最高裁判所に行ってきました。
設計者の岡田新一さん自らお見え下さり
コンペから竣工を経て30年経った現在までの
設計信条を大法廷にて話して下さいました。
さて、写真の左側は本棟の裏側
マッシブな形態はチュニジアなどの
地中海沿岸でよくみられる建築様式(?)
とも重なりますし、Fゲーリーの美術館などの
形態のコトバにも通じますね。
大胆な形の中の繊細さ・・・
雨落としの樋のデザインや
雨が伝わる雨みちの引っ込み・・・
きっと内部は汚れても良いタイルか
磨きの石になっているでしょう。
右の写真は車寄せの歩道と車道の段差処理
機能とデザインが見事に一致しています。
素晴しい!
このコラムの執筆専門家

- 中村 雅子
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社タジェール 建築家・インテリアデザイナー
街並みや生活スタイルから“建築”のあるべき姿を見つけます
2006年、40代半ばで住居兼事務所の建物を創りました。都市部にありながらも開放的な住まいになっています。家づくりを検討されている方にはご案内いたしますので、直接ご連絡下さい。又、環境共生型など様々な新しい試みもしています。
03-5305-2773
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