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心の病気・カウンセリング の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

心の病気・カウンセリング に関する コラム 一覧

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非定型うつ病(2)

非定型うつ病(2) といっても「非定型うつ病」が正式に「病気」として認められるようになったのは、ここ10年程のことでしかありません。それもうつ病のサブカテゴリーとしての扱いであり、明確な定義がなされているわけでもありません。双極2型障害や境界性人格障害との合併や関連も指摘されており、実際のところかなりオーバーラップして診断・治療されているのではないかと考えられます。また前回ご説明した Soft bipolar spe...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/04/19 00:00

最近のうつ病(5)

最近のうつ病(5) さて、これらの病態に対する治療は、メランコリー親和型うつ病が休養と服薬のみでも自然軽快しやすいのに対し、それだけでは不十分で、より積極的な精神療法・心理療法を必要とします。具体的には不安や抑うつの背景にある職場や学校の問題を認識し、現実的な解決方法を探索してまいります(問題解決療法)。解決つかない時には、自分自身の考え方(認知)や振る舞い方(行動)を変えることが求められます(認知行動療法)。うつ病...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/06/01 14:40

セルフ・モニタリング(1)

セルフ・モニタリング(1) これまでコラムやQ&Aにて話題にしてきました認知行動療法をシリーズにてご紹介いたします。具体的には、セルフモニタリング、ストレスコーピング、問題解決療法、認知療法、の順番にご説明いたします。 今回はセルフモニタリングです。まずはじめにご自分の生活や行動を「週間活動記録表」に記録して客観的に観察しましょう。活動内容と気分を点数化(0-100点)して記入します。これは「セルフ・モニタリング」と言われ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:34

こころを癒す作業

皆さんは日常、どのようにこころの安定につながる作業をされているでしょうか。仕事が忙しいからとか面倒くさいからとかで、心の満足度を下げていませんか。あるクライエントさんは入浴をシャワーだけ。それも週に2〜3度という方がおられました。これは日常生活者にとって非常に合理的なお考えです。なぜなら光熱費や水道代が節約できるからです。しかしながら、全くこころを癒す作業になっていません。入浴するなら、ちゃんと浴...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2015/01/10 17:23

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(2)

美容整形手術の是非はともかく、若い女性における美しさへのこだわりはとても強く、時には常軌を逸することもあります。決して醜くなどないのに手術を求めたり、繰り返したりするのです。これはいわゆる「醜形恐怖」と言われ、自分の容姿容貌が醜いのではないかと恐れ続ける心の病気です。 彼女たちに共通する精神病理として「ボディイメージの障害」があります。彼女たちは皆、否定的な自己像を抱いており、常に「自分が醜い・...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/12 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(1)

前回は「忙しい職場」として「過重労働」についてお話いたしました。特に都心の企業では皆様、夜遅くまで働かれていて、土日に出勤されている方も少なくありません。本人の意思とは関係なく、職務のノルマや職場の雰囲気から帰宅できないことも少なくありません。特に高圧的な上司に支配されている職場では、実際の職務より全体の雰囲気からなかなか帰宅できず、結局、終電やタクシーで帰宅することになるようです。 このような...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/18 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(2)

銀座泰明クリニックへもパワハラの被害者が数多く受診されています。皆さん善良で真面目な方ばかりで、言われたことやされたことを深刻に受け止め、悩んでいらっしゃいます。いわゆるうつ病の病前性格にも相当されるような方々です。 一方で加害者というのは、被害者である方々からうかがうところ、いわゆる自己愛性人格に相当するように思われます。すなわち自尊心や虚栄心が強く、自分の利益のために部下を利用したり他者を操...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/19 00:00

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(1)

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(1) 前回はパワハラについてご説明いたしましたが、ハラスメントとしてはセクハラについてお話しないわけにはいきません。セクハラ、セクシャルハラスメントとは職場や学校などにおいて、相手の意思に反し、性的な言葉や行為を行い、不快な心理に陥らせることを言います。多くは男性上司から女性部下に対して行われます。直接的に性的な発言や行動を起こすものから、間接的に人事や環境に影響をもたらすものまで、その範囲や程度は多岐...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/21 00:00

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(2)

