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‘鳥の巣’の｢ヘルツォーク & ド・ムーロン｣設計 『PRADA青山』
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表参道駅交差点から南青山を根津美術館の方へ歩いていくと、青南小学校手前にひときわ目をひく、斬新なデザインの建物があります。
「PRADA(プラダ)ブティック 青山店」（写真奥が「Cartier南青山店」）です。
PRADAブティック青山店は、あの北京オリンピックのメインスタジアム（「北京国家体育場・通称『鳥の巣』」）を設計したことで知られる「ヘルツォーク&ド・ムーロン」の設計です。
この独特なデザインは何となくわかるような気がします。
「ガラスでつくられたアート」のようなビルで、夜の闇に建物の照明が漏れて、アーティスティックな光の固まりになっています。
この青山店はプラダ・ブティックの旗艦店です。
大ターミナル駅のブランドエリアにありがちな背の高い建物がくっついているビルイン店ではなく、ビルとビルが、ある程度離れていて、まるで、低層な建物全部がデザインでラッピングされたようです。
思い切りと洗練さがいいですね。
南青山エリアは、都内でも有数のブランドエリアですが、あくせくしないゆったりとしたラグジュアリーさを感じます。
（撮影／ 後藤 一仁）
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