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財務・資金調達全般 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (2ページ目)

財務・資金調達全般 に関する コラム 一覧

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仕入先候補

在庫と売掛金について考えています。 仕入先や仕入の方法についていくつか考慮すべき点があります。 まず仕入先をいくつかみつけておくことについて少しだけ。   仕入先にいくつかのアテをつけておくのは、いわゆるリスク回避です。 もちろん、メインとなる得意先はあるのではないかと思います。 ただ、何かあったときのために知っておくのは悪くありません。 実際、震災の直後に別ルートを使って仕入の危機...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2013/01/05 01:00

仕入先の工夫

在庫と売掛金について考えています。 過剰在庫は危機の元という話を紹介しました。 ただしあまりにも在庫が少ないとそれはそれで危険です。   震災のとき、仕入ができなくなってお店が開けなかった方もいました。 また仕入先が倒産してしまい自社の仕入に悪影響が出るケースもあります。 手元に在庫を置かなすぎるのもまた怖いものです。   そこで考えられるのが次のような点です。   ・仕入先を...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2013/01/04 01:00

過剰在庫は危機の元

在庫と売掛金について考えています。 在庫の二つの側面からの評価について紹介しました。   商売の原動力という側面はプラス方向なものです。 ソレに対してまだお金に換わっていないというのはマイナス方向です。 この両方のバランスが取れていることがとても大切です。   ところが、往々にしてこのマイナス方向の側面を過小評価しがちです。 つまり   「どうせその内売るんだから手元に少しくら...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2013/01/03 01:00

在庫の評価

在庫と売掛金について考えています。 在庫を二つの側面から評価します。   ・これから売上を獲得するための元となるもの 販売するにはモノがなければなりません。 ですので在庫は商売の原動力とも言えます。   ・仕入れたにも関わらずまだお金に換えられていないモノ 商売をお金の流れから考えていくと   お金を商品に換える 商品をお金に換える   この繰り返しです。 そして前提条...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2013/01/02 01:00

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。   この一月からは源泉所得税の改正が適用されています。 政治の状況も考えると、税制改正もまだ波乱含みです。 税理士として、イチ経営者として、色々と対処しなければなりません。   自分が関わる方の人生が少しでも良い方向に向かえば。 常にそのことを目的として事業に取り組んでおります。 今年もそのことを改めて実践して参ります。   改めまして、本年も...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2013/01/01 01:00

ありがとうございました

おはようございます。 今年も無事に大晦日を迎えることが出来ました。   ブログやコラムの毎日更新も無事続けることができました。 拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。   新年もまた少しでも有用なお話をご紹介できるよう更新して参ります。   それでは皆様、良いお年を。   いつもお読み頂き、ありがとうございます。 新年もまた宜しくお願い致します。(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/31 01:00

在庫とは何か

在庫と売掛金について考えています。 お金を残していくことが大切だと前提を確認しました。   その上でまず在庫について考えています。 在庫の定義はなんでしょうか?   ・販売するために仕入れた商品や原材料でまだ売れていないもの   概ねこれでよいかと思います。 何かのモノを販売するお仕事の場合、 まずそのモノを仕入れなければなりません。 そうやって仕入れたもののうち、手元に残っ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/30 01:00

お金を残す経営

在庫や売掛金について考えていきます。 その上で大前提として押さえておきたいことを確認しました。 それは   ・お金を残していくことの重要性   すごく当り前のようですが、実はここを忘れてしまう方が 少なくありません。 そしてお金が残るか否かは   ・売上が伸びているかどうか ・利益が上がっているか   という要素だけでは確定しないのです。 繰り返しになりますが、売上は伸...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/29 01:00

会社を護るために大切なこと

在庫や売掛金について考えています。 まずここで会社を護るための大前提を考えてみたいと思います。   会社を経営し、継続し、護っていく上でとても大切なことがあります。 もちろんその答えは一つだけではありません。 しかし最も分かりやすく、シンプルで、しかも間違いのない答えがあります。   ・会社にお金が残っていること   売上がすごく伸びていて利益もしっかりでている、けれどお金がない...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/28 01:00