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(2) 驚くべきことは、セクハラ事件が身近な普通の職場をはじめ、世間で言われる有名企業や有名大学でも生じていたことです。被害者は女子社員や女子学生であり、加害者は幹部社員や指導教授でした。加害者には有能な人物も少なくなく、仕事や研究において誇り高い業績を挙げていたにもかかわらず、裏側では猥褻な言動を繰り返していました。事例化する前には注意や警告があったにもかかわらず繰り返していました。これは男性の性衝動と...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/22 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(2)

これまでの医者‐患者関係を説明するにあたり、パターナリズム、家父長主義と言われる概念があります。これは医療現場における医者と患者の力関係を家庭における父親と子供の関係になぞらえて説明したものです。すなわち、知識と経験がある医者を父親に、それの少ない患者さんを子供に見立てたものです。患者さんには失礼な話ですし、現代の都市部においては既に通用しないことと思いますが、実際のところ医師数の限られていた20...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/25 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(4)

セカンドオピニオンと呼ばれる診療形態も一般化してまいりました。定期的に通院している病院・医者とは別の病院・医者を受診し、診断と治療を再検討してもらうことです。その時の主治医を絶対的に信頼していれば不要ですが、なかなか病状が回復しなかったり、治療関係が揺らぎ、主治医へ不信や疑いを生じた時に行われているようです。これは過ぎるとドクターショッピングに陥ってしまいますが、治療の初期や膠着している時には仕方...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/27 00:00

病院や医者の選び方(4)

病院や医者の選び方(4) 次は精神科医に関して、防衛医大・精神科の野村総一郎教授が「精神医学」(医学書院)の巻頭言で書かれていた精神科医のタイプ分けをご紹介いたします。 1. 激務充実(粗雑)タイプ     総合病院、臨床中心、経験主義 2. 先端医学(業績至上)タイプ     大学病院、研究中心、海外志向 3. じっくり(趣味の世界)タイプ     単科病院、読書中心、質を重視 これも面白く極端に説明されていますが、...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/31 00:00

うつ病からの回復(1)

前回は「うつ病の経過」について概略をご説明いたしました。最近でこそ「心の風邪」と呼ばれ、気軽に捉えられるようになってきましたが、実際には時間がかかることも少なくなく、治るには数週間、時には数ヶ月間、長い方は数年間かかることもあります。このため「心の風邪」ではなく、「心の肺炎」と呼んだ方が良い場合もあるのです。 そこで「直ぐ治そう」「治さなければ」とは考えずに、治るのを「ゆっくり待つ」ことが必要で...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/04 00:00

うつ病からの回復(2)

うつ病からの回復をうまく形容した言葉に「三寒四温」があります。これは冬から春にかけて徐々に暖かくなる天候を表した言葉で、3日寒くても4日暖かくなり、そしていつしか春になるという意味です。冬の寒さをうつ病の症状に例え、じっと寒さを堪え、日々を過ごす、日が経つにつれ暖かくなる、時に寒い日へ戻っても、長い目で見れば確実に暖かくなり、春を迎えるということです。''「冬来たらば春遠からじ」''とも言いますね...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/05 00:00

うつ病の休職(2)

食事を規則正しく摂る これも具合が悪い時はなかなかできることではありませんね。特に朝食は食べられない方がほとんではないでしょうか。にもかかわらず、朝食後の薬が用意されていて、結局、飲めないまま、スキップしてしまうこともあるようです。朝食はしっかり摂るに越したことありませんが、どうしても食べられない時は、甘口のコーヒー牛乳などがお勧めです。糖分で血糖が上昇し、ミルクが胃壁を守り、少量のカフェインが目...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/08 00:00

うつ病の休職(3)

昼寝は15〜30分以内 昼食後、しばらく経つと眠くなります。これは胃に血液が集まり、副交感神経が優位になるためで、健康時でもあることです。昼寝、午睡は自然現象であり、有用です。しかし時間は30分以内にとどめましょう。それ以上、眠ると睡眠が深くなり、2-3時間は眠ってしまいます。そして夜に眠れなくなり、夜更かしして、結果、翌朝、起きられなくなるという悪循環に陥ります。うつ病で自宅療養していると、何も...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/09 00:00

うつ病の休職(7)

簡単な日記をつける 一日の終わりに簡単な日記を付けましょう。その日したこと、あったことなど、メモをする程度で結構です。ともすると単調に過ぎてしまう毎日を見直すことができますし、規則正しい生活を送るための動機・計画につながります。更に一日を午前・午後などに区切り、◎○△×などの評価をすることも一案です。「薬を飲んで休んではいるけれど、本当に良くなっているのか」と心配されてしまう方も少なくありません。...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/13 00:00

