- 山本 憲宏
- 山本公認会計士事務所 所長
- 滋賀県
- 公認会計士
対象:会計・経理
現状把握するためには、自計化が必要であり、またSWOT分析により現状を把握することができます。現状を把握すれば次なる打ち手が見つかります。次なる打ち手を考える経営戦略としては様々な方法があります。この戦略を現場に落とし込む方法としては、「戦略マップ」を利用した手法があります。
最近のブログの投稿はこういう話を書かせていただきました。
しかし、ある意味経営戦略は企業をどういう方向にもっていきたいのか、というビジョンがなければその場限りの経営戦略になってしまい、有意義なものとはいえません。
経営理念は組織を一体化させる効果があります。経営理念が組織の行動規範となり社長のみならず社員に浸透してこそ初めて意味のある経理理念になるのではないのでしょうか。
そして、この経営理念を中長期的に実現すべき目標として「経営ビジョン」が必要となり、その具体的な道筋としての「経営戦略」が必要となってきます。その意味でも、「経営理念」や「経営ビジョン」は企業にとっても羅針盤の役割を果たすものです。
そして、経営理念や経営計画を幹部や社員に浸透させるためにも、経営に関する方針書、即ち、経営方針書を作成し、社員全員で経営方針書を熟読し、ベクトルをあわせる仕組みを持つことが重要です。
「社訓」は、社長室に大事に掲げるものではなく、常に従業員に見える場所に掲げることが重要です。
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