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寅さんのふるさと 「東京・柴又」
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『わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。』 そう、あの寅さんも産湯をつかった、東京・柴又 帝釈天。
写真は映画『男はつらいよ』のなかでよく出てくる、帝釈天入口の「二天門」です。
柴又駅前から帝釈天へとつながる参道にある「とらや」（映画『男はつらいよ』に出てくる寅さんの実家）は実在し、店内で名物・草だんごはもちろん、和食・甘味などを食べることができます。実際に撮影が行われていたので、寅さんが２階へ上がる階段も当時のまま残っています。
この帝釈天は江戸時代より多くの参拝客が訪れる寺でした。今も観光客や参拝する人々が途絶えることはなく、地元の人々にも愛されています。
この帝釈天の近くには、書院庭園を眺めながら喫茶できる「山本亭」や、映画に出てくる「江戸川土手」、「寅さん記念館」、小説などで有名な「矢切の渡し」など、休日をのんびり過ごすにはよいスポットがありますので、ぜひ一度、出かけてみてはいかがでしょうか？
（撮影/ 後藤 一仁 ）
■安藤忠雄氏設計の「表参道ヒルズ」→ http://profile.ne.jp/w/g-3739/
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