うつ病からの復職(3)

復職当初は、これも治療の一環と捉えて出勤しましょう。いわば「慣らし勤務」または「リハビリ勤務」といった具合です。いきなり周りと同じペースで仕事をしてはいけません。まずは出勤練習、毎朝の通勤に慣れるくらいからはじめましょう。はじめは毎朝、早起きして電車に乗るだけでも疲れることと思います。仕事は責任のかかるものや、難しい内容のものは避け、簡単な作業程度に止めましょう。当然ながら残業や出張は禁止です。職...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/18 00:00

非定型うつ病(1)

非定型うつ病(1) これまで「うつ病」や「躁うつ病」について繰り返しご説明してまいりました。これらは気分が落ち込んだり、高ぶったりする「病気」です。中にはもともとの「性格」といった方もいらっしゃり、10代の頃から悩んでいたのだけれども、就職して仕事に支障を生ずるようになり、ようやく受診したという方もいらっしゃいます。いずれにしても適切な治療により症状が緩和されますので、早めの受診をお勧め致します。 「うつ状態」と「...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/04/18 12:13

最近のうつ病(4)

最近のうつ病(4) (画像をクリックすると拡大されます) このように、いわゆる恐怖症的な心性を有した神経症性のうつ病といってよいでしょう。この点においてかつての「逃避型抑うつ」(広瀬、1977)や「退却神経症」(笠原、1978)とも重複する病態と言えます。大学や会社へ入るまでは目立った葛藤や挫折がなかったものの、いざ現実的な問題や苦難に直面して処理しきれず、逃避や抑うつに陥ってしまう病態です。これらを更に、前回まで...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/05/30 00:00

うつ病と病前性格(3)

執着性格 熱中性、徹底性、几帳面、正義感、一度生じた感情が冷めにくい持続性の性格(下田光造)。 メランコリー親和型性格 秩序志向が強く、自己の要求水準が高い、良心的で他人に尽くす性格 (Tellenbach)。 強迫性格 几帳面、倹約、潔癖、強情などの性格 (Freud)。 抑うつ型人格 重苦しい気分を抱き、人生を悩む人格 (Schneider)。 回避性格 社会的な制止、不適切感および否...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/07/19 00:00

セルフ・モニタリング(2)

セルフ・モニタリング(2) 以下のチェックリストに従い、1週間の生活を振り返ってみましょう。 ・「早寝早起き」できましたか? ・睡眠は6時間以上取りましたか? ・食事は一日3回取りましたか? ・お酒や煙草は控えられましたか? ・満足なお仕事はできましたか? ・充実した余暇を過ごせましたか? ・何か問題は生じませんでしたか? ・効果的な対処はできましたか? (続く) 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:41

ストレス・コーピング(5)

ストレス・コーピング(5) コーピングには上記のように(画像をクリックすると拡大されます)健康的なものもあれば、病的なものもあります。 病的なものとしては、過食・嘔吐、リストカット、大量服薬といった自傷行為、暴言・暴力といった他害行為などがあります。 病的な対処行動は避けるべきで、より健康的・成長的な対処・行動・思考を心がけましょう。(続く) 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:50

精神科救急

年末年始の精神科救急輪番病院として、今回は12月30日、9時から17時まで外来診察を行っていました。 午前中だけで救急隊からの搬送受け入れ要請が3件、他に受診希望が5〜6人。 日曜、休日などの救急当番と違って、年末はかなり患者さんが多く、外来もてんてこ舞いでした。それに病状が重い患者さんの措置入院依頼も立て続けにありました。 結局、措置入院は一件しか入院を取ることができず、他の患...(続きを読む

菅野 庸
菅野 庸
(院長・医師)
公開日時:2008/01/02 00:55

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(4)

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(4) クリニックにおける初回の気分障害 次に我々は、平成18年4月−9月の半年間に「銀座泰明クリニック」 における初回の気分障害の患者172人を調査した4)。その結果、DUI: 64.1±122.9 (Min: 1, Max: 768, Med: 12, Mode: 4) 週だった。患者背景は男性75人・女性97人、年齢32.4±8.1歳、職業は会社員128人であった。主訴は不眠28人、うつ24人、頭痛...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/05/27 08:35

