が多いようです。(悪く言えば理屈っぽい) そのせいか、組織運営や部下指導といった人との関わりにおいて、何か調整が必要な場面などに遭遇した時、論理的に説明して相手を納得させようという傾向がとても強いように感じます。 しかし人間というのは、いくら理屈が合っていても感情で納得できない事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/22 00:00

後ろ向きの仕事

仕事の内容を考えた時、前向きに捉えられるものと後ろ向きと感じてしまうものがあると思います。人事業務で言えば採用活動や働きやすい職場環境作り、社員満足の向上などは前向きな仕事に、人員整理や労務トラブルの対応などというのは後ろ向きな仕事の部類になるのでしょう。 最近、この不況下でも業績を伸ばしている会社と、不況の影響を強く受けて非常に厳しい状況の会社、それぞれの人事の方からお話をうかがう機会があ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/15 00:00

ビジネスライクではできない仕事

ちょうど一週間前に父が亡くなり、今週は葬儀などでバタバタしておりましたが、ここへ来てようやく落ち着きました。 父の入院中と亡くなってからの経験を通して、本当に多くの方々のお世話になりました。中でも入院中の身の回りのことから最期を看取るまでお世話してくださった看護師の方々、その後の葬儀全般をお世話してくださった葬儀屋さんや納棺師、斎場の方々とは、初めて長い時間に渡ってその仕事ぶりに接し、ただビ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/08 00:00

私事で恐縮ですが

私事で恐縮なのですが、1月31日未明に私の父が亡くなりました。葬儀の準備、その他で何かとでバタバタしてしまい、今週分はきちんとコラムは書けそうに無いので、申し訳ありませんがご了承ください。  今回の経験を通じて、人や組織にかかわる専門家として、人とのつながり、人の人生、人と仕事のかかわりなど、いろいろ感じることがありました。(親を見送った経験のある多くの方々も同じだと思いますが)  ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/01 00:00

「ニンジン文化」のニンジン

 最近、派遣村で就職活動費の名目でお金を支給された後に、多くの人が所在不明になって戻って来なかった、酒、タバコ、パチンコ代などに使ってしまっている者も多数いる、との報道を見ました。  支援の是非はさておき、そもそも就職活動というのは個人の意欲に基づいた活動であり、意欲ややる気という個人差が大きいものを、金銭支給という一律の方法や内容で支援するのは非常に難しいということではないかと思います...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/01/18 00:00

目標にこだわりすぎるな!

 少し遅いですが、明けましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願い致します。  さて、年の初めということで会社においても個人においても、今年一年についての抱負を述べたり、目標を立てたりしたという事が多いと思います。けじめをつけて新たな気持ちで取り組みをしていく上で、とても大事なことだと思います。  ただ、私の考えとしては、初めに設定した目標、特に結果目標についてはあ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/01/11 00:00

今の学生の方がみんな優秀

 採用活動をお手伝いしているので、学生さんと接する機会が多くなっています。  そこでいつも感じるのは「自分が学生の頃よりみんな優秀」ということです。もちろん程度の差はあり、「これはちょっと・・・」という方も中にはいらっしゃいますが、総じて皆さんが真面目で、目的意識を持ち、将来の事をよく考え、いろいろな取り組みを前向きにしています。  自分のことを振り返ってみると、大学卒業の頃なんて大...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/21 00:00

「和」の功罪

 日本は「和」を重んじる文化といわれます。行き過ぎた成果主義を見直す中で、やっぱり組織の「和」が大切だというような言い方もされてきました。  私がずいぶん前に聞いた講演で、「和」には、積極的「和」と消極的「和」があるというお話をうかがったことがあります。  積極的「和」とは、文字通りチームワーク、協調性、他者へのリスペクトといった、一般的な「和」を捉える時に言われるところですが、負の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/14 00:00

人事制度にどこまで書くか?

 新たな人事制度を導入して、しばらくすると様々な運用上の問題が出てくるのは当然のことですし、これを見直しながらより良いものに作り上げていくのは当たり前に必要なことです。  しかし、その問題提起の中で、「もっと具体的に」、「もっと詳細に」、「もっとわかりやすい記述に」といった指摘ばかりが出て来るケースがあります。私の経験上では、初めて人事制度を導入したような企業、成熟していない若い組織、マ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/07 00:00

「夢をかなえるゾウ」のような研修

 かねてからお付き合いさせて頂いている会社で、マネージャー研修のお手伝いをさせて頂いています。  そもそものオーダーは「マネージャー達の人間の器が大きくなるような研修」という壮大なもので、大した器ではない私としてはとても難しいテーマだったのですが、お話しをうかがううちに「とにかくいろいろな事に接し、いろいろな事に興味を持ち、いろいろな事を知っていけるような場を作り、その中で人間的な幅が広...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/30 00:00