在庫や売掛金のこと

年内にやっておきたいことの例として大掃除、在庫処分について書きました。 ここで改めて、在庫についてネタにしてみたいと思います。 これまでにも何度か書いていますが、とても大切な考え方です。 そして加えて、売掛金についても考えてみます。 売掛金とは、売ったけれどまだ代金を回収していない状態のものです。   この2つは、資金繰りという観点から密接に関わっています。 そしてこのことが頭だけで...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/27 01:00

パワービルダー6社が経営統合って?

  パワービルダーとは、低価格の建売業者。   2013年11月を目処に6社(一建設、飯田産業他4社)が経営統合する。   形態は、共同持ち株会社を設立して、各社がその傘下に入るという。   6社の統合というのは、非常に珍しいですし、ましてや6社が上場しているとなると   なおさら。   これが実現した背景には、飯田一族が株式を保有していたことがある。   共通株主がいな...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/12/26 10:12

損失の確定

年内にやっておきたいことの続きです。 昨日の捨てるという話にもつながります。   損失を年内のウチに確定させておく、というのもオススメです。 売掛先でもう入金が見込めない。 使わない固定資産が工場を占拠している。   入金が確実に見込めないのならば、正式に債権放棄をすれば経費になります。 使わない備品も捨てれば経費です。   このように損失を確定させるのはお手軽な節税策です。 ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/26 01:00

大掃除

年内にやっておきたいことの続きです。 買うことの注意について紹介しましたが、今度は捨てることについて。 もう使わないものが溜まっている。 売れそうにもない商品が在庫に残っている。 こういう状態は年内に解消したいものです。   これらの不良在庫を捨てることで、棚卸商品が圧縮されます。 棚卸商品が圧縮されると、結果的に利益も圧縮されます。 利益が圧縮されれば、節税が図れます。   ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/25 01:00

在庫とお金

年内にやっておきたいことの続きです。 色々と買い込むことへの注意を昨日は紹介しました。 とても大切なことなのでもう少し掘り下げてみます。   未だに商品を手元に買い込み過ぎる方が多くいます。 これは会社の資金繰りをとても苦しくする大きな要因となります。   一番好ましいのは   ・売りたい、使いたい時に ・売りたい、使いたいだけのモノが ・売りたい、使いたい分量だけある  ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/24 01:00

駆け込み購入の注意

年内にやっておきたいことの続きです。 この時期になると、駆け込みで色々と購入される方も多いです。 ただし注意をしておきたいのは   ・買ったけれど手元に残っている、使っていないものは経費にならない   いわゆる在庫として処理すべきものです。 商品の未販売分や消耗品の未使用分は棚卸在庫に該当します。 この分は所得(利益)の計算上、経費から除外されます。   慌てて購入し過ぎても結...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/23 01:00

大阪 起業 官民ファンド 100億円

橋下市長が2013年度に創設する官民出資のファンドについて 100億円以上にするような指示が出ているという。   大阪市と中小企業基盤整備機構が出資決定。   それ以外に民間大手企業からもファンド出資を募るのでしょうか?   金額以外にも、誰がどういう形でするかということの検討も   していただきたい。     従来から、この手の官民ファンドにおいては   出資者が関わ...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/12/22 09:38

コメダ珈琲の売買をよむ!!

