自計化の必要性 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

山本 憲宏
山本公認会計士事務所 所長
滋賀県
公認会計士
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自計化の必要性

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現状を把握し現状をしっかり分析することで、将来の展望が見えてくる。
現状の把握も、自社や自分の状況だけではなく自分や自社が置かれている環境や自分や自社を取り巻く経済状況、周りの環境もしっかり把握することが必要となる。
もっとも把握できないのが自分や自社の状況であることは多いですね。自分の状況はある意味主観的な価値観が入り込むため、客観的に自分を評価することがなかなか難しくなる。かといって、最も自分や自社のことをわかっているのは、自分であり、社長であるからこそ、その判断が難しくなる。
客観的に一歩身を引いてる。これができたら自分や自社を正確に把握できるようになるだろうし、問題点も見えてくる。そうすれば、解決法も見えてくる。
解決法が見えてこない場合は、次なる手を打てばいいのでしょうね。その次なる手は苦しんで苦しんだ末に見えてくるかもしれません。

企業で置き換えた場合には、自社の状況を把握するためにはまず経理の状況を把握する必要があり、そのためには、自社において適時に記帳し、必要なときに必要な状況を把握できるようにしておく必要があります。そこに自社で経理をすることの必要性が出てくるのです。すなわち、自計化が必要になってくるのです。

変化の激しい今の時代は常に自社の状況を把握し次の一手を考えなければなりません。つまり、決算時だけしか自社の状況を把握できないということはいけないのです。そこに、月次で決算を行うこと、即ち、月次決算が求められてくるのです。
月次決算のためには、月次での減価償却の計上、賞与引当金の計上、債権債務の計上、商品の洗え替えなどが求められてきます。入金での売上の計上、支払での仕入の計上をもってするのはよくないのです。

自計化を行い、月次決算を行うようにいたしましょう。

当事務所は、自計化の支援を行っております。
ご相談は当事務所まで。

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