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(7)

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(7) 疾患は統合失調症圏(F2)22人、気分障害圏(F3)142人、神経症性障害圏(F4)196人だった。未治療154人が受診の適否について、治療中105人がセカンドオピニオンとして現在の治療について質問してきた。内訳は、統合失調症圏が未治療5人、治療中17人、気分障害圏は未治療43人、治療中100人、神経症性障害圏は未治療139人、治療中56人であった。 すなわち30歳前後の女性が相談者の中心を占め...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/05/27 09:41

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(9)

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(9) おわりに 以上、初回うつ病のDUIを大学病院やクリニックで調査し(約3ヶ月)、インターネットを利用して精神保健相談(451件)を試行した。首都圏・大都市をはじめ、地方や海外からも多数の相談を認めた。内容は未治療の受診の適否や治療中のセカンドオピニオンが大半であった。主治医との治療関係や現在の治療内容など、主治医に相談できない悩みも少なくなかった。 「早稲田大学大学院国際情報通信研究科加納研究室」...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/05/27 09:49

過酷な重圧で心の病に 期待のエリート選手たち

過酷な重圧で心の病に 期待のエリート選手たち 五輪での活躍が期待されるエリート選手たち。主に10-20代の若者たちにのしかかる重圧は想像以上に過酷だ。日本のトップ選手でも、心身のバランスを崩して心の病気になってしまう例は、実は珍しくない。 日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定選手が受診する、国立スポーツ科学センター(東京)のクリニック。5年前から非常勤で心療内科を担当する待鳥浩司医師(精神医学)は「周囲の目を気にしたり、海外遠征で...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/07/26 08:03

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 実力を発揮する

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 実力を発揮する 一流選手だからといって、いつでもスーパー・プレーをしているわけではありません。練習の時は半分位の力で調整していますし、本番で緊張して思うようにプレーできないこともあります。しかし「ここぞ」という場面で、持ちうる実力を100%発揮できるのが本当に一流と言われる選手のゆえんでしょう。ベストな状態で行うプレーを「ピーク・パフォーマンス」と呼びます。この時にはプレーに全神経を集中しながらも、心身はリラック...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/09/25 11:26

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 継続は力なり

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 継続は力なり 今回は「知・情・意」の「意」、「意志」ついてご紹介してまいります。「意志が強い・弱い」というように、「意志 will」とは物事をやり遂げるための心の力です。心理学的に表現すると、目標を達成するために努力を継続する能力とも言えるでしょう。この「継続する」ことが、「言うは易しく、行うは難し」で、なかなかできません。いったん思いつくものの、「三日坊主」で終わったり、途中で挫折したりしたことがどなたも1度...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/10/10 21:30

カウンセリングを学ぶメリット~その4~

今までカウンセリングを学ぶメリットについて色々書いてきましたが、メリットの4つ目は、「コミュニケーション能力が身につく」ということです。   心理的な問題は体の病気と違って、はっきりとした原因がレントゲンなどで写るわけではありません。しかし、話を聞きながら原因をさぐっていかなければ、どこをどうすればよいのかという手立てがわかりません。そのために私たちカウンセラーは、言葉やしぐさ、表情という道具...(続きを読む

阿久津 まどか
阿久津 まどか
(心理カウンセラー)
公開日時:2011/11/06 10:36

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ前回は,認知行動療法でどんなことが行われているのかを,全体の流れとしてお話ししました。今回は,1回の面接でどんなことが行われているのかをお話ししましょう。1回の面接は,大別して開始・本体・終了の3つの部分から構成されています。 1)面接の開始部分  認知行動療法では,通常,クライエントの気分をチェックすることから始まります。BDIなどのアセスメン...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2012/04/11 18:12

【聴心記「心の炎」】第13回 魂(1)・・・・身体と心

【聴心記「心の炎」】第13回 魂(1)・・・・身体と心 今回は聴心記「心の炎」です。・・・・・・【WEBセミナ】認知行動療法講座と同時並行中 前回お話ししてから,だいぶ日数が立ってしまいましたね。間が空くこともあるので,よろしくお願いします。さて,今回から,新しいお話をしましょう。 ここから,「魂」に関するお話をしていきます。といっても,宗教的なことやオカルト的な話を展開するつもりはあ...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2012/05/25 00:39

