恋愛セラピストのあづまです。
「まずは、笑顔を向けることから始めよう1」の続きです。
自己を確立したあとの世界
自己を確立するというのは、相手と自分の意見が違っているときに、もちろん相手の迷惑にならないような配慮は必要ですが、基本的には自分の意思を大事にして決定できるということです。
自分のことは自分で決めて、自分で責任を持つ。
相手のことは相手が決めて、本人が責任を持つことを前提として、余計な手出しをせず見守る。
まずは、この段階まで自分が成長できることが大事です。相手と自分が違っていると、距離が離れるような気がします。その時に自信のなさとか、寂しさとか不安が湧き上がってくるかもしれませんが、それに振り回されてしまうのでは、自己を確立できません。
タイプによって、学ぶべき点が違います。
依存的な人(N)は、相手を操作しようとしがちですので、相手の自由意思を尊重することを学ぶ必要があります。
自己犠牲的な人(S)は、相手に合わせてしまい、自分の意思を尊重できなくなりがちですので、自分のことはきちんと自分の意思で決めるようにする必要があります。
そうやって自己を確立する段階まで進むときに、自己を確立していない人たちとの人間関係が切れてゆくことがあります。これを私は「人間関係のデトックス」と呼んでいますが、それを怖れていては、実は前に進めません。
家族や親戚などの場合、簡単に絶縁することはできないでしょうが、それでも、そのような人たちと過ごす時間をどのくらいとるのかは、選ぶことができます。距離をとることはできます。
「まずは、笑顔を向けることから始めよう3」へ続きます。
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