アジア買収ファンドMBKパートナーズが、 喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」買収するという。   売主は、コメダの株主 国内最大手ファンド、アドバンテッジパートナーズ。   売主の事情としては、企業価値の向上によって目標リターンが達成のため換金 もしくはファンドの期限の到来によって売却するのでしょう。   一方、買主はなかなか投資先が見つからないためにファンドの入札に参加。 この...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/12/20 11:48

損益の通算と損失の繰越

前回からの続き、法人について。個人に比べると法人の方が発想はシンプルだと紹介しました。個人の場合、事業の種類によっては一方で得が出て一方で損が出ている場合でも、得に対して課税され損は切り捨てなんて事態が起こることも珍しくありません。 また、個人事業の場合には損失の繰越が出来ないこともあります。繰越というのは、損失を翌年に持ち越すことです。例えば前年が50のマイナスで今年が80のプラスなら、今年の課...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/10 01:00

色々とやりたいことがあるなら

前回からの続き、法人について。個人事業の自由度と法人の束縛について少し比較しました。中には法人が徹底的に向かない人もいる、ということです。 まぁそれはそれとして、法人という道具の利便性は確かに捨てがたいものがあります。特に色々とやりたいことがある人にとっては便利です。 ご存じの方も多いかとは思いますが、個人所得税の場合には行った行動によって課税体系が異なることがあります。飲食店経営と不動産譲渡と株...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/09 01:00

細かいことが嫌いな人はいるのです

前回からの続き、法人について。法人成りがプラスに働くのであればそれもまた良し。ただし人によってはその束縛が絶対に不向きなこともあります。 平たく言えば ・自分で稼いだお金は自由に使いたい この欲求にあまりにも素直な方は法人に向いていません。個人事業ならば自由ですが、法人で生じるその制約がどうしても我慢ならないような方は確かにいるのです。 もちろん、事業の継続や発展のためにはある程度の節制が必要です...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/08 01:00

成長の礎か、束縛か

前回からの続き、法人について。法人にすることで生じるお金の制限について考えています。大雑把にいえば、個人の方がお金の自由はきくということです。 この法人による制限をどう捉えるかは難しいところです。例えば私がお客様に法人成りを進めるときには ・この人は割としっかりしているから法人でも全然問題なしだろう と判断しているときと ・この人はちょっとルーズだから、法人にしてもう少し数字の意識を高めてもらった...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/07 01:00

お金の色分け

前回からの続き、法人について。法人という形態の向き不向きについて少し書いています。 ごくシンプルに考えてみます。個人事業の場合、商売をして儲かればそれは本人のものです。何にどう使おうが、あるいは貯蓄をしようが自由です。 これに対して、法人は違います。商売をして儲かったとして、その使い道については制限が加わります。個人的な遊興費の支出ならば、それは会社からもらう給与の中で収めなければなりません。もち...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/06 01:00

向き不向き

前回からの続き、法人について。ここまで税制や社会保険に関する話題を土台にしてきました。法人を作る、個人事業を法人成りするというのはここでずっと書いてきたような話をすべて総合的に考慮する必要があります。 さて、その上で一番根本的なお話を紹介してみたいと思います。そもそも法人という形態が向いているか否か?ということです。実はこれこそが一番重要なポイントといえるかもしれません。 ここでいう向き不向きは社...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/05 01:00

複数の会社がある

前回からの続き、法人について。社会保険加入の話をざっくりと紹介しました。当座の資金繰りを考えると加入したくない。ただ業種によっては加入したほうが受注で積極的になれる。 そんな中で、こんな状態を構築されている方もいます。法人を複数作っているようなケースです。イメージとしては新しい事業を始める時に法人を一つ作る感じです。 社会保険にはその中の一つの会社で入っておきます。そうするとその人に対する社会保険...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/04 01:00

人材定着に差が出る

前回からの続き、法人について。社会保険加入をメリット、デメリットの両面から考えています。 社会保険加入で最も期待できるのは人材の定着度合いが上がることかもしれません。特に事業がある程度伸びて現場を任せられる片腕のような存在が欲しい場合には、社会保険に加入しているか否かで大きな差が出ていることは否めません。 どんな仕事でもそうですが、始めたばかりの新人は足手まといです。人件費ばかり高く、まったく売上...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/03 01:00

勝負の分かれ目

前回からの続き、法人について。社会保険に加入しないと受注で悪影響が、という話を書きました。特に建設業界では最近この話を本当によくききます。 中にはこんなことをおっしゃっている社長さんもいます。 「この状況で法人なりせず、社会保険も未加入じゃロクな仕事がとれない」「当座の資金繰りは辛くても、ここで体制を整えれば良い仕事が取れる」 いわゆる勝ち組、負け組と呼ばれる分類において、法人成りや社会保険の加入...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/02 01:00