自死遺族の手記2 ~弟を自死で亡くしたNさん~

Nさんの手記、2回目です。 弟さんの知らせを受けて、実家に帰ったときの心情を7か月経った時期に綴られています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弟の死亡連絡を受け、急いで実家に向かった。 あの時は、なんだか不思議な気分だった。 なんていうか、 自殺?嘘?死んだ?もう会えない? という感覚と、 「くそ・・あのやろう・・勝手な事しやがって・・」 怒りに震えていた感覚。 頭...(続きを読む

小日向 るり子
小日向 るり子
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/02/08 17:33

こころの教育(道徳の時間)

今、私の手元に中学校の道徳の時間に使われる、心のノートという教科書があります。これは元文化庁長官、故 河合隼雄氏が率先して制作された教科書です。ゆとり教育の影響かとても薄い教科書です。それでも中身は多岐に渡る内容です。ただこの教科書が近年十分活用されているか疑問です。何故なら河合氏が亡くなられてから随分と時間が経ち、最近では、全国的に学校でのいじめが目立ちはじめ増加しているからです。道徳の時間は限...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/10/18 10:38

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・ 《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・今日から新たに日々雑感をお届けします。不定期便ですがよろしく。 聴心館では「メンタルケアやうつ・不安などの精神疾患には,投薬以外の治療法もあります」をモットーに業務を展開しています。 投薬というと,薬には大きく分けて2つのタイプがあることはご存じのことと思います。ひとつは,病気の原因に作用して治療する「治療薬」。そして,もうひとつには,痛み...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/10/25 15:48

ジョンFケネディに思う

最近購読した本の中にジョンFケネディ、神話と実像、土田宏著があります。ケネディはアメリカ大統領として実に有名で現在の米駐日大使に娘のキャロライン、ケネディさんがおられます。1960年にアメリカ大統領として1000日あまり公務につきました。1960年は私が生まれた年でもあります。彼が取り組んだ偉大な業績は今でも人々の心に残っています。この本の中には彼の実像がよく描かれていて、特に病弱で常に病魔と闘い...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/10/31 16:29

気づきの大切さ

クライエントさんカウンセリングを続けていると、ある時、こんな事で自分は今まで、つまずいていたんだという事が明白になってきます。なぜならクライエントさんは自分の心の中で世界を見ているからです。自分の狭い価値観で世界を生きていれば得られるもの、情報は一元的なものに限られます。しかしカウンセラーが多様な世界を紹介、先導すればクライエントさんの世界は広がり、選択技も増えるわけです。精神分析を生み出したフロ...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/11/07 15:54

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした。 先週は,前半が東京,後半が仙台でした。このところ,クライエントさん・患者さんが急増しています。朝10時から夜10時まで,ほとんど目一杯で,認知行動療法を施術しています。仙台では,朝に面接室に入ってから,「あれ昼飯食べたっけ?」と思っている内に,夜も9時過ぎで,「さあ今日最後の一人」という感じです。昨日も,予約が取れなくなった患者...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/17 21:46

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2《一般的によくある相談1》思春期あるいは思春期を目前にしたお子さんの相談のお話でした。 ちょっとしたことで,すぐに怒り出す。衝動性とか,過激性,暴力性,感情性などが問題になります。さて,これにどう対応するかという話でした。 カウンセラーを30年もやっていると,時代の変化をもろに感じます。かなり昔だと「優しい親とそれに反抗する...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/18 21:19

強迫性障害の心理療法

私が初めて心理療法で患者さんを治癒したのは、もう10年前の事です。その時の事を詳しく述べてみたいと思います。当時のクライエントさんは既婚の30代の主婦でした。彼女は毎日、強迫行動に悩まれていました。とにかく不潔な場所や物に触れない。彼女自身が主観的にダメだと思う事については、それを回避してしまうため日常生活に支障をきたしていました。例えば家具に菌がついていたら触れない。洗濯物があれば、きれいなもの...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/12/19 14:59

人生の午後とは

心理学者のユングの考えかたに「人生の午後」というのがあります。これは午前6時〜9時までを幼少期、午前9時〜11時までを青年期、午前11時〜午後1時までを中年期、午後1時〜3時までを老年期にするという例えたお話です。現代は長寿の時代ですから、人生80年と計算して真ん中は40歳頃になります。マラソンで例えれば0歳がスタートで折り返し地点が40歳になり、ゴールが80歳なのです。ここで、なぜこのお話を取り...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2015/02/15 15:20

