肉まきおにぎりとフィットネス

　こんにちわ

先ほどYahooを開いたら、ニュース欄に

「肉まきおにぎり元祖が破産へ」

との記事が掲載されていました

　ざっとニュースを見てみると

負債総額は1億6千万円とのことですが、

2010年の売上高が4億5000万円なのに

2011年は2億5000万円と1年間で2億円も減少しているんですね！！

　当時の東国原知事がPRされていたことで有名になり、

ブームが巻き起こったみたいですが、それに伴い類似品が多く出回ったことや

ブームが去ったことが原因の様に取り上げられていました

　僕も2年前に大晦日から元旦にかけて京都へ行き、

知恩院で除夜の鐘を聞き、八坂神社で初詣を行い、

清水寺に行きましたが、その際、八坂神社から清水寺に抜ける途中の

出店で凍える様な寒さの中、肉巻おにぎりを食べたのを覚えていますが、

それが肉巻本舗さんだったのかは分からないですし、

似たようなお店が何軒か出店した様に想います

　この時の清水寺は雪化粧した林がライトアップされ本当にきれいでした

甘酒を飲む当時のもじゃ夫（笑）

　もちろん色々なこだわりがあるのでしょうが

屋台の出店でもパッと作れてしまうくらい

ものスゴク真似されやすい商品ではありますよね

そして、1年間で2億円も売り上げが減少するブームの恐ろしさ……

　僕らフィットネス業界も「ブーム」というものに

大きな影響を受けやすい様に想います

　サーキットトレーニングが流行ったと想ったら

突然、店内を改装してサーキットスペースを創ってみたり

格闘技系のレッスンが流行ったかと思えば

名前を変えただけの似た様なレッスンが

たくさん登場してきたり

　加圧が流行ったと想ったら

「新店には加圧トレーナーの方を優遇します」と言ってみたり

最近はファンクショナルやTRXが導入されている店舗が増えていますね

　もちろん流行を抑えることや、お客様が望むことを導入することは

良い事だと想いますし、～メソッドが良い・悪いということでは無く、

「どういったクラブを創り、どの様な価値をお客様に提供していくのか？」

といった本質的な部分が明確になっておらず

ただ表面的に流行っているものを取り入れ

入会金　0円、　初月月会費0円

そして、小～さな文字で、あまり目立たない様に

※上記のキャンペーンは6か月以上在籍の方に限ります

と書かれているのを見ると、とっても悲しい気持ちになるのは

僕だけでは無いのではないでしょうか？

　僕みたいなスタジオ経営者もそうです

現在、多くのお客様にお越し頂いているからといって

1か月後もお客様がお越しくださるかどうかは分かりません

　常にお客様の事を考え、時流も読みながら

仮説・検証を繰り返し

自分がお客様に提供できる価値を日々高め続ける

それを怠った瞬間から衰退が始まっていくと想います

　上記の事を肝に銘じ

今日も全力で顔晴ります

としお