受注に影響する

前回からの続き、法人について。本来は必要であるにも関わらず社会保険に加入しない零細法人についてその資金繰り面などの事情から少し紹介しました。 ただ、そんな中でも最近は一部の業種で改めて社会保険に加入を検討する企業が増えています。例えば建設業などでその動きが大変に盛んです。建設業ではその会社の経営状況等々が仕事受注における審査ポイントとしてひろく活用されています。そういう諸々をクリアして審査に通って...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/12/01 01:00

未加入の法人はどれくらいあるのか?

前回からの続き、法人について。法人の社会保険加入強制について少し書いています。 社会保険の加入が事業主にとって重い負担となります。さて、では強制であるはずの社会保険について加入していない法人は一体どの程度あるのでしょうか? 統計等のデータをみたことはありませんが、実感としては相当程度の法人が社会保険には加入していないように思われます。そして本来は違法状態なのですが、その点について是正措置が積極的に...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/30 01:00

実質的な人件費の値上げ

前回からの続き、法人について。社会保険加入が強制されることについて紹介しました。この点について少しだけ掘り下げておきます。 簡単にいうと、社会保険加入は事業主にとって大幅な人件費増を意味します。結構な金額の社会保険料を会社負担分として支払う必要があります。そして給料を貰う人にとっても、手取り額が減少することを意味します。 ついでに多くの零細事業主においては、法人=社長そのものです。会社負担分、個人...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/29 01:00

社会保険

前回からの続き、法人について。ここまで法人を作ることのメリットを中心に、税務の話や法人の種類について簡単に振り返ってきました。デメリットとなりうる点についても少し触れておきます。 まず第一は社会保険です。これについてはご存じの方も多いかと思いますが、すべての法人には社会保険に加入する義務があります。(正確には大きめの個人事業主もそうなのですが)ここでいう社会保険とは ・健康保険・厚生年金 この二つ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/28 01:00

でも知名度がない

前回からの続き、法人について。株式会社と比較した場合の合同会社のメリットについて紹介しました。正直に言って、税務や法務の面だけで考えるのであれば合同会社は中小零細にとってこの上ない組織形態だと思います。 しかし、とにもかくにも知名度がありません。名刺に合同会社(LLCという記載もありますが)と書かれていても、大概の人が「は?」となってオシマイです。実際、合同会社を作ったら「そんなわけのわからない会...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/27 01:00

合同会社

前回からの続き、法人について。株式会社と合同会社の差異を軸に話を進めます。株式会社は大きすぎる…が実際には設立もこちらが多い。その理由は簡単に言えば話が通じやすい、この一点につきます。 そしてもう一つの仕組み、合同会社について考えてみます。株式会社が大規模組織向けだとすると、合同会社は比較的小さな組織に向けて作られた仕組みだと思って下さい。その内容は属人的で、中小零細企業の実態にはこの方が即してい...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/26 01:00

代表取締役という肩書き

前回からの続き、法人について。株式会社と合同会社の差異を軸に話を進めます。株式会社という仕組みは零細企業には大きすぎます。しかし、実際にはほとんどの法人が株式会社として設立されます。 その理由はおおまかに言って ・株式会社の方が世間的に通りが良い・代表取締役という肩書きが魅力 実はこんな理由だったりします。実際、次に説明する合同会社を作ったところ 「そんなワケの分からない組織に部屋は貸せない」 と...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/25 01:00

使わないなぁ、という規定が多い

前回からの続き、法人について。株式会社と合同会社の差異を軸にお話を進めます。株式会社は大規模組織を前提としており、中小零細企業の実態とは少々離れていることを紹介しました。 実際、株式会社の規定を色々と考えてみると中小零細企業にはおよそ関係のないような規定が数多くあります。当然といえば当然ですが、上場企業と町工場では必要な道具が異なっているはずです。にも関わらず、どちらも同じ道具を使ってカイシャとい...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/24 01:00