はじめまして

はじめまして はじめまして。 銀座泰明クリニックの茅野 分と申します。 銀座泰明クリニックは平成18年4月、東京・銀座にて開院しました。心療内科・精神科を標榜し、夜間・土日も診療いたしております。都会で忙しく過ごされている皆様の心身の健康をご援助して参りたいと思います。 これまで「心」の医療は皆様から望まれながらも、十分な提供がされてきませんでした。多くの方々が具合悪いにもかかわらず、適切な治療や援助を受...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:00

受診が遅れてしまう理由(1)

受診が遅れてしまう理由(1) 前回は、患者さんがうつ病を発病しても受診に至るまで2〜3ヶ月かかってしまうことをお伝えしました。身体の病気では考えられない程の長期間を要していますね。今回はこの要因についてご説明させていただきたいと思います。 まず、患者さんがそれを病気であると気づかないことに一因があります。うつ病はその名の通り、気分が鬱々として、意欲がなくなり、何も面白く感じられなくなる病気です。軽症の場合は気分の変化等で済み...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:15

受診が遅れてしまう理由(2)

受診が遅れてしまう理由(2) 次に、患者さんはそれを病気と思っても「心」の病気とは思いたくないという心理「否認」があります。特に日本人には昔から「精神主義」「根性主義」とでも言うべき文化があり、失敗や挫折をして落ち込むことを「弱い」とか「恥ずかしい」「情けない」とか考えてしまいがちです。このため具合が悪くても病院や医師に相談しようとは直ぐに思えないのでょう。確かに精神的な成長のためには失敗や挫折は「心の糧」になりますが、過ぎる...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:16

受診が遅れてしまう理由(3)

受診が遅れてしまう理由(3) 「銀座泰明クリニック」では更に名称から診療科名を外し、「内科・心療内科・神経科・精神科」を標榜しました。敷居を低く・間口を広くして、少しでも患者さんが抵抗を感じないように努めております。内装や接遇もホテルやサロンを意識したアメニティの高さを心がけています。ご希望に応じて保険診療と自費診療とも選択していただきます。心身の不調を感じられている方はお気軽にお越しいただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:18

受診しない代りに〜煙草

受診しない代りに〜煙草 世の中では様々な物質や方法が用いられています。お酒や煙草はその最たるもので、世界中の国々で有史以前から用いられてきました。いわゆる「嗜好品」と呼ばれるもので、一種の「文化」にもなりえていますね。しかしこれらは「精神医学」の立場から見ると立派な「精神作用物質」と言えるのです。いずれも少量で精神を賦活し、大量で鎮静をさせます。しかし薬理作用としては効率が悪く、特に困ったこととして「副作用」を生じます。...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:25

受診しない代りに〜お酒(1)

受診しない代りに〜お酒(1) 前回は患者さん方が受診や服薬をしない代わりに、お酒や煙草をはじめとした嗜好品を用いていることをお話しました。いずれも社会文化として根付いているもので、一概に否定できませんが、気持ちが不安定な時に安定剤や睡眠薬の代りとして用いるのは止めるべきでしょう。特にお酒は睡眠導入剤の代りに用いられることが多いようですが、実際は睡眠が浅くなり、むしろ質を落としてしまいます。また不安や抑うつを一時的に和らげるため...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:31

受診しない代りに〜お酒(2)

受診しない代りに〜お酒(2) それではどの程度の飲酒ならば適切なのでしょうか。いくつかの調査研究によると成人男性の場合、ビール350〜500ml/日位が最も健康的であると言われています。しかしお酒に弱い方や女性の方はより少ない量となるでしょう。そこで以下のような質問もご参考にして下さい。世界的に用いられているスクリーニングテストです。 1. あなたは今までに自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか? 2. ...(続きを読む

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:50

受診しない代りに〜お酒(3)

受診しない代りに〜お酒(3) しかしそのような方も、自分だけは大丈夫だろうと思うかもしれません。と言いますのは、アルコール依存症という病気はなかなか自覚(病識)を伴わないのです。周囲は問題だと思っていても、本人はそれを認めようとせず、飲酒を止めないで、病院へ行こうともしません。このような考え方は「否認」と呼ばれ、アルコール依存症をはじめとした物質摂取や行動異常を伴う精神障害によく見受けられる現象です。従って治療の入口は、自分で...(続きを読む

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:58

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