業績管理手法について - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

山本 憲宏
山本公認会計士事務所 所長
滋賀県
公認会計士
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業績管理手法について

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 現状を把握し、経営目標を定め、経営計画を立てましょう。これが今までのこのブログの話の流れです。

 しかし、上記だけでは不十分であり、実際に行動に移し、実績と計画との際の分析を行い、その対策を立てていくことが必要になります。

 すなわち、目標達成に向けての各段階を計画(PLAN 、実行(DO)、検証(CHECK)、対策(ACTION)のサイクルでとらえていこうとするPDCAサイクルが必要になってきます。

 PDCAサイクルにおいては、まずは経営計画を策定することから始まります。これについては、会社の方向性を決める中期経営計画及び具体的かつ詳細な短期経営計画が策定することになります。

 実際に経営計画に基づいて行動することになりますが、漠然と行動するので行動するのではなく、行動計画管理表を作成し、実績を行動計画管理表に記載していくことが有効です。

 そして、行動計画管理表に記載された実績と当初の計画値とを比較確認する作業が必要となってきます。これについては、毎月実施していくことが求められます。また、行動計画管理表での管理以外に、月次決算に基づく会計データーで計画値と実績値を把握していくことも必要です。

 最後に、実績と計画との差異を分析し、とるべき対策は何か、計画自体の修正が必要かなどの検討をしていくことが必要です。各部署事態の対策は毎月実施していくべきでしょうが、会計的な対応や経営計画の修正については、四半期ごと、すなわち3ヶ月ごとでの対策で十分ではないでしょうか。
 毎月の業績検討については、各部署において実施し、全社的な業績検討会は四半期ごとに実施するという方法も1つの手段だと思います。

 

 具体的な業績管理手法についてのご相談は是非山本公認会計士事務所までお問い合わせください。

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