実際、そんな使いません

前回からの続き、法人について。株式会社と合同会社の差異を中心に選択について少し。株式会社は大きい組織に向けての規定が沢山あります。 お金の出し手と経営が異なり、法人は基本不死である。これは現代経営の大前提…なのですが、こと中小零細企業の実際を考えてみると、非常に馬鹿げたお話だと断定せざるを得ません。 まず大前提として出資と経営が別であることはあまりありません。事業を開始するなら自分のお金を投じる。...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/23 01:00

株式会社の真実

前回からの続き、法人について。法人の種類について少し掘り下げています。株式会社と合同会社の差異を中心に把握して頂ければ。 株式会社といえばザ・カイシャと言っても過言ではないかと思います。みんなが知っているあの上場企業から出来たばかりの零細企業まで、株式会社と名のつくものは全て同じ仕組みを使っています。実はこの辺りが法人というものを掘り下げる上でとても大切なポイントです。 法人の原則は ・出資と経営...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/22 01:00

法人の種類

前回からの続き、法人について。法人を作るに当たっての注意点について少し確認しています。 今日ご紹介したいのは法人の種類についてです。これから法人を作るにあたっては、概ね次の2つが候補になってきます。 ・株式会社法人といえばコレ、というイメージが強いかと。以前は資本金が最低でも1,000万円ないとダメ等々の制約がありました。しかし現在ではそれも撤廃されたので、資本金1円の株式会社も決して珍しくはあり...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/21 01:00

役員・資本金・事業年度

前回からの続き、法人について。開業時の注意点についてまず紹介しました。次に設立するときの具体的な事項です。 ・役員利益分配の項目でも紹介しましたが、役員は給与の支払について色々と制限が設けられています。税務上の実利を取るならば、役員は必要最低限にしておくべきです。 ・資本金1,000万円以上で設立をしてしまうことで色々な影響が出ます。あまり少なすぎるのも考えものですが、無理のない金額で押さえておき...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/20 01:00

そもそも法人成りが適切か?

前回からの続き、法人について。法人を作る前に税理士に相談して欲しいことを紹介しました。まずこれから独立開業をしようとしている場合のことを考えます。 この時、最初に検討すべきなのは ・個人事業者が良いのか法人設立が良いのか そもそもここから検討することがとても大切です。繰り返しになりますが、法人設立のメリットを十分に活用するにはそれなりに事業規模が安定していることが大切です。あまりに小規模な状態では...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/19 01:00

法人を作るその前に

前回からの続き、法人について。法人設立を上手くやると消費税の納税義務が免除されることを紹介しました。先に取り上げた利益の分配策と併せて活用したいポイントです。 ここでとても大切なことを改めてご紹介します。それは法人を作るときの注意点です。実は上で紹介したような節税策等々を実行するにあたっては、法人設立の時点において色々な点に注意しなければなりません。そのことを知らないまま法人を作ってしまうと、税務...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/18 01:00

法人成りで一旦経歴が白紙に戻る

前回からの続き、法人について。消費税の納税義務判定において過去の売上を参照すること。そして過去の売上がなければ原則として納税義務が生じないこと。この二点を確認しました。 そこで、それまで個人事業をやっていた方が法人成りを上手いタイミングで行うことで、消費税の納税義務が免除されるように調整することが可能になります。法人と個人はあくまでも別物ですので、法人成りをする時点で事業者としてはゼロスタートにな...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/17 01:00

過去売上がないと当期の納税義務はない

前回からの続き、法人について。法人を活用した消費税の節税について紹介しています。当期の納税義務判定に過去の売上を活用することを紹介しました。 そう、つまりもし過去に売上がないと、参照できる売上が存在しないので当期の納税義務も発生しないことになります。たまに「開業後二年は消費税を納めなくて良い」なんて話をどこかで聴かれたことがある方がいらっしゃるようです。それは消費税のこの納税義務判定の性質を言って...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/16 01:00