嫌われる人事部門

 以前、大手銀行出身の方と一緒に仕事をしていたことがあります。  その方は「人事部門の人とはあまり付き合いたくない」とおっしゃっていました。何故かを伺うと、「ろくに面識が無い人が自分の評価や個人事情を知っていることが嫌だ」とおっしゃっていました。私は歴史ある大企業での人事経験は無いのですが、その方に伺った限りでは人事は会社の中でも特別な位置づけで、社内でも人事は人事同士でしか付き合いが無い、な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/23 00:00

応募書類を見ていて・・・

 最近、ある会社の営業職の採用業務に関わっています。  応募数は非常に多く、年齢層は40代、50代がほとんどです。やはりそのあたりの方々が応募できる求人件数が少ないのであろうことが感じられます。  もちろん頂いた書類はできるだけしっかり拝見するようにしているのですが、多くの方から頂く応募書類を一斉に見ていると、どうしてもいろいろな面で比べるようになってしまいます。  郵送方法だけ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/16 00:00

心の余裕

 以前、カウンセリングやコーチングといった分野の専門家の方の講演で、「自分が仕事に追われて心の余裕が無いようでは、他人のことを親身になって考えたり適切なアドバイスをしたりすることは出来ない」というお話を聞いたことがあります。  確かに自分が自分のことに精一杯では、他人の事などかまっている場合ではありません。最近、企業内での人間関係が希薄になった、人材育成がおろそかになっているなどと言われ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/09 00:00

通勤電車にて

 会社を辞めて独立してからしばらくは、通勤時間帯に電車に乗る機会がとても少なくなっていたのですが、最近また良く乗るようになっています。  私は電車に乗っている時は本も読まないし音楽も聴かない、携帯電話もメールが来たときくらいしか見ない、何もしないで単にボーっと考え事をしているというタイプです。しいて言えば周りに乗っている人の人間観察をしているという所なのですが、久しぶりに満員電車に乗るよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/02 00:00

時間の大切さ

 「遅刻はいけない」ということは当然ですが、新入社員などに理解してもらうために、あえて「損失額」で話したことがあります。  例えば、たった一人がたった5分だけの遅刻だったとしても、その遅刻のために10人集まる会議が始められなかったとしたら、5分×10人で50分相当のロスになります。一件を金額換算すれば数千円程度のロスでしょうが、これが社内で毎日いろいろな場所で発生しているとしたら、「塵も...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/19 00:00

勤怠が良好な人

 私が専門としているIT業界は、新しいことをしている先進的な業界と見られがちですが、自社でサービスを開発、提供している会社以外は、実は建設業界などと似た階層化された下請け構造になっています。  技術者を探している元請企業から様々な案件情報が流れてくるのですが、そこには時々「勤怠が良好な人」という条件が付いています。ここで言っている「勤怠」とはほとんどが遅刻、突発や無断の休みを指しているよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/12 00:00

出産育児一時金

出産育児一時金の趣旨  出産育児一時金は、健康保険の給付として被保険者である女性労働者が出産をしたときに支給されます。支給額は全国健康保険協会管掌(旧政府管掌)の場合、1児ごとに最高で42万円です。多胎児を出産したときは、胎児数分だけ支給されるので双生児の場合は、出産育児一時金は2人分の金額となります。また、奥さんが出産した場合、被保険者であるご主人に「家族出産育児一時金」として最高42万円...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/09 12:03

内定式にて

 先週に続いて採用がらみのお話です。  お付き合いしている会社で、新卒者の内定式に出席させて頂きました。  式の中で内定者の方々がそれぞれ自己紹介をするのですが、本当に式の直近で内定した方がお話している中で、「周りのいろいろな人に支えてもらって頑張ってきて、ようやくご縁があって内定を頂いたが今でもまだ決まったことが実感できない。でも早く恩返しが出来るように頑張りたい。」というお話を、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/05 00:00

採用活動−会社も謙虚さを忘れてはいけない

 最近、主要企業の新卒内定者数が昨年比で34%減との報道を目にしました。  私も採用活動の現場を近くで見ているので、最近の厳しい状況は目にしています。心情的にはみんなを何とかしてあげたいけれども、それぞれの企業体力には限度がありますから、なかなかそうはいきません。  企業側としては絞られた採用数の中で多くの応募者が来ますから、俗に言う「厳選採用」ということになります。採用基準を維持し...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/09/28 00:15

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