過去の売上が1,000万円あるかどうか

前回からの続き、法人について。法人を活用した消費税の節税について紹介しています。 まず消費税の納税義務判定の基礎を押さえます。当期において消費税を納める義務があるか否かは ・二年前の売上が1,000万円あるか・一年前の前期において売上が1,000万円あるか この2つが判断基準になります。実際にはもう少し細かな規定があるのですが、ここでは省略します。最大のポイントは、当期の納税義務判定において過去の...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/15 01:00

消費税について

前回からの続き、法人について。ここまで役員報酬の話を中心に法人活用の利点について紹介しました。次に消費税について少し考えてみたいと思います。 消費税についての法人活用はごく短期的なものです。しかし、特に開業当初においてはこの利点を上手に使うことで資金繰りが助かることも多いのでご紹介しておきます。 この利点を理解するためには、消費税の納税義務判定について基礎的なところを押さえておく必要があります。ま...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/14 01:00

役員給与の目安

前回からの続き、法人について。法人を便利な道具として捉え、法人税を忌避し過ぎないことをオススメさせて頂きました。その上で、役員報酬の額について考えてみたいと思います。 ここから先の話は個人的な価値観がより色濃くなりますが、目安もないことには話も進みません。ここで何となくキリの良い1,000万円という数字で話をします。商売が結構上手くいって、役員への給与を考えなければ1,000万円くらいの利益が残り...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/13 01:00

法人税を忌避し過ぎないこと

前回からの続き、法人について。大切なのは法人だけに固執せず、社長さん個人の方まで意識をもっていくことです。 そもそも、私がなぜ法人のことを紹介しているのかといえば、法人というツールを上手く使ったほうが色々と便利なこともある、という点をご紹介したいからです。ベースにあるのはあくまで人間であり、会社側のみで物事を考えるのはあまり本意ではありません。要はPCや車と同じレベルで法人も考えているのです。 に...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/12 01:00

実質的に会社ではない!

前回からの続き、法人について。税制全体の傾向として、個人への租税公課は強化されつつあります。しかし相変わらず社長さんは自分の給与に対する課税には鈍感で、会社に対する課税には敏感です。 ここで大切なのは、多くの中小零細企業は会社とは言えない、という事実です。本音で言ってしまえば、会社にした理由は税金等の対策のみです。世にある会社の9割は個人事業のままでもまったく問題ないのです。つまり何より大切なのは...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/11 01:00

法人税率と所得税率

前回からの続き、法人について。社長さんは自分の給与への課税はあまり気にしないけれど、法人税には敏感になりやすいという話を紹介しました。結果、利益の全てを社長個人に帰属させようとする傾向があります。 しかし、実はこの方法論があまり上手くいかなくなっています。理由は税制、そして社会保険制度の動向にあります。 簡単に言うと、諸々の制度を回すための財源として個人に帰属するものへの課税がどんどん強化されてい...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/10 01:00

役員報酬と法人の利益

前回からの続き、法人について。給与課税への特典、役員の制限と家族への注意について紹介しました。ここでもう少し深いお話をします。 税理士をしているとよく感じることですが、中小法人の社長さんは ・自分の給与に対する所得税には意識が非常に薄い・法人の利益に対する法人税には意識が非常に高い こういった傾向が色濃く見えます。これにはもう一つの理由もあります。日本の所得税における源泉徴収という特別な制度です。...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/09 01:00

家族を役員にしない

前回からの続き、法人について。給与への課税が有利であること。役員の給与については一定の制限があることを紹介しました。 ここでポイントになるのは家族経営のときです。ご夫婦なり親子なりで同じ仕事に従事している場合、家族全員を役員にしていることも多いようです。 ただし、税務に限定して話を考えると、役員は社長さん一人が有利です。繰り返しになりますが、役員の給与はその設定について制限があります。その点、一般...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/08 01:00

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